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遺伝子はダメなあなたを愛してる
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遺伝子はダメなあなたを愛してる

福岡伸一【著】

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遺伝子はダメなあなたを愛してる

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2012/03/30
JAN 9784023310759

遺伝子はダメなあなたを愛してる

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商品レビュー

3.6

40件のお客様レビュー

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2025/08/21

日々の悩みはどうしても私の思考内で完結してしまい、拡がりが見えない時がある。だから、悩みなんだが。 この本では、生物学的視点でそんな悩みに光を当ててくれる。それを採用するかは人それぞれだが、私にはものすごく刺さって泣きそうになってしまった。哲学や歴史とはまた別の光。 それは内...

日々の悩みはどうしても私の思考内で完結してしまい、拡がりが見えない時がある。だから、悩みなんだが。 この本では、生物学的視点でそんな悩みに光を当ててくれる。それを採用するかは人それぞれだが、私にはものすごく刺さって泣きそうになってしまった。哲学や歴史とはまた別の光。 それは内容もさることながら、福岡先生の華麗なる文章にも力があるんだと、この本で確かめられた。

Posted by ブクログ

2025/05/05

視点にやさしさを与えてくれる本 【読んだきっかけ】 知人に「脳科学と進化心理学にハマっている」と話したところ、「生物学者なんだけど福岡伸一さん知ってる?合うかも」と教えていただいた。 (大阪万博2025で福岡先生のパビリオンが出展されている) 数ある著作の中でも、タイトルに惹か...

視点にやさしさを与えてくれる本 【読んだきっかけ】 知人に「脳科学と進化心理学にハマっている」と話したところ、「生物学者なんだけど福岡伸一さん知ってる?合うかも」と教えていただいた。 (大阪万博2025で福岡先生のパビリオンが出展されている) 数ある著作の中でも、タイトルに惹かれて本書を手に取った。 自己肯定感が著しく低かった私が、すこしずつ自分を認められるようになりつつあったタイミングで、後押しをしてほしかったのだと思う。 【感想】 タイトル的に生物学的観点から自己肯定について語る本かと思っていたが、そういった意図の本ではなく、週刊誌AERAの連載コラムをまとめたものであった。 生活のふとした場面でわき起こるささやかな疑問について、福岡先生がこたえていく…という内容。そのためひとつひとつは短くてサクサク読めるが、あらゆる日常を投げかけているので幅広いシーンに生物学者から見た、新たな視点を与えてくれる。 ありふれた日常に、やさしさのまなざしフィルターをかけると世界がどのように見えるのかを示してくれる本。 【以下、本文引用を含む感想】 卵子提供してまで子孫を残さなくてはならないか?という問に対しての応えがとても印象に残った。 ─以下引用─ 確かに生命体は子孫を残すように作られています。しかしそれは生物としての義務ではありません。生き物には、繁殖に成功しないで一生を終える個体はたくさんいますが、子孫を残せなかった個体にも罰や不利益はありません。種全体で一定数の繁殖が起きていればよいのです。その点、人類は安泰です。ですから私はこう思うのです。 遺伝子は私たちに子孫を残せと指令しているのではなく、むしろこう命じているのです。自由であれと。 ─引用ここまで─ 自身もアラフォー女性でありながら、子どもがいないという後ろめたさを多少感じながら生きていたので、この視点に心が救われたところがある。 また、あとがきやカバー折り込み部分にも「自由であれ」と再掲しているので、本書のいちばん触れたいことは、遺伝子(性別)の役割に縛られることなく、心も身体も自由であっていいということではないかと思った。

Posted by ブクログ

2021/02/18

人間に必要なタンパク質は全て自ら作り出すことができる。すっぽんを食べたからコラーゲンでお肌ツヤツヤは、確率的に非常に低い。プラシーボ効果はあるかもしれないが、外来コラーゲン(食べたすっぽん)とヒトのコラーゲンとアミノ酸配列が違う。これはお賽銭として投じた硬貨が巡り巡ってタクシーの...

人間に必要なタンパク質は全て自ら作り出すことができる。すっぽんを食べたからコラーゲンでお肌ツヤツヤは、確率的に非常に低い。プラシーボ効果はあるかもしれないが、外来コラーゲン(食べたすっぽん)とヒトのコラーゲンとアミノ酸配列が違う。これはお賽銭として投じた硬貨が巡り巡ってタクシーのお釣りとして財布に戻ってくるようなものというたとえが、面白い。同じ価値でもでももはや違うお金。 コラーゲンでお肌ツヤツヤ!というのは生物学的に髪の毛を食べたら髪の毛が、ふさふさ!と同じ主張というのもわかりやすい。

Posted by ブクログ