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レーン最後の事件 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2011/09/23 |
| JAN | 9784042507185 |

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レーン最後の事件
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商品レビュー
4.2
30件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レーン四部作最終作。 シェイクスピアの貴重な本が博物館から盗まれるも、なぜか送り返されてくる。なぜ犯人はそんなことをしたのか?失踪した警備員は? 博物館に入ってきた泥棒が、依頼主から盗みの依頼を受けたことを自白し、その依頼主の家へ向かい、事件の真相が見えてくる。 ある日、家の使用人から緊急で電話があり、向かってみると家が荒らされていた。犯人が何人かいるような状態になる。爆発も起こる。すると地下室から死体が発見され……。 エールズとセドラーが双子かもしれないなというのはある程度予想してたので驚きはなかった。どっちがどっちなのかを暴く色覚異常の解決は面白かった。 ペイシェンスとロウの色恋は合わなかったというかベタベタすぎるし性急すぎるなと思ったが、まあ1930年代の作品だしな……。ついでに娘の色恋にピリつくサム警視もコテコテだなと思ったが、これもまた1930年代作品だからな……。 盗んだ本に挟まっていた紙に何が書かれていたのか?何がそんなに欲しくて盗んだのか?の答えが、シェイクスピア直筆の殺されるかもしれないという記述で、その相手がセドラーの祖先だった。うーん、なるほどではあるが……。 後半で人が死ぬまで、まあ本の中身が抜き取られてなぜか警備員が失踪してるだけなんだよなと思っていて、あまり面白さは感じてなかった。物語に「手がかり」になる部分が少なく、読んでいて暇に感じていた。 これ双子が互いに色々してたっぽいけど斧男は誰なんだ……?という謎に対する解答がこの作品、そして四部作の一番のトロ部分だと思う。 名探偵が犯人とはな~……。最後の最後で、レーンが耳が聞こえないことが犯人である決め手になるとは。シェイクスピアの引用しまくってたことが効いていた。双子の謎が明らかになった後の、じゃあ斧男は誰だったんだ……?キャラ的にレーンくらいしか残ってなくないか……?とじわじわ「その時」がくるのが近づいているなと感じられるところが面白かった。レーンならシェイクスピア直筆の手紙を守るために人殺すくらいやりそうだしな……という。 道中の展開に面白みはあまりなかったが、四部作の締めとして名探偵が犯人でしかも自殺して終わるというのは中々ない幕切れだったし、”悲劇”四部作としてよかったと思う。
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半分くらいまで、犯人が何がしたいのか目的はなんなのか分からない。 目的が分かって面白さが増していく。 このレーン最後の事件はこれだけ読んでも楽しめるけどX、Y、Zを必ず読んでからのが絶対に楽しめる。 これはまた再読したい。本当に好きな小説に出会った。読むの時間かかるけど。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ドルリー・レーンシリーズのラスト。冒頭の意味不明な男の登場から、ゆるゆると話は進み、ラストはとんでもない終わりに。このラストを読むと、ドルリー・レーンとは素晴らしい天才俳優なのか、卓越した頭脳を持つ探偵なのか、それともすべての人心を操る悪魔なのか、と思わせてしまうのがとてつもなく恐ろしい。今までの彼は犯罪を許さない正しき人だと思っていたのに、今回ばかりはそうでは無かった。彼は純粋にシェイクスピアの遺物を守ろうとしただけなのかもしれない。でも彼は過ちを犯してしまった。正直に言うとこのラストを読むまで、このシリーズはそこまで面白いと思わなかったが、これで評価がひっくり返ってしまった。探偵役が犯人、というのは今では割とあるけれど、当時ではかなり衝撃的だったんじゃないかな。だからこそ今現在でもこのシリーズが愛されてる一因になっているのだろう。最後まで読んで正解だった。面白かった。
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