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ニーチェ ニヒリズムを生きる 河出ブックス
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2013/02/12 |
JAN | 9784309624525 |
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ニーチェ
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
後半はよく分からなかったが、僕の抱えていた世のニーチェ論への疑心を解き明かしてくれたような本だった。やっぱり絶望しかないよな!なお、この本を読んで『ニーチェを学んだ』などとはとうてい言えない。「中島義道を学んだ」と言え。
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ニーチェの思想を「真摯に」解説している。 特にニーチェの心の叫び(?)のように、キリスト教を中心とした既存の価値への怒りという背景/文脈やツァラトゥストラが超人(を志向/候補)でありつつ、人間的に揺れ動く、超人たりえない姿を描く。 別書である明るいニヒリズムと同様に、どこまで...
ニーチェの思想を「真摯に」解説している。 特にニーチェの心の叫び(?)のように、キリスト教を中心とした既存の価値への怒りという背景/文脈やツァラトゥストラが超人(を志向/候補)でありつつ、人間的に揺れ動く、超人たりえない姿を描く。 別書である明るいニヒリズムと同様に、どこまでも価値や意味の無さと死ぬということは消えるという思想が徹底されている。 その考えは一定は同意しつつ(せざる得ない)、観念論に依るその理路自体が我執の源泉になっているようにもおもう。 私は、身体性を大事にして、関係性や物語のなかに生きる(個に執着しない)こと、そのための方法を考えたい
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「超人のように振る舞うとはどういうことか?」という点を突き詰めていきつつ、ニーチェ研究者や「ニーチェ系」な人物をボロクソに批判する中島義道らしい「青さ」溢れる一冊。 中島義道というとカントが専門のイメージなのだけど、神、理性、超人、そして絶望という4つの概念に対して文字通り「切...
「超人のように振る舞うとはどういうことか?」という点を突き詰めていきつつ、ニーチェ研究者や「ニーチェ系」な人物をボロクソに批判する中島義道らしい「青さ」溢れる一冊。 中島義道というとカントが専門のイメージなのだけど、神、理性、超人、そして絶望という4つの概念に対して文字通り「切り込んでいく」ところが期待通りのおもしろさなのだが、読み進めている意識のどこかで常に「ルサンチマン」という小さなしこりが著者と読者の両者が何となく気になりつつ、という点がおもしろい。 文中にも出てくるネーゲル『コウモリであるということはどういうことか』だが、このコウモリを超人(を目指した「俺たちの」ニーチェ)にしてみた、というノリなのかも、とも思える。
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