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蒲公英草紙 常野物語 集英社文庫
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蒲公英草紙 常野物語 集英社文庫

恩田陸【著】

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蒲公英草紙 常野物語 集英社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2008/05/19
JAN 9784087462944

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商品レビュー

3.9

313件のお客様レビュー

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2024/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「君の一途さ、無垢さが、吾が国を地獄まで連れていくだろう。」 この言葉が強く印象に残った。 国を思うことに憧れのようなものを抱く。 それと同時に、自分には何も力がないことに、何もできないことに愕然とする。 ご先祖様たちが死にものぐるいで守り、作り上げてきたこの国で、私はなんとお気楽な日々を送っているのか、なんてことを思ってしまう。 才能があってその道に行かざるを得なくて、自分の望み通りでないとしても、この才を生かすのだと使命感を持って生きること。 やる気はあるのに、まったく能力が伴わない悲しみ。 ほんわかとした表紙と題名に対して、なんとずっしりと心に来る話だろうかと、読後しばらく頭から離れない。

Posted by ブクログ

2024/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

常野物語、2作目。 前作は連作短編集だったが、今回は1つの長編だった。 前作の「大きな引き出し」に出てきた春田一家の先祖のお話。 序盤から示唆される終わりの予感と、そこに向けて収束していく物語に引き込まれ、悲しみに囚われる前に一気に読み終えてしまった。 悲しみだけのお話しじゃないのだろうけど悲しい。

Posted by ブクログ

2024/08/09

できるならこの時代に行ってここに出てくる人々と会ってみたくなった。 常野はあくまでも添えてって感じで、主人公たちの美しい日常が切り取られている。どの人も魅力的で嫌な感じが一つもない。 こんな少女時代を過ごせたら良かったのにな〜と自分のこれまでの人生に少し悲しくなったけど、こうして...

できるならこの時代に行ってここに出てくる人々と会ってみたくなった。 常野はあくまでも添えてって感じで、主人公たちの美しい日常が切り取られている。どの人も魅力的で嫌な感じが一つもない。 こんな少女時代を過ごせたら良かったのにな〜と自分のこれまでの人生に少し悲しくなったけど、こうして日記を覗き見るような感じも悪くないと思う。

Posted by ブクログ