1,800円以上の注文で送料無料

光あるうち光の中を歩め 新潮文庫
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 文庫

光あるうち光の中を歩め 新潮文庫

レフ・トルストイ(著者), 原久一郎(著者)

追加する に追加する

光あるうち光の中を歩め 新潮文庫

定価 ¥539

110 定価より429円(79%)おトク

獲得ポイント1P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2005/05/01
JAN 9784102060124

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

11/29(金)~12/4(水)

光あるうち光の中を歩め

¥110

商品レビュー

3.3

70件のお客様レビュー

レビューを投稿

2010/05/28

原始キリスト教の…

原始キリスト教のようにキリスト教的愛のうちに生きること。これが「幸せに生きるとはどう生きることなのか」という問いに対するトルストイの答えなのだろう。主人公は世俗における成功者であるが、人生の節目節目でつまづき、そのたびにキリスト教的幸福と世俗での幸福の間を行ったりきたりする。...

原始キリスト教のようにキリスト教的愛のうちに生きること。これが「幸せに生きるとはどう生きることなのか」という問いに対するトルストイの答えなのだろう。主人公は世俗における成功者であるが、人生の節目節目でつまづき、そのたびにキリスト教的幸福と世俗での幸福の間を行ったりきたりする。この迷いを通してキリスト教的「正しさ」の証明が試みられているのであるが、納得する読者はすくないだろう。なぜ納得できないのか。その先を見つめれば自分なりの答えがでるかも知れない。

文庫OFF

2024/07/18

宗教色の強い難解な本です。それでも多くの日本人が手に取っているのは魅力的なタイトル(元は聖書の言葉ですが)とこれくらいなら読めそうと思わせる本の薄さのせいでしょうか。 作中のパンフィリウスのような生活を送るのは、個人としても集団としても、とても難しいことです。そもそもパンフィリウ...

宗教色の強い難解な本です。それでも多くの日本人が手に取っているのは魅力的なタイトル(元は聖書の言葉ですが)とこれくらいなら読めそうと思わせる本の薄さのせいでしょうか。 作中のパンフィリウスのような生活を送るのは、個人としても集団としても、とても難しいことです。そもそもパンフィリウスの説明には理解に苦しむ箇所もあり、一方で、キリスト教に傾くユリウスをたびたび引き戻す老人の言うことの方が合理的で正しく思えるところもあります。 いつかこの老人の言うことがすべて欺瞞だと感じられるようになれたら、その時はじめてこの物語が、すなわちトルストイの思想が十全に理解できるのだと思います(そうなりたい、とか、そうすべき、かどうかは人それぞれですが)。 何度も読み返したくなる本です。

Posted by ブクログ

2024/05/01

著者、トルストイの作品、ブクログ登録は2冊目。 まず、著者、トルストイ、どのような方か、ウィキペディアで見てみます。 ---引用開始 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ( 1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 - 1910年11月20日〔ユリウス暦11月7日〕)は、帝政...

著者、トルストイの作品、ブクログ登録は2冊目。 まず、著者、トルストイ、どのような方か、ウィキペディアで見てみます。 ---引用開始 レフ・ニコラエヴィチ・トルストイ( 1828年9月9日〔ユリウス暦8月28日〕 - 1910年11月20日〔ユリウス暦11月7日〕)は、帝政ロシアの小説家、思想家。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 性的な愛、私有欲、名誉心、我々を支配する障害からいかに放たれるか――。 晩年のトルストイが到達した、新しいキリスト教の世界観。 本書新潮文庫版は昭和27年刊行、101刷73万部超えのロングセラー。 ---引用終了 読み継がれています。 ちなみに、私が読んでいるのは、92刷になります。 そして、本書の書き出しは、次のとおり。 ---引用開始  ある日、金持の邸へ数人の客が集まった。そして偶然にも、人生に関するまじめな会話が交わされることになった。  一同は席にいる人、いない人の誰彼についてさまざまに話しあった。が、自分の生活に満足している人物を、一人も見出すことができなかった。  誰一人自分の幸福を誇ることができなかったばかりでなく、自分は真のキリスト教徒にふさわしい生活をしていると思っている者さえ、一人もいなかった。 ---引用終了 そして、本書の訳者は、原久一郎さん(1890~1971)。 原久一郎さんの息子さんは、原卓也さん(1930~2004)ですが、親子そろって、ロシア文学者とのことです。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品