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暇と退屈の倫理学 増補新版
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 太田出版 |
| 発売年月日 | 2015/03/01 |
| JAN | 9784778314378 |

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暇と退屈の倫理学 増補新版
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商品レビュー
4.4
163件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この本を「哲学書」というジャンルではなくて「自己啓発」というジャンルにしたのは、自分のこの選択肢に「哲学書」がなかったということもありますが、中身を読んで、いずれ自己啓発になるくらいに勉強になったと思ったので。 高校時代に、倫理の授業習っていてその時に何人かの哲学者が出てきたので、この本を読んだ時に久しぶりにその哲学者が出てきて、懐かしいなぁっと思いました。 「暇」と「退屈」の違いについて書いてあって、「あぁ~なるほどねぇ」と納得することが多かったです。「暇」は客観的な意味を含んでいて、「退屈」は主観的な意味を含んでいる、と考えています。勉強になった本でした。
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遊動生活の名残りで整理整頓ができないのか、と納得。文明が発達して、労働時間が減っても幸福になれないのは悲しいが、現代の情報過多で頭がパンクしている私には腑に落ちるところの多い本だった。
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人間には退屈、虚無といった感覚がつきまとい、それらを消費で埋めようとすると、ますます社会の仕組みに操られてしまう。本書は、こうした構造から目をそらさず、退屈を引き受け乗りこなし生きていく哲学という体験を示してくれる。 読んでいて特に感じたのは、「人間であることはつらいけれど、そ...
人間には退屈、虚無といった感覚がつきまとい、それらを消費で埋めようとすると、ますます社会の仕組みに操られてしまう。本書は、こうした構造から目をそらさず、退屈を引き受け乗りこなし生きていく哲学という体験を示してくれる。 読んでいて特に感じたのは、「人間であることはつらいけれど、そのつらさを理解しながら試行錯誤し生きることで、人間を楽しむことができる」ということだ。試行錯誤するうちに、やがては動物のように一つの環世界に没入する瞬間をじぶんで選び取れる(と信じる)。それは逃避ではなく、成熟した没入の形であり、退屈から目をそらさずに生きるからこそ得られる生の喜びだ。 なお、本書の語り口は非常にやさしい。学部生向け講義がベースになっていることもあり、哲学の専門書にありがちな堅さがほとんどない。難しい概念を扱いながらも、なるべく平易な日本語に落とし込んでくれていて、読者を置いていかない姿勢が心地よい。読み終えてみると、著者が倫理学の第一歩をともに踏み出そう、と手を差し伸べてくれた感覚があって、なんだか素直にうれしくなった。他人にも勧めたいと思える良い本だった。
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