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レーン最後の事件 の商品レビュー

4.2

25件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    13

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2026/02/12
  • ネタバレ

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実は双子でしたオチは禁じ手だと思うしドルリーレーンがいざとなれば犯罪をも躊躇しない人物なのは過去作で知っててもこのオチはつまらないなあ… Yの悲劇が4部作では一番面白かった

Posted byブクログ

2025/09/29
  • ネタバレ

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失踪、本のすり替え、襲撃など色々な謎や事件が次々と起こり展開が面白かった。終盤にかけて緊張感も高まり一気に読み進められた。 謎の多さの割に殺人事件はかなり後半になってから起こり、被害者は1人。事件全体の犯人的なポジションはセドラー兄弟だけど、誰も殺してはいないので、殺人までやったのはレーンだけ。そのことがさらに気持ちを重くする。 タイトルや登場人物の部分で最後レーンとの別れもこうなるんだろうなと覚悟はしていたけど、それでもやっぱり寂しいなぁと思う。レーンのこと格別大好きというわけでもなかったと思うけど、名残惜しい。ブルーノ検事(知事?)も出てこなかった…。 ペイシェンスとロウは2人とも全く好きになれなかった。

Posted byブクログ

2025/07/29

ドルリー・レーン4部作の最終作。4部作でも『Xの悲劇』と『Yの悲劇』の2作と『Zの悲劇』と本作『レーン最後の事件』の2作は随分と毛色が違う。なぜならX→Zまで10年の歳月が流れており、レーン氏の衰えがうかがえるのと、『Zの悲劇』からペイシェンスという女探偵が登場するが、その存在が...

ドルリー・レーン4部作の最終作。4部作でも『Xの悲劇』と『Yの悲劇』の2作と『Zの悲劇』と本作『レーン最後の事件』の2作は随分と毛色が違う。なぜならX→Zまで10年の歳月が流れており、レーン氏の衰えがうかがえるのと、『Zの悲劇』からペイシェンスという女探偵が登場するが、その存在が大きい。特にZではペイシェンスの一人称によって語られる。自分はどちらかというと最初の2部作が好きで、こちらのほうが出来が良いように思われた。もちろん本作も面白いのだが、派手な事件ではなく、シェイクスピアの稀覯本が盗まれただの、すり替えられただのという窃盗事件や人探しが中心で、多くの謎が発生する事はするがミステリ小説ではお馴染みの殺人事件が中々起きない。やっと発生するのが25章になってから。全部で30章なので、かなり後半である。しかしさすがはクイーン。最後まで読むとかなり大きな驚きがある。驚愕のラストはこれぞ、「予想のつかない犯人」の決定版といえる。詳細→ https://takeshi3017.chu.jp/file10/naiyou17405.html

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2025/07/29
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一卵性双生児なら色覚特性も共有するはず、という医学的な間違いはあるし、全体的なまとまりのなさは気になる。 ロウがしばしば女性蔑視発言するのも古臭いし、ペイシェンスもふらふらしすぎだ。 しかし第三の男についての最終推理は鮮やかだった。鳴り続ける時計のアラームが耳に聞こえるようだ。

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2025/03/18
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ドルリー・レーンシリーズにせよ国名シリーズにせよ、エラリー・クイーンが提示する「謎」や伏線はどれも巧妙で面白い。 サム警視に風変わりな依頼をする奇抜な髭の男、盗まれた本とそこに隠されていたシェイクスピアの7つ目の署名、双子の容疑者…など挙げればキリがない。ペイシェンスやロウをはじめ、忙しない登場人物が多い中唯一ゆったりと構えたドルリー・レーン氏。シリーズを通して、この存在の温かさをずっと感じてきた。だからこそ、読み進めるうちに「まさか」という感情が徐々に這い上がってくる。この感情を味わえる作品は本当に稀で、個人的にはクリスティの例のフェア論争がなされる作品以来だった。この感情を味わえるのも、先の三作があってこそだと思う。 翻訳はもちろんのこと、越前敏弥氏のあとがきも素晴らしい。読み終わると、心にぽっかりと穴が空いたような気分になってしまう。個人的には『Yの悲劇』が一番好きだが、やはり越前氏の言うように四作揃って一作品であり、ランクをつけるのはナンセンスなのかもしれない。

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2025/03/19
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事件そのものがなかなか面白い。 7色の髭を持つ奇妙な老紳士から価値のある内容が入った封筒を預かるだけの奇妙な依頼の冒頭から、希少価値の高い本が偽物とすり替えられているかと思いきや、なぜかもっと希少価値の高い本に変わっており、さらには小包で盗まれた本来の本も戻ってくる。 Zではペイシェンスが苦手だったが、今作では既に馴染んだメンバーなのもあってそこまで邪険には感じないものの、それはそれで、女性がメインの登場人物となるやいなや、すぐ恋愛要素に持っていきたがる感じがまた苦手だった。 男のアプローチの仕方も痛い。 ネタバレ↓ 虹色の髭は色覚異常、アラームが解除されていない時計は聴覚異常、シェイクスピアの貴重な手紙を巡り、斧男という闖入者。 X、Y、Z、そして本作という、シリーズの締めくくりとしては納得のいく終わり方だった。 今作はペイシェンスが主に探偵役として話が進み、結末を終えて改めて、レーン氏からペイシェンスへのバトンタッチという感じ。

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2025/02/02

まさしく悲劇4部作の最後を飾るに相応しい謎に満ちた作品だった。物語終盤のあの衝撃はXの悲劇、Yの悲劇に引けをとらなかった。もし、有名だからとXやYで止まっている人がいるのなら、ぜひZも読んだ上でこの作品を読まれることを勧めたい。 不可思議な色の顎髭の男、謎の文字列、数百万ドルの...

まさしく悲劇4部作の最後を飾るに相応しい謎に満ちた作品だった。物語終盤のあの衝撃はXの悲劇、Yの悲劇に引けをとらなかった。もし、有名だからとXやYで止まっている人がいるのなら、ぜひZも読んだ上でこの作品を読まれることを勧めたい。 不可思議な色の顎髭の男、謎の文字列、数百万ドルの価値ある秘密、そして最後に待ち受ける事件の驚くべき真相とは!!

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2024/05/29
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ゴードンとペイシェンスの会話は、ゴードンがペイシェンスを馬鹿にしていたりと仲良いんかって感じだった。最後の結末はびっくりだったけど双子のところは気づいてしまった。シェイクスピアの知識がある人はより楽しく読めそう。

Posted byブクログ

2024/01/05

シリーズを読み始める前はこんなに凄まじいシリーズだとは全く予想してなかった 他の三作品に比べると登場人物が少ない

Posted byブクログ

2023/05/13
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☆4.0 X、Y、Z、最後の事件と必ず順番通りに読むことをおすすめいたします。 そしてできれば、あまり間を置かずにシリーズ一気読みが推奨であります。 ああ、なんと静かな幕切れだったことか。 私立探偵として活躍するサム元警視と娘ペイシェンスの事務所に奇妙な依頼人が訪れた。 帽子をかぶり、黒や青や緑の濃淡の付いたおかしな顎髭と、青いサングラス。 明らかに変装している痩身長躯な男だ。 その男は現在巨額の価値を持つ秘密を探っており、その手がかりを入れた封筒を預かって欲しいと言う。 そして自分の無事を知らせる定期連絡がなかった場合に開けてほしいと。 千ドルもの依頼金を提示され、受けることにはしたものの、なんとも怪しい依頼に戸惑い、いたずらの可能性も考えたサムとペイシェンスだが、一度目の定期連絡も無事に終えたので、そのまま依頼を続行することにした。 同じ頃、サムの知り合いの元警察官で今はブリタニック博物館で警備員をしているドノヒューが、行方不明になっているので探してほしいとの依頼が舞い込む。 調査のために訪れたブリタニック博物館では改修工事をしており、新しく寄贈されたシェイクスピアの稀覯本を展示する部屋が作られていた。 置かれているガラスケースの破損から、稀覯本のすりかえが発覚。 しかし、おかしなことに元の稀覯本よりも価値の高い貴重な稀覯本がそこには残されていた。 おそらくドノヒューはすりかえた犯人を追って行方不明になったと思われた。 サムから協力を要請されたドルリー・レーンも加わり事件を負うのだが…… ドノヒューの行方不明が不穏だけど、前半はわりと軽やかに進む。 ペイシェンスとロウ青年のロマンスとか。 その軽さに騙されちゃうと、後々の展開でウグッてなっちゃう。 読み終わって二周目はもう、部屋が斧でめちゃめちゃなところからずっとウグウグしてた。 二周目、どこまでも心がつらい。 サム元警視がどこまでもサム元警視で、安心するような悲しいような。 どうしてレーンはこの最期なのか。 多分それは、ペイシェンスにわかってしまったから。 推理で完全に説明できてしまう証拠があったから。 なのだと思う。 Yの時には読んでいて確定できる描写がなかったから平気だっただけで(やってる前提で書いちゃってますけど)、行動すること自体にはそんなにもう葛藤はなかったんじゃないかな。 "これがやりたかったんだ"という思いは受け取った。 そして"これに関してグチグチ言わんぞ"という強さと潔さを感じさせるラストだった。 シリーズ通して、わからないことが多い話だったかもしれない。 もちろん事件やトリック、犯人などはすっきりなるほどと面白く読んだけど、精神面では読み取れない部分が自分にはすごく多くて、戸惑いも大きかった。 自分の読解力が足りないからのか、それとも元々そこに力点がないからなのかはちょっとわからん。 お詳しい方々に解説してもらいたい欲がすごく出た作品群だった。 そして何よりとにかく楽しんだ時間だった。

Posted byブクログ