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職業としての小説家 SWITCH LIBRARY
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | スイッチパブリッシング |
| 発売年月日 | 2015/09/01 |
| JAN | 9784884184438 |

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職業としての小説家
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商品レビュー
4.3
264件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
手に取ったきっかけはこの本に河合隼雄さんのことが書かれていることを知ったから。 私の本の読み方はまるで波乗りなのだけれど、養老孟司さんの著書で河合隼雄さんのことを話されていたので少し気になっていた。本当は河合隼雄さんの著書を読みたいのだけれど、先にこの本が手に入った。河合隼雄さんを調べたときに村上春樹さんと親交があり、本作に河合隼雄さんのことが書かれていると知っていたので、それを読みたいがために読み始めたのだった。 結果、とても面白かった!以下少しネタバレと感想を。 啓示を受けたように作家になった人だった。初期の、小説家になったばかりのときの生き様がなんとも…本業のお店が終わってからダイニングで小説を書いていて…。孤独で苦労ももちろんされているけれど、自由で楽しそうでもあって、ドラマのような人生だ。 デビュー作の秘話も面白かった。最初に書いた日本語の文章がしっくりこなくて、限られた語彙である英語で書いてから翻訳してみると納得できたとか笑 面白すぎる笑 かっこいい 結構、心に刺さる一節が多くあって、たとえば、ちょっと今まで出会ったことがないような人と出会った時に「なんでこのひとはこうなんだろう?」じゃなくて「こういう人もいるんだ〜」って思う柔軟性というか、人や物事をフラットに見る視点というか、学ぶところがある。 それと「あまり結論を急がない」ということ。世の中にはすぐに決めないといけないようなことはあまりない、というようなことを話されていて、確かにそうだなぁと思う。私はせっかちな方で、すぐに白黒つけたがる方なのだけれど、しばらく曖昧にしておいてあとで調整したり、自分のタイミングや気持ちで動いていけばいいっていう考えの方が、長い目で見ると良かったりする。 そういえば、このエッセイは話し言葉のようで、村上春樹さんが実際にすぐそこで喋っているかのように書かれていて、読んでいてとても心地が良かった。 話を戻すと、また興味深い一節があって、 「いろんな種類の本を読み漁ったことによって、視野がある程度ナチュラルに「相対化」されていったことも、十代の僕にとって大きな意味あいを持っていたと思います。」 村上春樹さんが俯瞰して物事を考えられる原点がここにあるのかなと思う。 村上春樹さんに限らず、中村文則さんも言っていたけれど、やはり小さい頃から沢山本を読んでいる人の頭の中には、色んな人の考えや思いが海みたいに広がっていて、大きい視点で見れるんだろうなぁと思う。 とてもクールだ。 そして今回の目的地だった河合隼雄さんは最後の章に登場。河合隼雄先生は、村上春樹さんにとって、物語を語る上で唯一の共感者、理解者であることがわかった。お互い口にはしないけれど、深いところで繋がっている感じがした。いつか河合隼雄先生の著書も読んでみたい。
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職業としての小説家 図書館からの本が途切れたので、積読の山から一冊。 小説家としての自分を振り返りつつ、自分の小説を書くメソッドやオリジナリティなどの思うところをまとめた一冊。 エッセイ的な要素もありますが、これまでの文壇と一線を画して来たという自負みたいなものをここらでいっちょう書いておこうという感じなのでしょうか・・・ 内容的にはとても参考になりました。特に校正作業の緻密さと根気には脱帽です。 羊をめぐる冒険からの村上ファンとしては、各作品を書いた際のエピソード的なものを知ることができ、再読のきっかけになりそうです。 体に気をつけてこれからも長~く新作を読ませてくださいね。 (騎士団長殺しは予約させて頂きました。あっ第2部も出るんですね。) 竹蔵
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心に残ったテキスト 「身体が素直に感じることに注意深く耳を澄ませるのは、ものを創造する人間にとっては基本的に重要な作業であったのだなと痛感します。」 「自己を相対化することによって、つまり自分の魂を今あるものとは違ったフォームにあてはめていくことによって、生きる過程で避けがた...
心に残ったテキスト 「身体が素直に感じることに注意深く耳を澄ませるのは、ものを創造する人間にとっては基本的に重要な作業であったのだなと痛感します。」 「自己を相対化することによって、つまり自分の魂を今あるものとは違ったフォームにあてはめていくことによって、生きる過程で避けがたく生じる様々な矛盾なり、ズレなり、歪みなりを解消していく─あるいは昇華していく─ということです。」 「気分が良くて何が悪い?」
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