商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2008/11/27 |
JAN | 9784101359328 |
- 書籍
- 文庫
みずうみ
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みずうみ
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商品レビュー
3.8
141件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ほんとに申し訳ないけど中島くんが重いと思ってしまったし、まだ壊れるほど傷付いたことのない人をどこか馬鹿にしているような感じもある。いっそ突き抜けて楽天的になってくれたらいいのにと思うけど、それにはまだ時間がかかるのかな〜。私は死ぬほど辛い思いした過去があっても前向きな人が好き。 ばななさんの本は大好きだけど、たまにこういうでかい闇のかたまりみたいな作品もあるから気をつけなければ
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言葉の選び方がほんとうにすきだなあ。曖昧でゆらゆらしてるような淋しさを、なんて上手に言葉にしちゃうんだろう。いろんなかたちの愛情が見えた。決して明るくないけどすごくやさしいと思う。
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何気ない日常の中に ふと現れる非日常が綴られている 別離が待っていると分かっているのに 人はどうして触れてみたくなるのだろう… 出逢って 触れて 得て 恋をして… 当たり前のように生きていることが 実は絶妙なバランスの上になりたっていて とても危うい世界の中を 奇跡の連続で...
何気ない日常の中に ふと現れる非日常が綴られている 別離が待っていると分かっているのに 人はどうして触れてみたくなるのだろう… 出逢って 触れて 得て 恋をして… 当たり前のように生きていることが 実は絶妙なバランスの上になりたっていて とても危うい世界の中を 奇跡の連続で 歩んでいるのだと気づかされる… ちひろや中島くんの 慎ましく 誠実で 嘘がないところが好きだな 過去に傷を負ったふたりだからこそ 寄り添いながら 相手を想いやる言葉 一つひとつに 懐の深さを感じる 全ての感情に共感するわけではないけれど ふと見せる断片的な輝きに救われた想いになる… いつも淋しさの果てまで 連れていかれる文章なのに 最後には必ず 心の拠り所を ちゃんと残してくれている ばななさんの言葉たちは 私にとって心を調律する大切な贈り物です
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