汝、星のごとく の商品レビュー
劇薬みたいなお話。読み応えが凄かった。胸に棘を刺されるような瞬間が幾度も来る。自分をもう一度まっさらに戻したくなる感覚を覚えた気がした。
Posted by
凪良ゆうさんの自伝的作品な気がする。 色々重なる経験が多くフラッシュバックした。 凪良ゆうさんはきっと同じような経験をした人を救いたいという思いで書いたんじゃないかな。言葉の一つ一つが強く、冷たく、同時に温もりで溢れてた。家庭環境に関する辛さは、同じ経験をした人にしか癒せないし共...
凪良ゆうさんの自伝的作品な気がする。 色々重なる経験が多くフラッシュバックした。 凪良ゆうさんはきっと同じような経験をした人を救いたいという思いで書いたんじゃないかな。言葉の一つ一つが強く、冷たく、同時に温もりで溢れてた。家庭環境に関する辛さは、同じ経験をした人にしか癒せないし共感できないと思う。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
途中読むのが心情的にしんどかった。もどかしくて、感情がぐちゃぐちゃになる。 やっぱり全てタイミング。 他人の事情に左右されるよりかは、多少しんどいことがあっても自分で決めた道なら納得できるのかもしれない。 表紙がすてき。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最高、泣いた こういうのに出会うために本読んでる 中盤は本当に読むのがキツすぎてヤバく、エモチルガイになっていた かなり感情移入できて久しぶりいい読書だった。 終盤が美しすぎて堪らず
Posted by
自分たちの置かれている、囚われている環境に苦しみながら色んな人物と関わり助け合い、助けられ愛する人のために自分の人生を誤る2人の物語でした。 置かれた場所で咲きなさいという言葉があるように捉え方がとても大切なのではと感じました。 人生はなるようにしかならない。ダメな時はダメで縁が...
自分たちの置かれている、囚われている環境に苦しみながら色んな人物と関わり助け合い、助けられ愛する人のために自分の人生を誤る2人の物語でした。 置かれた場所で咲きなさいという言葉があるように捉え方がとても大切なのではと感じました。 人生はなるようにしかならない。ダメな時はダメで縁があればまた巡り会える。人生は奇跡の連続。
Posted by
ひといきに、読み終えてしまった。生きることは苦しい。みな何かから逃げたくて、逃げられなくてもがいて、誰かに縋って、みっともなくて、惨めな中で時には自分を憐れんで、だからこそ自分だけの何かを見つけたくて、必死にまたもがき苦しむ。 成功していく櫂を見つめる暁海の眼差しは昔の自分を見て...
ひといきに、読み終えてしまった。生きることは苦しい。みな何かから逃げたくて、逃げられなくてもがいて、誰かに縋って、みっともなくて、惨めな中で時には自分を憐れんで、だからこそ自分だけの何かを見つけたくて、必死にまたもがき苦しむ。 成功していく櫂を見つめる暁海の眼差しは昔の自分を見ているようだったし、櫂の眼差しは彼そのものだった。 この小説には色々な書き方が詰め込まれていて、そこも、一気読みにつながるポイントだったのだろうと思う。 正しさを、人に強いることのないように努めたいと思う作品でした。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025.11.瀬戸内の島に暮らす高校生の暁海の父は母親と別れ瞳子と暮らすようになる.京都から越してきた母子家庭で島でスナックを経営する母親の息子の櫂と暁海は恋に落ちる.櫂は漫画の原作者として東京に行き成功する.暁海は櫂と一緒に東京に行きたかったが母親がうつ病になり島に残る.うつの母は宗教にはまり暁海は借金を抱えてしまい櫂に金を借りて,二人は別れることになる.暁海は高校時代の恩師の北原先生と互助会として結婚し,漫画の相棒の尚人が未成年の同性との仲が明らかとなったため連載は打ち切りとなり,櫂は落ちぶれて尚人は自殺してしまう.暁海は瞳子から教わって.刺繍作家となり大成する.櫂は胃がんを罹患して,暁海は上京して櫂と暮らし始める.もう櫂の病状も末期となり,櫂は高校生の時にちゃんと見ることのできなかった今治の花火を観たいと言い,暁海と櫂と北原先生達と花火を観ながら櫂は息を引き取る.暁海は北原先生と娘の結との生活に戻るも,北原先生は時々元の教え子の結の母親の元へ行くようになる.闘病中も執筆を続けていた櫂の小説「汝、星のごとく」が暁海の元へ届く.想う人,生活,考え方など色々と考えさせるいい作品だった.
Posted by
も〜やめて〜 この子たちに試練を与えんといて〜 と常時半泣き状態で読み続けた。 悲恋だけど、美しかった。 夫も「面白い」と読んでいたのできっと男性にも刺さるのだろう。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
恋愛には、年齢ごとにいくつものステップがあるように思います。 学生の頃は、将来のことなんて何も考えず、ただ目の前の相手を大事にしていました。 社会人になると、自分の生き方や価値観がアップデートされて、相手に求めることも大きく変わっていく。 でも最終的には、やっぱり「恋がしたい」という気持ちに戻ってくる。 どれだけ条件が良くても、好きじゃなければ意味がない。 極端に言えば、結婚なんて互助会のようなものでも成り立つのかもしれない。 でも本質は、好きだから一緒にいたいという気持ちに尽きる。 たぶんそのシンプルな想いを忘れずにいられることが、たぶんいちばん大事なことなんだ。
Posted by
読んでいてすごく胸がギュッてなる感じ 。 こんなにも切ない愛というのがあるんだなって。 でも最後は、 本当に読んで良かった、この本に出会えてよかったと思いました( ・-・̥ ) プロローグとエピローグ、 同じ文章なのに、捉え方が変わった 。 ここ最近で一番心に染みる作品でした...
読んでいてすごく胸がギュッてなる感じ 。 こんなにも切ない愛というのがあるんだなって。 でも最後は、 本当に読んで良かった、この本に出会えてよかったと思いました( ・-・̥ ) プロローグとエピローグ、 同じ文章なのに、捉え方が変わった 。 ここ最近で一番心に染みる作品でした。
Posted by
