1,800円以上の注文で送料無料
恥辱 ハヤカワepi文庫
  • 中古
  • 書籍
  • 文庫
  • 1225-12-02

恥辱 ハヤカワepi文庫

J.M.クッツェー【著】, 鴻巣友季子【訳】

追加する に追加する

恥辱 ハヤカワepi文庫

定価 ¥990

550 定価より440円(44%)おトク

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/早川書房
発売年月日 2007/07/15
JAN 9784151200427

恥辱

¥550

商品レビュー

3.9

74件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/01/01

南アフリカを巡る政治的社会的背景にあまりに無知かつ、詩とか興味も知識もなさすぎて読み進めるのしんどかった 主人公の反抗期的な頑固さが面白い あっさりと判断を下され裁かれるのではなく、自分がした行為を彼らなりの解釈と彼らが期待する感情込みで陳述することを求められて、ショーとして消...

南アフリカを巡る政治的社会的背景にあまりに無知かつ、詩とか興味も知識もなさすぎて読み進めるのしんどかった 主人公の反抗期的な頑固さが面白い あっさりと判断を下され裁かれるのではなく、自分がした行為を彼らなりの解釈と彼らが期待する感情込みで陳述することを求められて、ショーとして消費されるのが嫌だったんだな 一方で、娘には自分の望む形で被害を語って欲しがるから大矛盾。それも人間味がある 性被害についてルーシーが語らないのは自分の問題だからであって、主人公が考えるように、言わずに耐えることで過去の過ちを償いたいとか救済を得たいとかそんな抽象観念的な思考によるものではない 支配非支配関係が混沌としている中で、見方によっては黒人たちから向けられる憎悪や支配に組み敷かれるような形ともとれるが、ルーシーはなんとか生存方法を模索していた 力関係が確かに存在するように思える関係(動物と人間に対する主人公の考え方のように、別の生物種なだけかもしれない)において、その背景に残忍な思いが潜んでいるかもしれない ただ、栄辱などを、互いに理解不能な混沌とした関係性において定義しようとしても、同じ背景や前提で生きていないから無駄な議論なのだろうな 目の前の状況に対してただ対処をしていくだけ 動物に栄辱という概念があるかすらわからない中で動物の最期の姿を気遣う。仲間内で死を悼み合う習慣のないであろう生き物の死を悼む。そんなただ自分の頑固なこだわりとしか形容し難い営み。 そこにやはり普遍的な理解には至らない愛のような何かが存在するのか。 逆に言えば、愛のように見えるものはただのこだわりや執着、「ただやめられないもの」でしかないのかも こちらの方が考え方としては肌に馴染む 詩がくどくて文学苦手だから、きつかった

Posted by ブクログ

2025/11/11

社会的に地位がある人の転落に次ぐ転落と複雑な親子関係を描いた作品。酷い目に遭いながらも、現実路線でそれでも生きていくことの大変さ。選択の難しさ。罪と罰、そして恥のあり方。こういったことをテーマにしながら南アフリカに残る白人と黒人の微妙な空気感までを浮かび上がらせる。文体は簡潔でリ...

社会的に地位がある人の転落に次ぐ転落と複雑な親子関係を描いた作品。酷い目に遭いながらも、現実路線でそれでも生きていくことの大変さ。選択の難しさ。罪と罰、そして恥のあり方。こういったことをテーマにしながら南アフリカに残る白人と黒人の微妙な空気感までを浮かび上がらせる。文体は簡潔でリズム良く話が進む。非常に良かったです。

Posted by ブクログ

2025/10/01

これすごい本かも。「恥辱」のレベルが二段階どころか三段階くらいに分けられていて、原始的共同体や女性の受動性の無条件の肯定さえも許さぬような気迫を感じた。

Posted by ブクログ