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アルジャーノンに花束を 新版 ハヤカワ文庫NV
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アルジャーノンに花束を 新版 ハヤカワ文庫NV

ダニエル・キイス(著者), 小尾芙佐(訳者)

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アルジャーノンに花束を 新版 ハヤカワ文庫NV

定価 ¥1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2015/03/13
JAN 9784150413330

アルジャーノンに花束を 新版

¥1,045

商品レビュー

4.3

1594件のお客様レビュー

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2026/07/14

この本を読んでチャーリイ・ゴードンの変化の様子が中学生時代の自分の姿と重なった。 自分も昔は頭が悪く、中学生の頃は300人中100番目くらいだった。親に喜んでもらいたい一心で勉強を頑張り、学年で5位以内に入るようになり高校は公立の進学校へ進学し、大学は地元で1番頭の良い国立大学へ...

この本を読んでチャーリイ・ゴードンの変化の様子が中学生時代の自分の姿と重なった。 自分も昔は頭が悪く、中学生の頃は300人中100番目くらいだった。親に喜んでもらいたい一心で勉強を頑張り、学年で5位以内に入るようになり高校は公立の進学校へ進学し、大学は地元で1番頭の良い国立大学へ合格した。 親戚にはよく褒められるし、自分でも学費等の面で親孝行はしていると今でも思っている。 頭が悪かった頃の私は誰に対しても親切にし、クラス内でイジメられている人がいると率先してその子に話しかけてその子がクラス内で孤立しないように心がけていた。 その頃の私はクラスの皆からも好かれていたし、先生からも好かれていた。 しかし、頭が良くなってからは効率的な選択ばかりを優先するようになり、自分が理解出来ない行動を取る人には寄り添うよりもまず自分の意見を主張するようになった。 学級委員長としてクラスをまとめ、先生の意思をくみ取り行動していた自分は、言葉にはしなかったが、自分のことを仕事も勉強も出来る優等生とでも思っていたのだろう。 周りの雰囲気よりも正義を優先し、気が付くと周りには私を好いている人なんて先生以外には居なかった。先日の20歳の集いでも同じ部活で切磋琢磨した仲間以外はあまり話す相手が居なかった。 頭が良くなったこと自体は私の努力の成果だと思っていて後悔したことは一度もない。しかし、頭が良くなったことで調子に乗り周りの人に対する態度を変えてしまったことは今でも後悔している。 チャーリイ・ゴードンは私で、私はチャーリイ・ゴードンだと思う。 日本の政治を見ていても、本当に好かれる主導者は頭が良い人ではなく、他者に寄り添える人だと思う。 長くなってしまったが、この本は他の動物とは違い知能が発達した私たち人間が進化の過程で忘れてはならない事にチャーリイ・ゴードンという1人の男性の人生を通して気付かせてくれる1冊だと思う。

Posted by ブクログ

2026/07/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白い。 アルジャーノンとチャーリーが仲良く過ごしている瞬間が1番輝かしい。ビールを飲んで野球?を応援しているアルジャーノン、それを観察しているチャーリーが微笑ましい。 その瞬間を覚えていてから覚えていないのか分からないが花をたむけ続けたのには心を打たれた。

Posted by ブクログ

2026/07/11

知的障害のある主人公チャーリィが脳手術によって天才的な知能を手に入れる物語。しかし、知能だけが急激に成長し、感情の成長が追いつかないことで、家族との関係や恋愛に葛藤を抱えるようになる。また、天才となったことで周囲とも軋轢が生まれ、知能が高ければ幸せになれるわけではないという現実が...

知的障害のある主人公チャーリィが脳手術によって天才的な知能を手に入れる物語。しかし、知能だけが急激に成長し、感情の成長が追いつかないことで、家族との関係や恋愛に葛藤を抱えるようになる。また、天才となったことで周囲とも軋轢が生まれ、知能が高ければ幸せになれるわけではないという現実が描かれていた。 最も印象に残ったのは、知能が最も高まった時期にチャーリィがたどり着いた結論。 「知能は人間に与えられた最高の資質のひとつですよ。しかし知識を求める心が、愛情を求める心を排除してしまうことがあまりにも多いんです。」 知能を手に入れたからこそ、この言葉の重みが生まれたのだと思う。 ここからネタバレ要注意⚠️ しかしその後、チャーリィは自らが知能の成長と同じ速度で退化していくことに気づく。そして最後には知能を失いながらも、人とのつながりや愛情を取り戻していく。個人的には知能を保ったまま恋人と幸せになるハッピーエンドを強く望んでいたため、とても切なかった。一方で、知能を失っても彼は決して不幸になったわけではなく、むしろ人としての温かさを取り戻し、救われたようにも思えた。 現代の資本主義社会では、成功や知識、仕事を追い求めるあまり、愛情や人とのつながりを後回しにしてしまうことがあるのではないかと感じた。 本作では、知能と愛情を両立した理想的な人生は描かれなかった。しかし自分は、仕事や自己成長を大切にしながらも、人を愛し、人から愛されることも同じくらい大切にできる人生を歩みたいと思った。

Posted by ブクログ

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