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海峡の鎮魂歌 新潮文庫
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海峡の鎮魂歌 新潮文庫

熊谷達也(著者)

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海峡の鎮魂歌 新潮文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784101341538

海峡の鎮魂歌

¥825

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2022/09/18

海で生きていく主人公がさまざま形で海に向き合っていく。函館の大火と荒れる海、戦争の海の特高隊、青函連絡船洞爺丸事故、その中、子供たちがつながっていく。後半、若干駆け足に感じたが、読み応えのある作品でした。

Posted by ブクログ

2016/06/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大先輩のおすすめ本。普段ならあまり手に取らないタイプの本だったが、これは読んでよかった。 函館の潜水夫、泊敬介を主人公に、函館の大火から洞爺丸沈没事故まで、運命に翻弄される家族が描かれている。終盤いろいろなことが繋がっていき、過去のしがらみや苦しみが解消されていくのに、救われる。過去に踏み出すことが未来につながっていて、希望の持てる話だった。

Posted by ブクログ

2016/04/23

東日本大震災後の小説。 「脊梁山脈」もそうですが東日本大震災は作家の方々に特別なモチベーションをもたらしたように思えます。 災害に生活が翻弄される、または災害によってもたらされる虚無にどう立ち向かうか。 この本を読んでいる今も地震が熊本を襲っている。いずれ自分自身が当事者になるこ...

東日本大震災後の小説。 「脊梁山脈」もそうですが東日本大震災は作家の方々に特別なモチベーションをもたらしたように思えます。 災害に生活が翻弄される、または災害によってもたらされる虚無にどう立ち向かうか。 この本を読んでいる今も地震が熊本を襲っている。いずれ自分自身が当事者になることを覚悟しなければならない。

Posted by ブクログ

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