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暇と退屈の倫理学 増補新版
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暇と退屈の倫理学 増補新版

國分功一郎(著者)

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暇と退屈の倫理学 増補新版

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太田出版
発売年月日 2015/03/01
JAN 9784778314378

暇と退屈の倫理学 増補新版

¥1,320

商品レビュー

4.4

176件のお客様レビュー

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2026/08/09

消費とは観念論的な行為であり、限界がなく延々と繰り返していくと言う話が非常に興味深い。近年はありあらゆるものが過剰に供給され、それらを急かされるように消費していくことにどこか空虚さを感じつつも、見ないふりをして「豊かさ」と思い込もうとしていた自分には目を遠ざけたくなる論理だった。...

消費とは観念論的な行為であり、限界がなく延々と繰り返していくと言う話が非常に興味深い。近年はありあらゆるものが過剰に供給され、それらを急かされるように消費していくことにどこか空虚さを感じつつも、見ないふりをして「豊かさ」と思い込もうとしていた自分には目を遠ざけたくなる論理だった。 ユクスキュルの環世界の話(すべての生物でそれぞれ違う「世界」があるので認知できるものは異なる。単一の世界など存在しない)は、当然のことのようにも感じるが、大事な視点である。どんなに理解したつもりでも、それはとても主観的な価値観や世界でのことであることに虚しさすら覚える。

Posted by ブクログ

2026/07/19

「人生は死ぬまでの暇つぶし」 とパスカルが言ったとか言ってないとか。 自分もなんとなくそう思っていたのだが、本書を読み進めるうちに、そのぼんやりした感覚の輪郭が少しずつ見えてきたような、そうでもないような。 400ページ超の長編だけど、哲学書としてはかなり平易で読みやすかっ...

「人生は死ぬまでの暇つぶし」 とパスカルが言ったとか言ってないとか。 自分もなんとなくそう思っていたのだが、本書を読み進めるうちに、そのぼんやりした感覚の輪郭が少しずつ見えてきたような、そうでもないような。 400ページ超の長編だけど、哲学書としてはかなり平易で読みやすかった。 パスカル、ラッセル、ハイデガーとか、いろんな哲学者が「暇」や「退屈」についてうにゃうにゃ考えてきたわけだけど、結局のところ、人間が退屈するのはどうしようもない性質みたいなものなのかもしれない。 だから、退屈を無理になくそうとするのではなく、うまく付き合っていくしかない。たまには気晴らしとかも必要だよね、という話だったような。違ってたらすまん(笑)。

Posted by ブクログ

2026/07/17

哲学の本ということでいかにも難しそうだけれど、これまで読んだ哲学関係の本では1番わかりやすく、面白かった!さすがめっちゃ売れてるだけある。 それでどうなるの?と哲学書なのに先が気になり、まるで面白い小説を読むときのようにスリリングな読書ができた。 人生を楽しみ、とりさらわれる(...

哲学の本ということでいかにも難しそうだけれど、これまで読んだ哲学関係の本では1番わかりやすく、面白かった!さすがめっちゃ売れてるだけある。 それでどうなるの?と哲学書なのに先が気になり、まるで面白い小説を読むときのようにスリリングな読書ができた。 人生を楽しみ、とりさらわれる(=動物になること=夢中になること)のが大事という結論は、自分の考えにピッタリきすぎて、これはわたしのフィロソフィーにもしようと思う。頭の中がパッと明るくなり、現在が照らし出されるような感覚にわくわく。 まあわたしはそれはできているから、本当はそうできない人のために何をするか考えなきゃいけないフェーズではある。まあとりあえずは産まれてくる子供が人生を楽しめるよう、いろんな選択肢をあげるのが大事かな。 〈暇と退屈の経済史〉で展開される、私たちは浪費できず、ひたすら消費するだけになってしまっているという資本主義についての論、〈付録〉の「絶えざる刺激には耐えられないのに、刺激がないことにも耐えられないのは、外側のサリエンシーが消えると、痛む記憶が内側からサリエンシーとして人を悩ませるからではないか」(サリエンシー=精神生活にとっての未だ慣れていない刺激)という論もかなり面白かった。

Posted by ブクログ

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