汝、星のごとく の商品レビュー

凪良ゆう(著者)

2025/11/23

個人的に、尚人の死に様が一番理想的だなと思えました。(この物語の中で、ある意味一番幸せな生き方をしたのでは？)
櫂が病気になった辺りから、ありがちな展開で少し盛り下がりましたが、冒頭の伏線回収が気持ちよかったので星4。
読み終わった後、また最初のページに戻りました。

2025/11/22

家族とはなんなのか。自分にとって大切なものはなんなのか。母親に振り回される2人の男女が惹かれあい、苦しみながら学び生きていくお話でした。いやあー。。。途中まですごくしんどかった。けど読む手が止まらないのはなんでだろう。。
とても面白かったです。

2025/11/22

ここにこの小説に対する感想を書けるような言葉をわたしは持ち合わせていない。だから一言だけ。
ただただ、素晴らしかった。

でも。やっぱり足りないから少しだけ。
すごい才能としかいいようがない。こんなにも美しく、強く、深い物語を紡げる人は稀有な存在だと思う。心の奥底から込み上げる涙が止まらないほど、言葉を選んでこの良さを伝えることができないほど、素敵な作品だった。
これからまた何度も読みます。
凪良ゆう先生、こんな素晴らしい作品を生み出し、シェアしてくれてありがとうございました。

2025/11/22

この2人の親が一般的な生活を送っていればきっとこの物語は生まれなかっただろう。自由に生きるとは何と不自由な生き方なのでろう。周りを意識して生きていくのは自分が思うようには生きていけないけれど安定感はある。自由に生きるか、周りに合わせて生きていくか、それはあなたが決めること。周りがとやかく言うことではない

2025/11/21

出てくる登場人物に対して、なぜそんなことになるの…と思う気持ちもある。でも人間ってそうよね、現実にそういう弱い人はたくさんいるよ、と思いながら読みました。辛い内容がたくさんあったけど、ほんとにおもしろくて、泣きながら読みました。

2025/11/21

よすぎたーーーーエピローグとモノローグ、感じ方が変わるのすごい。何回か読み返したいなあ
櫂が漫画大成功して暁美のこと鬱陶しなってきて浮気に明け暮れるシーンが続いてしんどかったから読むのやめよかと思ったけど
結局暁美が最強やったんやなーー

2人とも最終的には一緒になれて(?)よかった。
あーあ。こんなに感情もってかれる本初めて。

2025/11/22

「月に一度、わたしの夫は恋人に会いに行く」
世間の常識（正しさ）よりも、自分たちだけの幸せ（星）を貫く生き様そのものが、この書き出しの一文に込められていると感じた。
そして、最期の花火のシーンは涙なしでは読めなかった。

2025/11/19

瀬戸内の島を舞台に、孤独を抱えた高校生の男女が惹かれ合い、すれ違いながらも成長していく姿を、15年以上にわたって描いた物語。
島の空気感や人物の描き方が天才的に上手な作品だった。
「誰かのため」ではなく「自分のため」に決断し、自分の人生を自分で選択することの大切さが描かれる。
心に孤独を抱えた者同士だったはずの暁海と櫂が、遠距離恋愛の中で価値観がずれていく様子がとてもリアルで胸が痛かった。
本当に二人ともに幸せになってほしいと思っていたのに、櫂が亡くなってしまう切なすぎるラスト…
いつまでも記憶に残る作品だと思う。

2025/11/19

半分まできたら続きが気になり、一気読みしてしまいました。最後まで島の描写がとても綺麗でした。
軽くまとめると親ガチャ失敗組の生き様、苦悩と純愛物語だけど、やっぱり親との縁は簡単には捨てられず、自分の夢との葛藤についてとても繊細な気持ちが表現されていたように思います。

夢を見つけること、どこまで追うか、犠牲を払えるか、若い人には早いうちに目に触れて欲しい話だなと思った。

簡単に断ち切れない人間関係の模様が、島の暮らしと合間ってよく描写されています。
田舎って令和の今も本当にこんななの‥？と思ったけど、よく聞く話なのでそうなんでしょうね。。

2025/11/19

オーディブルで一気に聴いた。
かいは横浜流星で脳内再生余裕でできた。あけみが広瀬すずはあんまり結び付かなかった。
何不自由なく育ててくれた親のありがたみを感じた。
ところどころ突拍子がなかったり心情掴みきれなかったけど、学生時代にお互いを拠り所にした特別な存在に対する気持ちって私の想像の範囲外かとも思った。