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ティファニーで朝食を 新潮文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社 |
| 発売年月日 | 2008/11/27 |
| JAN | 9784102095089 |

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ティファニーで朝食を
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商品レビュー
3.8
425件のお客様レビュー
戦中の40年代ニューヨーク、純粋で既成概念に縛られない自由奔放な女性を描いた物語。心の奥には孤独感が潜むという、今となってはあるあるな展開ではあるが、当時はオシャレで、多くの女性が憧れたらしい。 そもそも5番街のティファニーにカフェは無かったと思うが、調べてみたら2017年に映...
戦中の40年代ニューヨーク、純粋で既成概念に縛られない自由奔放な女性を描いた物語。心の奥には孤独感が潜むという、今となってはあるあるな展開ではあるが、当時はオシャレで、多くの女性が憧れたらしい。 そもそも5番街のティファニーにカフェは無かったと思うが、調べてみたら2017年に映画の影響でブランド初となるダイニングスペース「ブルーボックスカフェ」がオープンしたらしい。銀座にも2025年にオープンしている。 村上春樹さんの訳はとても読みやすいし、解説も素晴らしかった。原作の著者カポーティの「冷血」も読んでみたくなった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
まあ、なんというかこれはもはや村上作品、といってもよいでしょうか。 以前『ロング・グッドバイ』の村上氏訳でも感じましたが、やはり雰囲気が村上氏なのですよ。 『ティファニーで…』はあらすじのとおり、何とも天真爛漫な破天荒な「あばずれ」(あえてこう表現しますが)に皆が魅了されてゆくさまを描きます。 小説家として世間からやや距離をおいた主人公が、女性に振りまわされつつ物語が紡がれるのは村上氏の長編での典型ですが、そういう所もやはり村上氏のお気に入りなのでしょうか。 なお本作は解説も村上氏ということで贅沢この上ないのですが、村上氏はかつて高校の時に原書でカポーティを読んでこんなの絶対に書けないとその洗練さにたじろいだとか。 残念ながら翻訳では原書の流麗さは分からないのですが、村上風『ティファニーで朝食を』を十分堪能することができました。 その他、掌編の「花盛りの家」「ダイアモンドのギター」「クリスマスの思い出」が収録されていますが、どれも味わい深い翻訳でした。 ・・・ ということで、カポーティの作品でした。再読でしたが楽しめました。 村上氏の作品・作風が好きな方はお気に召すのではないかと思います。
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表題作『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンの映画を思い浮かべる人も多いと思うが、そちらは未視聴で読んだ。作中のホリー・ゴライトリーは溌剌としたヘルシーな印象で、自由な猫のようにプリズムが弾け飛んだようなギラギラした瞳をした女性だったので、上品なイメージのヘプバーンが演...
表題作『ティファニーで朝食を』でオードリー・ヘプバーンの映画を思い浮かべる人も多いと思うが、そちらは未視聴で読んだ。作中のホリー・ゴライトリーは溌剌としたヘルシーな印象で、自由な猫のようにプリズムが弾け飛んだようなギラギラした瞳をした女性だったので、上品なイメージのヘプバーンが演じたことが意外だった。実際、著者も映画化の時にオードリー・ヘプバーンがホリーを演じると聞いて、多少不快感を露わにしたとのことだった。 この作品の中にはティファニー以外にも短編が3作収録されている。どれも純真の象徴としての存在が登場し、それが暗いテーマの中で対象物として良い働きをする。以前カポーティの『誕生日の子どもたち』を読んだが、彼はそういう純真さがもたらす悲哀のようなものを描くのが上手いと思う。何より、村上春樹の訳が読みやすくて良かった。
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