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斜陽 角川文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | 1933年より小説の発表を始め、「逆行」が第1回芥川賞候補となる。新戯作派、無頼派とも称されたあまりにも有名な筆者の戦後のベストセラー。戦後の混乱の中を生きる4人の没落貴族の滅び行く美を描く。 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
| 発売年月日 | 2009/05/22 |
| JAN | 9784041099148 |

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斜陽
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商品レビュー
4
150件のお客様レビュー
ある特権階級の家族の没落。高貴で上品な母を支えになんとか保たれていた兄妹の精神的バランスが、母の死により崩れていく様子が生々しい告白の形で描かれている。 時代に馴染めない生きづらさは現代にも通じるし、そこで生きる生身の人間の本質はいびつで、あまり上等なモノではないかもしれないが、...
ある特権階級の家族の没落。高貴で上品な母を支えになんとか保たれていた兄妹の精神的バランスが、母の死により崩れていく様子が生々しい告白の形で描かれている。 時代に馴染めない生きづらさは現代にも通じるし、そこで生きる生身の人間の本質はいびつで、あまり上等なモノではないかもしれないが、それも含めてひとりの人間としてどう生きるのかは自分自身で決めていくものだ。と思わされる。
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再読了。 私には貴婦人や斜陽族の気持ちはわからない。 だが、津島の抱えていた悩み(本作品はそれが顕著に出ていると勝手に解釈している)に於いては別で、自分の境遇や過去に通ずる生きにくさや心理的隔離を言語によって脳天に撃ち込まれるような感覚。 アイデンティティをマジョリティが殺す。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白いが、誰に感情移入をすれば良いのか、何をテーマとして考えれば良いのかがわからなかった。前半は華族が徐々に困窮していく様子が描かれていたが、後半には恋愛模様が入ってくる。直治の絶望もそこまで描かれることなく、あっさり自殺してしまった。かず子の恋愛も上原に会いにいく前の心情、手紙、会っているときは面白かったが、あっさり終わってしまった印象。解説でも言われているように「膝を叩きたくなるような文章」はなかったように思える。 解説を読んだことで『斜陽』の読み方がわかった。 母と娘がだんだん落ちぶれていく。それと同時にかず子は思想が浅く飲んだくれの上原に惹かれていく。母が結核で死に、直治が自殺した中、醜くても生きる道を模索するかず子が描かれている。暗く繊細で退廃的な太宰が描く生きる決意が描かれている。
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