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楽園のカンヴァス 新潮文庫
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楽園のカンヴァス 新潮文庫

原田マハ(著者)

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楽園のカンヴァス 新潮文庫

880

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/06/27
JAN 9784101259611

楽園のカンヴァス

¥880

商品レビュー

4.4

1588件のお客様レビュー

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2025/04/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

選書で選んでいただいた作品です。 いつもと違うジャンルの本を読みたいとお伝えしていたため、美術ミステリーはとても新鮮で楽しめました。 美術に関しては一切の知識がなく、読み始めは読み切れるか不安でした。それに加えて、もし自分が修学旅行で美術館に行くことになったらきっと落胆してしまうだろうとまで思っていました。 しかしこの本を読んで、作品にはどれだけ作者の想いや情熱が込められているのか、展示会の開催は数多の人の尽力によって行われているものなのか知ることができ感激し、これまでの自分の考えを反省しました。 「物語」を一緒に読み進めるにつれて、ルソーの人生を一緒に追っているような、「夢」に惹き込まれるような、そんな気持ちになりました。 自分もルソーの作品をこの目で見てみたいし、それほど情熱を注げる美術作品に出会ってみたいものです。

Posted by ブクログ

2025/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2025/4/15 読了 アンリ・ルソーの名作の真贋判定を軸に、二人の研究者の過去と現代と、ルソーの現代とで時空を超えて進んでいくお話しです。 よかった 真贋の判断材料が、出どころ不明の手記?を読むだけ、という難題。二人の研究者が持てる知識で推理していくけれど、その名作の下には、ピカソの絵が! お話しが進んでいくと、さまざまな輩が絡んできて、結局どうなるの!と、読み進めていくと、終盤は答え合わせのようにもやもやが晴れていきました。 楽しく読み進めることができました。 で、「たゆたえども沈まず」の読後と似たような感想になってしまうのですが、 「夢をみた」 は、実在しないのかー!

Posted by ブクログ

2025/04/13

私は美術に詳しくないが、それでも最高に面白かった。 画家、アンリ・ルソー。 ルソーに魅せられた二人の主人公が、とあるきっかけで一つのルソー作品の真贋の講評について対決することになる、というストーリー。 作中の美術界の知識は勉強になったが、それよりも何よりも、とにかく展開が面...

私は美術に詳しくないが、それでも最高に面白かった。 画家、アンリ・ルソー。 ルソーに魅せられた二人の主人公が、とあるきっかけで一つのルソー作品の真贋の講評について対決することになる、というストーリー。 作中の美術界の知識は勉強になったが、それよりも何よりも、とにかく展開が面白い。 ストーリーが転がり出してからは、もう読むのを止められない。 ストーリー終盤に出てくる重要な言葉、「情熱」。 自分も今後の人生、「情熱」をぶつけられるものをたくさん見つけたい。 美術館に行ってみたくなった。

Posted by ブクログ