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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ 関西大学東西学術研究所訳注シリーズ16
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 関西大学出版部 |
発売年月日 | 2013/03/01 |
JAN | 9784873545639 |
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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ
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聖なるものをめぐる哲学 ミルチャ・エリアーデ
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ルーマニアが生んだ傑物、エリアーデ。 彼は若くしてインドに留学し、それが決定的な影響となった。 彼のテーマは、 ・聖なるものの弁証法 ・宗教的なシンボリズム である。 <聖なるものの弁証法> 聖なるものの対立項は俗なるものである。 しかし、一方でその「聖なるもの」が...
ルーマニアが生んだ傑物、エリアーデ。 彼は若くしてインドに留学し、それが決定的な影響となった。 彼のテーマは、 ・聖なるものの弁証法 ・宗教的なシンボリズム である。 <聖なるものの弁証法> 聖なるものの対立項は俗なるものである。 しかし、一方でその「聖なるもの」が「俗なるもの」のなかに現れ、それを「聖体顕現(エピファニー)」と呼ぶ。 人類は古代から、天、太陽、月、水、石、地球、樹木にそれらを見出していた。 <宗教的なシンボリズム> 深層心理学、シュールレアリズム、未開社会の研究が同時代に進んだこともあり、エリアーデはこのテーマを推し進めた。 シンボルとはそれ自体が言語であり、抽象的な思考の代用となり、概念を作り上げる。また、概念がシンボルに意義を与え、いわば循環的なものである。 <聖なる空間> 聖なる空間とは、天井と地上をつなぐ一点であり、古代の住居は単なる住まいではなく、この空間を模して行われた。 人は、”中心”に少しの時間でも存在することで、”俗”を超えたいという欲求を満たしてきた。 <聖なる時間> 直線的ではなく、循環する。 世界の開闢期で停止しており、何度も繰り返すことができる「永遠なる現在」である。これを定期的によみがえらせる儀礼が、「祭り」である。
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