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キリスト教史(上巻) 初代教会から宗教改革の夜明けまで
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新教出版社 |
発売年月日 | 2002/06/14 |
JAN | 9784400221142 |
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キリスト教史(上巻)
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商品レビュー
5
4件のお客様レビュー
この本では「キリスト教こそ絶対に正しくて、異教徒は間違っている」というニュアンスはまず存在していません。歴史的にその出来事はなぜ起こったのかということをできるだけ客観的に見ていこうという視点が感じられます。 また、この本はそもそも読み物としてとても面白いです。キリスト教史の教科...
この本では「キリスト教こそ絶対に正しくて、異教徒は間違っている」というニュアンスはまず存在していません。歴史的にその出来事はなぜ起こったのかということをできるだけ客観的に見ていこうという視点が感じられます。 また、この本はそもそも読み物としてとても面白いです。キリスト教史の教科書というと、固くて難しい本をイメージしてしまいがちですが、フスト・ゴンサレス『キリスト教史』は一味も二味も違います。
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これは本当に読みやすかった。学生の頃に読んどけばよかったなあ。話の中で年号が省かれていることがあるのがたまに引っかかるくらいで、わかりやすくてすごく勉強になる。別の本を読むときにも参照したりして内容をちゃんと頭に入れていければいいなと思う。しかしこうして読んでみると、中世の教皇周...
これは本当に読みやすかった。学生の頃に読んどけばよかったなあ。話の中で年号が省かれていることがあるのがたまに引っかかるくらいで、わかりやすくてすごく勉強になる。別の本を読むときにも参照したりして内容をちゃんと頭に入れていければいいなと思う。しかしこうして読んでみると、中世の教皇周りの腐敗やごたごたは本当に酷いな…。
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キリスト教の歴史を簡潔つかつ詳しく解説。 非常にわかりやすい…著者も訳者もすごいな! キリスト教はユダヤ教の一派として生まれた。 ユダヤ寄りのキリスト教から乖離し、世界宗教としての素質を得ていくが、元のユダヤ教やローマ帝国による迫害、グノーシス主義との対立、一旦棄教した者をどう...
キリスト教の歴史を簡潔つかつ詳しく解説。 非常にわかりやすい…著者も訳者もすごいな! キリスト教はユダヤ教の一派として生まれた。 ユダヤ寄りのキリスト教から乖離し、世界宗教としての素質を得ていくが、元のユダヤ教やローマ帝国による迫害、グノーシス主義との対立、一旦棄教した者をどう扱うかなどの問題が山積みだった。 コンスタンティヌス帝までは苦渋の歴史を辿る。 この頃は教会ではなく、井戸端や台所などで布教され、貧しい者や奴隷、女性などに広まった。 しかし、実際コンスタンティヌスが洗礼を受けたのは死亡直前。 キリスト教徒の支持を得るために寛容な政策を取ったという点もあるが、ほかの宗教と同じくキリスト教も信じていたと思ったほうがよい。 これ以降は教義についての問題が主流となる。 キリストの人格、本性だとか、マリアについて『神の母』という称号は妥当か、パンに酵母が入ってないものはキリスト教で言うパンでないなど、色々大変。 教皇制度と修道院制度が、キリスト教を支えた。 ローマ帝国の崩壊、異教との対立、教会の東西分裂など、様々な危機が訪れる。 そんな中、東ではロシアの改宗、西ではキリスト教が歴史と密接に関っていく。 イスラム教の発生と対立、エルサレムが奪われ、そして十字軍時代に突入。 この後は中世に入る。 ドミニコ会やフランチェスコ会などが発足。 教皇たちが力を振るう一方で、権力に対抗するものも出現し始める。 また、スコラ学が発達。 ジャンヌダルクの活躍や、教皇のバビロン捕囚、西方の大シスマなど激動の時代を経て、そしてルネサンス期へ。 人間や神が見つめなおされる中、ウィクリフやヤン・フスが教皇の権力と対立、最終的に異端とされ処刑されてしまう。 しかしその活躍は民衆たちのなかに引き継がれていき、宗教改革の土台を作った。 また、アフリカや中国などにも布教を開始。 しかし、現地の習俗を受け入れる方針が批判された。 以上上巻。
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