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みずうみ 新潮文庫
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みずうみ 新潮文庫

よしもとばなな【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2008/11/27
JAN 9784101359328

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商品レビュー

3.8

146件のお客様レビュー

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2026/02/09

半日で一気読み 家族を想うシーンの言葉が美しくて、読みながら泣いてしまった。 吉本ばななさんは何作か読んだけどこれほど苦しくなるお話ははじめて。しかし、扱うものは暗くても言葉が澄んでいてキラキラしているから、途中で止めることなく一気に読むことができた。

Posted by ブクログ

2026/01/28

誰かにお茶を入れる本 人を招き、数ある中から選び添える。 温度や香りが隔てるものを緩め、その人のあるがままに近づける。 ネクタイをゆるめるより、いやがうえにも艶やかでないか。 そこの底にいるときは、その場所にしかない独特の甘みがあるものだ。 たくさんの恋愛で水をやり、人の...

誰かにお茶を入れる本 人を招き、数ある中から選び添える。 温度や香りが隔てるものを緩め、その人のあるがままに近づける。 ネクタイをゆるめるより、いやがうえにも艶やかでないか。 そこの底にいるときは、その場所にしかない独特の甘みがあるものだ。 たくさんの恋愛で水をやり、人の評価を肥料として。 なんだかずっと苦しみが付添う。 電車の中に止まる嫌悪感募る匂いのように、車両を変えようと吸い込んだ毒がじわじわと私を侵すよう。 あたりまえにあると思っていないところが、安心する。その人たちをその人たちとして見ている。 色眼鏡や装飾を隔てず、その人自信を見ようとする。 見られているバレる怖さよりも、心臓の奥の方がじわっと温かく感じる。 この人になら、私を見せられる。そんな人になる。 胸に重い石がつまる。 人がいやなことを相手のために我慢してくれるのは、恋愛の初期だけだ。 人を惹きつけるものはなにか。 私の心にうずまいてた毒を中和した。 気を紛らわして自分の中に収めることには限界がある。 読み取れる感受性だけが、宝なのだ。 それぞれが持つ感受性の幅みたいなものの相互で生まれるものを憎む時があった。 どんな言葉を用いて丁寧に向き合っても、変換方向の違いで全く違うこととして伝わる。 そろそろ好きな言葉だけで話すのに限界がくる。 曖昧が心地よい。 付き纏っていた苦しみの要因が明らかとなり、それを受け入れられる環境が整ったからなのか。 相変わらず、よしもとばななの言葉にばかり惹きつけられ、物語に染み付く香りまでもが私をあたためた。

Posted by ブクログ

2025/11/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほんとうに人を好きになるということが、今、はじまろうとしていた。重く、面倒くさいことだったが、見返りも大きい。大きすぎて、空を見上げているような気持ちになる。飛行機の中で、光る雲の海を見ているような気持ちに。 それは、きれいすぎて悲しい気持ちととてもよく似ている。 自分がこの世界にいられるのが、大きな目で見たら実はそう長い時間ではないと気づいてしまうときの感じに、とてもよく似ていたのだ。 ママが生きているときに通った日々が、まだあちこちに焼きついているようだった。 駅の感じが思い出させる。病院に走る、幸せだった自分が見えるようだ。いつでも幸せは後にならないとわからない。それは匂いや疲れなどの肉体的感覚が、思い出の中にはないからだろう。いいところだけがふわっと見えてくるからだ。 その思い出の中のどこを自分は幸せとしたのか、それは意外な形でよみがえってくる。 「誘拐されるってどういうことかわかる?誘拐した人たちを好きにならなくちゃいけないんだよ。そうしないと生きていけないんだ。 それがどういうことかわかる?」 「僕の抱いていた小さな夢のようなものが、もうこの世には存在しないんだと思ったら、だよ。おふくろそのものが夢だったわけではないんだよ。僕がこの世に生まれてきたその背景だとか、親が僕にたくした希望とか愛情とかに裏打ちされた僕の人生の自由の香り、そうしたものが、その頃、子供の僕の全てだったんだ。」 「洗脳がとけるときのことを、すっきりするとか目が覚めるとか思っている人は意外に多いと思うんだけれど、そんなものじゃない。なんだかだるくて、はっきりしなくて、みじめな感じになるんだよ。実際は。なにもこれから先いいことはないような気持ちだった。それがずいぶん長いこと続いたんだけどね、でも、そのとき暗い山道での僕はとにかく必死だった。自分がばらばらになってしまわないように、まとめておくことで必死だった。」 時間の流れはゆるやかだけど張り詰めた空気、緊張感に満ちていて最後にある人の暗い過去が明らかになってどうしようもない気持ちにさせられる 真剣に生きる人の物語を読むのにはエネルギーを使う、真剣に受け止めなくちゃいけないと思うから

Posted by ブクログ