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楽園のカンヴァス 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2014/06/27 |
| JAN | 9784101259611 |

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楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァス
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商品レビュー
4.4
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織絵とティム。ルソーという画家が描く芸術に魅せられた二人が、見たことのない彼の絵を目の当たりにし、彼の人生や二人を取り巻くさまざまな思惑の中でも決してブレない「友だち」への思い。子を宿し、母となる覚悟をとっくに有している彼女は、母である前に研究員である。奇しくも男もまた研究員であ...
織絵とティム。ルソーという画家が描く芸術に魅せられた二人が、見たことのない彼の絵を目の当たりにし、彼の人生や二人を取り巻くさまざまな思惑の中でも決してブレない「友だち」への思い。子を宿し、母となる覚悟をとっくに有している彼女は、母である前に研究員である。奇しくも男もまた研究員である。ルソーを愛し、ルソーに全てを捧げる二人が立ち会った、数十年にも及ぶ壮大な愛の物語とその結末、そして二人が迎えた世界の話にはひたすらに美しいと思わされた。 自分には芸術のことは分からない。中学生で美術館へ行った時には、その大きさにすごいとしか思えなかった。この物語はフィクションかもしれないが、現実の中にもフィクションとしか思えないほど、美しい物語が、一枚の絵によって包み込まれている事を私は知った。この世に存在する芸術の一つとして、世界中の人々が魅了されているアートを見て、感傷に浸れる人間になりたいと心から思った。
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大好きな原田マハさんの物語! 楽園のカンヴァス 絵画の知識は全くない私でも 楽しい時間になるかな?と少し不安な気持ちも あるなかで本をひらきました。 早川織絵さんは美術館の監視員の仕事を しています。仕事で毎日作品を観て 深く名画と向き合い続ける生活をしていました。 ...
大好きな原田マハさんの物語! 楽園のカンヴァス 絵画の知識は全くない私でも 楽しい時間になるかな?と少し不安な気持ちも あるなかで本をひらきました。 早川織絵さんは美術館の監視員の仕事を しています。仕事で毎日作品を観て 深く名画と向き合い続ける生活をしていました。 ニューヨーク近代美術館の アシスタント・キュレーター五年目の仕事を している ティム・ブラウン 。 物語はこの二人が伝説のコレクター コンラート・バイラー氏の依頼で ルソーの作品 夢をみた の真贋を見極める中進んでいきます。 そしてこの勝負の勝者に今後本作の 「後見人」として取り扱い権利を譲渡すると。 ただし、調査のためにしてもらいたいことが、 ひとつだけある、と言われてさしだされたのが 一冊の小さな古書でした。 7章から成る物語。 それを1日一章、読んでほしい。 7日目に判断してもらう。 この作品が真作なのか、贋作なのかを ティムは混乱と不安と そしてとてつもない興奮を。 織絵も目は燃えていて ぞくりとするほど冷たい美しさでした。 物語の中での絵画についての美しい描写、 そこから受けるさまざまな感情、 ピカソの 鳥籠 ルソーの 夢 など 私なりに物語から得た印象で名画を 思い浮かべながらの凄く楽しい時間でした。 ネットでも検索してみたりしながら。 そして、ここからの7日間の物語はとっても 楽しくてワクワクする時間でした。 1日一章読み進めるたびに受ける感情 二人の作品に対する意見を述べ合う時の 美しい火花。 こんなふうに心の底から絵画と向き合う 二人が凄く羨ましく思いながら いつのまにかとっても深く物語の色彩の中に はいっていて、それがとても心地良かったです! 読み終えて美しい色彩の中で とっても素敵な読後感でした。 物語の中で 織絵さんが真絵さんの言葉で 瞬間、息を止めた事。 そのひと言こそが真理だった。 モダン・アートを見出し、 モダン・アートに魅せられた幾千、幾万の 人々の胸に宿った言葉。 生きてる 絵が、生きている。 とっても素敵な物語に出会えて本当に 良かったです♪^_^
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「楽園のカンヴァス」を通して私が強く感じたことは、原田マハさんが本書に込めた「情熱」が、ルソーという一人の男が「夢」という2作に込めたものと通じるものがあるということだ。原田マハさんは本書を通して、自分が今まで体験した美術(アート)の素晴らしさ、そしてそこに宿っている深遠なる魅惑...
「楽園のカンヴァス」を通して私が強く感じたことは、原田マハさんが本書に込めた「情熱」が、ルソーという一人の男が「夢」という2作に込めたものと通じるものがあるということだ。原田マハさんは本書を通して、自分が今まで体験した美術(アート)の素晴らしさ、そしてそこに宿っている深遠なる魅惑を小説に込めたい、誰かに伝えたいと考えたのではないだろうか。まさにその「情熱」が私を射止めた。私は本書に出会う前に原田マハさんの「たゆたえども沈まず」にてゴッホと出会った。私は今までに19年間を生きてきたが本を読むこと、美術を嗜むことは全くの無縁の人生だった。そんなある時にふと入った本屋で「たゆたえども沈まず」が目に止まり、立ち読みを10ページ程したのが私の美術の出会いであり、原田マハさんとの出逢いだったのだ。その後は原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」「常設展示室」など、美術と小説を上手く掛け合わせた原田マジックに誘わられて本書に辿り着く。「楽園のカンヴァス」を読了し、本書の中で起こった冒険を反芻しながら想像を巡らしてみる。なんて有意義な時間だろうか。まるで本書に出てくる「夢のこと」を読んでいるティムと織絵の追体験をしているようだ。あぁこの気持ちを誰かと共有したい、話がしたいと気持ちが募るばかりである。私はこれからも原田マハさんの作品を追っかけて、冒険をするのだろう。
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