商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 合同出版 |
| 発売年月日 | 2008/10/04 |
| JAN | 9784772695138 |
- 書籍
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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?
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プルーストとイカ 読書は脳をどのように変えるのか?
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商品レビュー
3.7
93件のお客様レビュー
読書を通じて脳の進化や発達について新たな視点を提供する本書は、識字能力が人間に備わったものではないことを明らかにし、現代における情報の受け取り方や思考の深まりについて考察しています。著者は、ソクラテスの口述言語主義を引き合いに出し、文字として残すことが思考を妨げる可能性を指摘。オンラインリテラシーの時代において、情報の正しさを見極める難しさや、深く考えることの重要性を訴えています。また、ディスレクシアや現代の情報過多の問題にも触れ、識字能力の意義と共に、私たちの脳がどのように変化していくのかに思いを馳せさせる内容です。再読の重要性を感じさせる一文が、読者の経験に響くことでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
デジタルで読む脳、紙の本で読む脳、で紹介されていたため手に取った。 サブタイトルは「読書は脳をどのように変えるのか?」。そのため読書についての本だと思っていたが、実際に中心となっていたのは「読字」だった。 本書では、初期の読字学習の歴史、読字能力の発達、ディスレクシアなどが扱...
デジタルで読む脳、紙の本で読む脳、で紹介されていたため手に取った。 サブタイトルは「読書は脳をどのように変えるのか?」。そのため読書についての本だと思っていたが、実際に中心となっていたのは「読字」だった。 本書では、初期の読字学習の歴史、読字能力の発達、ディスレクシアなどが扱われている。 読み進めるうちに「読書」と「読字」がごちゃまぜになり、かなり読み解きにくかった。しかし、巻末の解説を読むと、原著のサブタイトルは「文字を読む脳の物語と科学」であり、日本語版では「読書は脳をどのように変えるのか?」に変更されていたことが分かった。 翻訳の意図は理解できるものの、本書の核である「読字」という言葉はサブタイトルに残してほしかった。 一方で、読字という概念を学べたこと、そして本を読んで違和感を覚えたときには解説を確認することの重要性を学べたのは収穫だった。 「読書」よりも「読字」について学びたい人にはおすすめ。
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文字を読むとき脳でどのように情報処理されているかということと,それにより思索が深まり文化が形成されたということを,タイトルではイカとプルーストでシンボリックに表している。 文字の発明はたかだか数千年前で、人類進化からみれば本の少し前のことで、脳に文字を読む特別な部位があるわけで...
文字を読むとき脳でどのように情報処理されているかということと,それにより思索が深まり文化が形成されたということを,タイトルではイカとプルーストでシンボリックに表している。 文字の発明はたかだか数千年前で、人類進化からみれば本の少し前のことで、脳に文字を読む特別な部位があるわけでなく、複数の部位が連携して読字をしている。それは,脳の可塑性の賜物といえる。文字には、音節文字(かな),音素文字(アルファベット),表語文字(漢字)があり,使われる脳の部位も異なっている。したがって言語ごとに,使われる脳の場所が違うことになる。子どもがどのように読み方を身につけていくかが,詳しく紹介されている。ディスレクシア(dyslexia,識字障害)のメカニズムにふれ,通常の識字プロセスとは違うことを説明し,脳の多様性の一つと考えている。歴史的に見れば,ディスレクシアでありながら大きな業績を残した人物がたくさんいることも、これに関係している。 以上は面白いと思ったところを自分なりにまとめてみたところ。いずれも”イカ”の部分であり、”プルースト”パートは,どうも字面を追っただけになったようだ。最近のコンピュータ依存の状況に警鐘を鳴らしているようにも見えた。いずれにせよ、繰り返し読まなければ、理解が深まりそうにない。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
【本の要約(核心)】 本書は、人類が「文字を読む脳の回路」を発展させてきた奇跡を描くと同時に、他人の思考をただなぞるだけになってしまうこと(ソクラテスの警鐘)への危機感、そしてデジタル社会で子どもたちにどう考える力を教えていくかという問いを投げかける一冊である。 【私の脳に火をつけた視点:現代の『思考の浅瀬』】 ソクラテスが文字化によって「人が思考しなくなる」と懸念したこと、ショーペンハウアーが『読書について』で「読書は他人に考えてもらうことだ」と主張したことは、まさに今のSNS社会にそのまま当てはまる。 SNSで炎上しているものを見ると、ショート動画をただ眺め、わずか数百字の情報に対してバイアスをかけ、反射的に誹謗中傷や批判コメントを書き込む人々がいる。彼らは「考えている」のではなく、ただ「印象に反応している」だけではないか。さらに、AIが日常化し、プロンプト一つで尤もらしい答えが得られる現在、私たちはウルフが警告した「深い思考(プルーストの聖域)」を完全に手放しつつある。これから生まれてくるAIネイティブの子供たちに、大人はどうやって考える価値を伝えればいいのだろうか。 【これからのアクションプラン】 1. 「自分の頭だけを使って考える時間」を強制的に作る 日々のジャーナル(手書きノート)をそのための最高の聖域として機能させ、自分なりの思考の確立と方法を他人に共有していく。 2. 「数十万字の本」を腰を据えて読む SNSで文字の総量は増えても、一回あたりの情報が軽すぎる。前後関係や一冊を通したメッセージを追いかける「長編の読書」こそが、思考を取り戻す第一ステップである。 【読後の結び】 同じ本を読んでも、そこから紡ぎ出される思考の結果は人それぞれでいい。むしろ、違った思考結果に辿り着いた人が多いほど、この世界はもっと多様で、楽しくなるはずだ。私はジャーナルと読書を通じて、そんな世界を作っていきたい。
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