商品詳細
内容紹介 | 1933年より小説の発表を始め、「逆行」が第1回芥川賞候補となる。新戯作派、無頼派とも称されたあまりにも有名な筆者の戦後のベストセラー。戦後の混乱の中を生きる4人の没落貴族の滅び行く美を描く。 |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/角川グループパブリッシング |
発売年月日 | 2009/05/22 |
JAN | 9784041099148 |
- 書籍
- 文庫
斜陽
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斜陽
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商品レビュー
4
114件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
どんどん落ちていく人生だけどその人生がどこか儚げで美しいと思えた。かず子と直治の愛する人への執着という共通点に緻密なストーリー性を感じた。かず子と直治のとる行動の違いと行き着く最後が切なかった。 この時代にも色褪せない文学だった。
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つまらなくはなかったし、ポンポン読み進められて続きが読みたい気持ちにも駆られたが、なぜこんなにも人気なのか分からなかった。 いつも専門書を読んでいる自分には文学は向いていないと思った。 (自分がこの本を理解できないだけなのに星3をつけてしまうのは申し訳ない)
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私にはヘビの伏線、結局なにを表しているのか完全に理解ができずまた10年後読みたいと思った。 蛇に関する無頓着な行動がお母様に返ってくると言うように見られたが、それは貴族として世間を知らない無邪気さと世間からの厳しい反応を表しているようにも見えた。 またかず子、お母様、直治、上原...
私にはヘビの伏線、結局なにを表しているのか完全に理解ができずまた10年後読みたいと思った。 蛇に関する無頓着な行動がお母様に返ってくると言うように見られたが、それは貴族として世間を知らない無邪気さと世間からの厳しい反応を表しているようにも見えた。 またかず子、お母様、直治、上原それぞれに太宰治が憑依しておりどれにも同じ匂いがした。それがお話を濃くさせていると考えると感慨深い。
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