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海峡の鎮魂歌 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2016/02/01 |
| JAN | 9784101341538 |
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海峡の鎮魂歌
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
潜水とか海のテーマが自分にはあんまり刺さらんかったけど、時代背景や歴史をよく調べ上げて書かれた小説やなとは思う。キャラクターは、主人公敬介はあまり好きではないが他の登場人物が魅力的だったし、最終的に相関図がコンパクトで面白かった。
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主人公 泊敬介は函館の潜水夫。昭和9年の函館の大火事で妻子と母親を失う。昭和20年の函館の空襲で大怪我を負い、左足がやや不自由になる。そして昭和29年の洞爺丸沈没で九死に一生を得る。次から次へと災難に襲われる。 そんな災難はなかったほうが勿論いい。けれど、振り返って見た時に、それ...
主人公 泊敬介は函館の潜水夫。昭和9年の函館の大火事で妻子と母親を失う。昭和20年の函館の空襲で大怪我を負い、左足がやや不自由になる。そして昭和29年の洞爺丸沈没で九死に一生を得る。次から次へと災難に襲われる。 そんな災難はなかったほうが勿論いい。けれど、振り返って見た時に、それがあったから、今の自分がこうしていられる、と気づく。 でも、それは何もせずにいたら得られないのだと思う。 「人と人を結びつける絆は、人生の苦難や嵐を乗り越えれば乗り越えただけ、いっそう太くて強固なものになる。ただし、その絆は、人の努力のみによって作られる。」 と敬介の言葉にあるように。 時に投げやりになることもある。生きていても辛いだけだと。けれど、それでも生きて行く。それはきっと1人ではないと分かっているから。何があろうと傍にいてくれる人がいるから。 次々と敬介を襲う苦難に、そこまでしなくても、と思う。でも、だからこそ第三部「鎮魂」のラストに希望を想う。あまりにも都合良すぎる設定かもしれないけれど、現実にももしかしたら起こりうるかもしれない、と静かな感動に包まれる。 読んで良かった。
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海で生きていく主人公がさまざま形で海に向き合っていく。函館の大火と荒れる海、戦争の海の特高隊、青函連絡船洞爺丸事故、その中、子供たちがつながっていく。後半、若干駆け足に感じたが、読み応えのある作品でした。
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