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死んでしまう系のぼくらに
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | リトル・モア |
| 発売年月日 | 2014/08/27 |
| JAN | 9784898153895 |
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死んでしまう系のぼくらに
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商品レビュー
3.9
84件のお客様レビュー
「敢えて言葉に閉じ込めない」のが写真や絵のいいとこだなと思っていた折に読んで、「なんにもならない言葉」があってもいいんだ、と気づかせてもらった。役に立つ言葉じゃなくたって、伝わらない言葉だっていいじゃない。ほんとうにそう。
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最果タヒさんの詩集ですね。 最果タヒさん(1986年、兵庫県生まれ) 詩人、小説家、エッセイスト。 第三歌集になります。2014年刊行。 第33回現代詩花椿賞の受賞作品です。 短詩と散文詩の構成で四十四篇収められています。 「望遠鏡の詩」 死者は星になる。 だか...
最果タヒさんの詩集ですね。 最果タヒさん(1986年、兵庫県生まれ) 詩人、小説家、エッセイスト。 第三歌集になります。2014年刊行。 第33回現代詩花椿賞の受賞作品です。 短詩と散文詩の構成で四十四篇収められています。 「望遠鏡の詩」 死者は星になる。 だから、きみが死んだ時ほど、 夜空は美しいのだろうし、 ぼくは、それを少しだけ、期待している。 きみが好きです。 死ぬこともあるのだという、 その事実がとても好きです。 いつかただの白い灰に。白い星に。 ぼくのことをどうか、恨んでください。 「まくらの詩」 わたしの頬は月に寄り添い、彼は静かに溶けていく 頬につたうその水はいつか海のような夢になり わたしを浮かべて沖へと流す 過去や明日が全て、同じ時間かのように横たわる時 わたしはすべてを忘れ、すべてを知って、眠るの 寝顔が可愛いのは死んでいるからよ、 そうだれかが隣で囁いている 「花束の詩」 私は美しいことを言えない 美しい顔を持たない 美しい服は似合わず あなたに美しい感情を抱かない ただ、あなたが二十年ほど前 どこかの病院で生まれたこと 家族や友人に愛されてきたこと それを推し量ることが出来る 私の人らしさはそこにしかないのです。 死と愛を傍らに置いて、自分を見つめ直す。 赤裸々な感性が迸る詩集です。 『言葉が想像以上に自由で、そして不自由なひとのためにあることを、伝えかった。私の言葉なんて、知らなくていいから、あなたの言葉があなたの中にあることを、知ってほしかった。 それで一緒に話したかったんです。』と、あとがきに綴られています。 詩を読んで、自分に語り掛けて欲しいとのメッセージに重いものを彷彿する詩集ですね(=゚ω゚=)
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最果タヒ作品初挑戦。 一般的な情報伝達や意味づけに利用される言葉の価値に対し、己を表現し解放する芸術として扱おうという気概をひしひしと感じる。 全編を通して「死」の匂いがただよう。死をまとうのは片思いの相手であったり最愛の恋人であったり、私を好きでいてくれるひとであったり様々で...
最果タヒ作品初挑戦。 一般的な情報伝達や意味づけに利用される言葉の価値に対し、己を表現し解放する芸術として扱おうという気概をひしひしと感じる。 全編を通して「死」の匂いがただよう。死をまとうのは片思いの相手であったり最愛の恋人であったり、私を好きでいてくれるひとであったり様々である。 生きることへの希望、というありきたりなテーマには陥らない。死を傍に置いて、そのまま死が付き添う世界を描き出す。 死と並走するのは生ではなく、愛。愛によって死を超克する、なんてことはなく死をまざまざと意識する契機となっている。愛ってすべてを凌駕するとっておきの秘密兵器だと信じている若者には、衝撃の事実を突きつけることになるだろう。 作者は詩を通して特定の誰かに、または読者一人一人に語りかける。個人的な思いを悶々とため込んで熟成させるのでなく、他者に手を差し伸べようとする。死を扱うのに優しい雰囲気を感じるのはこの姿勢のおかげだろう。 本書の作品は限りなく読者に寄り添ってくれる。その優しさに心が救われる瞬間もあるだろう。 だが、辛く厳しい社会は早々に読者を許してくれない。私たちは著者にかばわれる庇護者で永遠にいられず、苦しくても社会と立ち向かう必要性に迫られる。背中を無理やり押してくれる要素を感じたい、というやりきれなさが残る。 現代詩の旗手であることは間違いない。本作品が刊行されたのは2014年。時代の趨勢もあり今読むことでどのような思いが沸き起こるか、みなさん最果タヒの幕開けを今堪能しましょう。
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