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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ16
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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ16

マルセリーノアヒース=ビリャベルデ【作】, 平田渡【訳】

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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ16

定価 ¥3,740

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 関西大学出版部
発売年月日 2013/03/01
JAN 9784873545639

聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ

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2018/12/22

 ルーマニアが生んだ傑物、エリアーデ。  彼は若くしてインドに留学し、それが決定的な影響となった。  彼のテーマは、 ・聖なるものの弁証法 ・宗教的なシンボリズム  である。 <聖なるものの弁証法>  聖なるものの対立項は俗なるものである。  しかし、一方でその「聖なるもの」が...

 ルーマニアが生んだ傑物、エリアーデ。  彼は若くしてインドに留学し、それが決定的な影響となった。  彼のテーマは、 ・聖なるものの弁証法 ・宗教的なシンボリズム  である。 <聖なるものの弁証法>  聖なるものの対立項は俗なるものである。  しかし、一方でその「聖なるもの」が「俗なるもの」のなかに現れ、それを「聖体顕現(エピファニー)」と呼ぶ。  人類は古代から、天、太陽、月、水、石、地球、樹木にそれらを見出していた。 <宗教的なシンボリズム>  深層心理学、シュールレアリズム、未開社会の研究が同時代に進んだこともあり、エリアーデはこのテーマを推し進めた。  シンボルとはそれ自体が言語であり、抽象的な思考の代用となり、概念を作り上げる。また、概念がシンボルに意義を与え、いわば循環的なものである。 <聖なる空間>  聖なる空間とは、天井と地上をつなぐ一点であり、古代の住居は単なる住まいではなく、この空間を模して行われた。  人は、”中心”に少しの時間でも存在することで、”俗”を超えたいという欲求を満たしてきた。 <聖なる時間>  直線的ではなく、循環する。  世界の開闢期で停止しており、何度も繰り返すことができる「永遠なる現在」である。これを定期的によみがえらせる儀礼が、「祭り」である。

Posted by ブクログ

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