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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?
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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?

M.ウルフ(著者), 小松淳子(著者)

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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 合同出版
発売年月日 2008/10/04
JAN 9784772695138

プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?

¥1,980

商品レビュー

3.7

92件のお客様レビュー

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2026/09/18

文字を読むとき脳でどのように情報処理されているかということと,それにより思索が深まり文化が形成されたということを,タイトルではイカとプルーストでシンボリックに表している。 文字の発明はたかだか数千年前で、人類進化からみれば本の少し前のことで、脳に文字を読む特別な部位があるわけで...

文字を読むとき脳でどのように情報処理されているかということと,それにより思索が深まり文化が形成されたということを,タイトルではイカとプルーストでシンボリックに表している。 文字の発明はたかだか数千年前で、人類進化からみれば本の少し前のことで、脳に文字を読む特別な部位があるわけでなく、複数の部位が連携して読字をしている。それは,脳の可塑性の賜物といえる。文字には、音節文字(かな),音素文字(アルファベット),表語文字(漢字)があり,使われる脳の部位も異なっている。したがって言語ごとに,使われる脳の場所が違うことになる。子どもがどのように読み方を身につけていくかが,詳しく紹介されている。ディスレクシア(dyslexia,識字障害)のメカニズムにふれ,通常の識字プロセスとは違うことを説明し,脳の多様性の一つと考えている。歴史的に見れば,ディスレクシアでありながら大きな業績を残した人物がたくさんいることも、これに関係している。 以上は面白いと思ったところを自分なりにまとめてみたところ。いずれも”イカ”の部分であり、”プルースト”パートは,どうも字面を追っただけになったようだ。最近のコンピュータ依存の状況に警鐘を鳴らしているようにも見えた。いずれにせよ、繰り返し読まなければ、理解が深まりそうにない。

Posted by ブクログ

2026/07/05
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※このレビューにはネタバレを含みます

【本の要約(核心)】 本書は、人類が「文字を読む脳の回路」を発展させてきた奇跡を描くと同時に、他人の思考をただなぞるだけになってしまうこと(ソクラテスの警鐘)への危機感、そしてデジタル社会で子どもたちにどう考える力を教えていくかという問いを投げかける一冊である。 【私の脳に火をつけた視点:現代の『思考の浅瀬』】 ソクラテスが文字化によって「人が思考しなくなる」と懸念したこと、ショーペンハウアーが『読書について』で「読書は他人に考えてもらうことだ」と主張したことは、まさに今のSNS社会にそのまま当てはまる。 SNSで炎上しているものを見ると、ショート動画をただ眺め、わずか数百字の情報に対してバイアスをかけ、反射的に誹謗中傷や批判コメントを書き込む人々がいる。彼らは「考えている」のではなく、ただ「印象に反応している」だけではないか。さらに、AIが日常化し、プロンプト一つで尤もらしい答えが得られる現在、私たちはウルフが警告した「深い思考(プルーストの聖域)」を完全に手放しつつある。これから生まれてくるAIネイティブの子供たちに、大人はどうやって考える価値を伝えればいいのだろうか。 【これからのアクションプラン】 1. 「自分の頭だけを使って考える時間」を強制的に作る 日々のジャーナル(手書きノート)をそのための最高の聖域として機能させ、自分なりの思考の確立と方法を他人に共有していく。 2. 「数十万字の本」を腰を据えて読む SNSで文字の総量は増えても、一回あたりの情報が軽すぎる。前後関係や一冊を通したメッセージを追いかける「長編の読書」こそが、思考を取り戻す第一ステップである。 【読後の結び】 同じ本を読んでも、そこから紡ぎ出される思考の結果は人それぞれでいい。むしろ、違った思考結果に辿り着いた人が多いほど、この世界はもっと多様で、楽しくなるはずだ。私はジャーナルと読書を通じて、そんな世界を作っていきたい。

Posted by ブクログ

2026/06/29

タイトルから見るとなんのことかわからず、副題の「読書は脳をどのように変えるのか」ということで、読書の効果の研究か?と思えるが全く違った。  中心は、著者の子どもの症状としてのディスレクシア(読字障害)のことであり、それが脳の状態と関係があろうという推測までいっているという話である...

タイトルから見るとなんのことかわからず、副題の「読書は脳をどのように変えるのか」ということで、読書の効果の研究か?と思えるが全く違った。  中心は、著者の子どもの症状としてのディスレクシア(読字障害)のことであり、それが脳の状態と関係があろうという推測までいっているという話である。2007年の出版であるから、それから20年ほどたっているので、だいぶディスレクシアについての対処法については発展があると思えるが、どうであろうか。  いずれにしても教員養成系大学の学生も読んで、ディスレクシアの児童生徒についての知識の基礎を学ぶ必要がある。

Posted by ブクログ

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