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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | リトル・モア |
発売年月日 | 2014/08/27 |
JAN | 9784898153895 |
- 書籍
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死んでしまう系のぼくらに
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死んでしまう系のぼくらに
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商品レビュー
3.9
74件のお客様レビュー
最果タヒさん「死んでしまう系のぼくらに」読了。あちこちでエッセイなどは見かけていたけど詩集は初めて。 現代詩に多い、難解で読み解けないとかは一切なく、若いファンがたくさんついてくる。かつ、現代詩手帖賞も中原中也賞も取れる。 こういう方向性羨ましいな… もっといろんな作品読んでみた...
最果タヒさん「死んでしまう系のぼくらに」読了。あちこちでエッセイなどは見かけていたけど詩集は初めて。 現代詩に多い、難解で読み解けないとかは一切なく、若いファンがたくさんついてくる。かつ、現代詩手帖賞も中原中也賞も取れる。 こういう方向性羨ましいな… もっといろんな作品読んでみたい そしてさらに秀逸なのはあとがき。全文書き出したくなるほど。この矜持、素晴らしい。
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湿度が高く息苦しい詩が続き、あとがきがオアシスみたいに感じられた。自覚の有無はともかく誰もが抱えているであろう曝け出しづらい感情たちを、あえてその部分だけ掬い取っている印象。若さと括るのは烏滸がましい気がするけれど、それと似た無防備な強さを感じた。著者も求めていないだろうが万人受...
湿度が高く息苦しい詩が続き、あとがきがオアシスみたいに感じられた。自覚の有無はともかく誰もが抱えているであろう曝け出しづらい感情たちを、あえてその部分だけ掬い取っている印象。若さと括るのは烏滸がましい気がするけれど、それと似た無防備な強さを感じた。著者も求めていないだろうが万人受けはしなさそうだし、読む側にもエネルギーが要る一冊。
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3年と半年前に買っていたものをようやく開きました。 自分の汚れや捻れ、加虐性に自覚があり、それでいて美しい言葉がとても心地よい。 装丁が綺麗でテンション上がる。絶対に汚したくない。 ポップな表紙もいいけれど、中身は爽やかで薄暗い世界観が素敵。夜明け前の外をレースカーテン越しに見て...
3年と半年前に買っていたものをようやく開きました。 自分の汚れや捻れ、加虐性に自覚があり、それでいて美しい言葉がとても心地よい。 装丁が綺麗でテンション上がる。絶対に汚したくない。 ポップな表紙もいいけれど、中身は爽やかで薄暗い世界観が素敵。夜明け前の外をレースカーテン越しに見ているような雰囲気。 言葉尻の優しさと、不意に飛び出すダークでトゲのある言葉のコントラストがかわいらしい。 ガキンチョの私にはまだ、愛だとか恋だとかがよくわからなくて、共感しづらい作品もあった。 数年後、読み直すのが楽しみである。 そして、あとがきが、とっても良い!
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