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暇と退屈の倫理学 増補新版
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暇と退屈の倫理学 増補新版

國分功一郎(著者)

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暇と退屈の倫理学 増補新版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784778314378

暇と退屈の倫理学 増補新版

¥1,320

商品レビュー

4.4

153件のお客様レビュー

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2024/09/04

結論に関わるため、「浪費すること」と「消費すること」の明確な違いや、「思考すること」がなぜ他の行為と異なるのか、について、もう少し論じて欲しかった。 とはいえ、何かに関して、問い、論じ、答えを提示する行為では、常に、「なぜそう言えるのか?」と論理の道筋を鼻息荒い反駁と疑惑の目に晒...

結論に関わるため、「浪費すること」と「消費すること」の明確な違いや、「思考すること」がなぜ他の行為と異なるのか、について、もう少し論じて欲しかった。 とはいえ、何かに関して、問い、論じ、答えを提示する行為では、常に、「なぜそう言えるのか?」と論理の道筋を鼻息荒い反駁と疑惑の目に晒されるのだろう。重要なのは、単純に反例を示して否定しようとすることではなく、自分なりの解釈と理解をできれば言語化して人に説明できるようになることだと思う。

Posted by ブクログ

2024/08/31

「暇と退屈」の構造や対策が、主には哲学的ではありますが、人類学的、歴史的、経済学的など、いろいろな観点から考察されています。 結果的には現代人にフィットするような独善的な結論になっているかなぁと思いました。 現在の社会の価値観をベースにしているのでそりゃそうだろうと思いつつ、少...

「暇と退屈」の構造や対策が、主には哲学的ではありますが、人類学的、歴史的、経済学的など、いろいろな観点から考察されています。 結果的には現代人にフィットするような独善的な結論になっているかなぁと思いました。 現在の社会の価値観をベースにしているのでそりゃそうだろうと思いつつ、少し腑に落ちない点もありました。 また、議論の繋ぎ方が雑であったり、哲学者への批判が的外れな部分がある。 特にハイデガーの「第1形式=第3形式」の話しらへんは、イコールではないような気がします。 ハイデガーの言う第3形式は信念的なものや宗教的なものも含むと思うので、第1形式の気まぐれ的な暇つぶしとは、同種の強弱の問題ではないと思いました。(価値観が別世界のものなので) 初めからマイノリティーな価値観を否定的に捉えていて、考察の対象にすらしておらず、現代人的な自由意志や合理的な考えの価値を上位にしているような印象なのが残念でした。 あくまで現代人の、一般的で、普通の人の感覚で書かれた本という感じ。(だから売れるんだろうけど) とはいえ哲学を何も知らなくても、哲学的思考で社会や人間を再認識出来る、とても分かりやすい内容だと思いました。

Posted by ブクログ

2024/06/28

暇とは?退屈とは? なぜ退屈するのか? 消費社会における暇(つぶし)、趣味のありかた。 自分軸で退屈しない人生を歩むために 知っておくべき多くの人が抱えている暇と退屈の問題を 様々な哲学者の引用しながら考察し、分かりやすい例えで解説してくれた。 小説のように読めた哲学の本。

Posted by ブクログ

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