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アルジャーノンに花束を 新版 ハヤカワ文庫NV
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2015/03/13 |
JAN | 9784150413330 |
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アルジャーノンに花束を 新版
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アルジャーノンに花束を 新版
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商品レビュー
4.3
876件のお客様レビュー
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白痴のチャーリーが急速に知能を得て、その後急速に失っていく。知らなかったことを知り、見えなかったことが見えるようになって、世界は広がったが、それ故にチャーリーは客観的に自分を見れるようになった。 悲しさを感じることが多かった。 ただチャーリーの性格の変化、周囲(特にアリス)との関係性の変化は興味深く、人について考えさせられた。 人が根元から持つものは優しさなのだと思った。
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2024.11.12〜2024.11.13 「知能」が高いことは本当の幸せなのか。本当の幸せとはなんなのか。 チャーリィは、その人生から「りこう」になることにモチベーションを高くもっている。施術を受けることで知能が高まり、誰よりも賢くなっていく。その過程で、今まで思い出すことのなかった「記憶」やそれを客観的に理解できることができる上の恥ずかしさや怒りなどの「感情」、そして、人間の本能として抱く「愛」などさまざまなものを手にする。 知能が急激に成長する中、感情が追いつかず周りと軋轢を起こすチャーリィ。みんなから好かれたいという純粋な想いをもつ暖かいチャーリィと、誰よりも賢いがために周りが愚かに見える冷たいチャーリィの対比が苦しい。 最後まで読み終えて感じたのは、それでもチャーリィは救われたのではないということ。いわゆる健常者の感覚で言えばとても生きにくく辛い環境であると思うが、最後にチャーリィはパン屋の従業員に守られ、友達をたくさん作りたいと書いている。賢いときには孤独に苦しんだチャーリィは、最後は友達をたくさん作ると彼なりに幸せに向かって進んでいるように思えたからだ。 心が温まるとか、とにかく悲しいとかそういうわけではないが、とても考えさせられる作品であった。
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チャーリーと似たような感覚を私も覚える。過去を振り返るとまるで別人である。すると自分って誰だという気分になる。しかし、それは長い時間をかけて起こった変化であり、それゆえ、受け入れられるのだろう。チャーリーのように短い間に起きてしまうとやはりお互い(過去と現在の自分)に受け入れられないのものなのだろうか。 チャーリーの変化に関して、作者の技量には脱帽。口調や語彙が段々と変化し、ああ変わってしまったと思うが、それ以前の面影も見える。でもやっぱり別人のように感じる。すごい。 チャーリーが退行していく場面、宙に浮いていき、門が狭くて通れない!!みたいな場面、あれがよくわからなかった。何を表現しようとしているのか読めなかった。悔しい
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