商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/06/27 |
JAN | 9784101259611 |
- 書籍
- 文庫
楽園のカンヴァス
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楽園のカンヴァス
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商品レビュー
4.4
1415件のお客様レビュー
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織絵が主人公かと思ったら、ティム視点に変わったのが意外だった。織絵にうつつを抜かしすぎではないか。 ルソーの絵の真贋鑑定と、彼にまつわる作中作が謎めいていて魅力的。ルソーの理解者のようなピカソの書かれ方も格好よい。 絵のどういうところに着目しているのかというのも勉強になる。 あの本はフランス語で書かれているのかと思っていたので、大文字がPASSIONと英語になるのは変ではないか。そこはティムの想像だからよいのかな。
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すごく面白かった。美術館の監視員として働く織江が、MOMAの有名キュレーターティムに指名されてルソーの作品の貸し出しに動くわけだが、実はこの2人はある作品を巡って数十年前に出会っていた。夢をみたを評価するにあたり読まされる本の作者が実は、、、。創作なのに、夢をみたって絵は本当にあるんじゃないか、この話自体が実話では?と思ってしまうような面白さ。最後に再会を果たした2人が一体夢の前でどんな話をするのか、その後どうなっていくのか、物語のその先に想像を膨らませると楽しい。 (読書メーターからの転記)
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ミステリーでもあり美術解説でもあり、恋愛小説でもあり。いろいろな要素がある。これだけ書かれたら「ルソー」を見なくてはと思ってします。7日間でのティムと織江の変化が面白い。人は一瞬で変わる力も持っている。それは、自分の力というより他人からの影響が大きいのでは。
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