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ラブカは静かに弓を持つ の商品レビュー

4.3

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2025/11/20

自己成長のストーリー

トラウマを抱え生きづらい毎日を送っていた主人公が、様々な人との関わりを通して、喜怒哀楽をひとつひとつ噛み締めるように体験し、トラウマを克服していく物語。まるで映画を観ているかのように情景が浮かび、とても読みやすかった。

まるまる

2025/11/20

自己成長のストーリー

トラウマを抱え生きづらい毎日を送っていた主人公が、様々な人との関わりを通して、喜怒哀楽をひとつひとつ噛み締めるように体験し、トラウマを克服していく物語。まるで映画を観ているかのように情景が浮かび、とても読みやすかった。

まるまる

2025/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

読み終わっちゃうのが寂しかった。 チェロを習いたくなる。ミカサ音楽教室の人たちがいい人達でスパイ行為辞めたくなっていくのが読んでて苦しかった。

Posted byブクログ

2025/11/22

凄く楽しみにしていた本書 期待感が高か過ぎて 個人的なハードルが上がってしまったかも。 すべて、ハッピーエンドではないが、 まぁ、現実的なほぼハッピーエンド。 主人公と講師の浅葉さんとの 音楽教室を通じての交流と葛藤 また、音楽教室でのチェロ仲間との 微妙な関係 どっぷりで...

凄く楽しみにしていた本書 期待感が高か過ぎて 個人的なハードルが上がってしまったかも。 すべて、ハッピーエンドではないが、 まぁ、現実的なほぼハッピーエンド。 主人公と講師の浅葉さんとの 音楽教室を通じての交流と葛藤 また、音楽教室でのチェロ仲間との 微妙な関係 どっぷりではなく、 罪悪感を持った中での仲間意識。 また、三船さんやかすみちゃんとの 何か進展がありそうでスカす感じ。 ベタじゃない物語に 共感が持てました。 弓を使う弦楽器は、 引いたことがないけど、 少し触ってみたい。 バイオリンはうるさ過ぎるので、 チェロ、いいかも。

Posted byブクログ

2025/11/19

チェロをベースにした小説は初めてだった。音楽と再生がぴったりはまっていて私もまた楽器を始めたいなと思った。

Posted byブクログ

2025/11/13

読むメンタルクリニック スパイという設定上、もっとスリリングでハラハラドキドキさせられるものかと思ったら、まさに深海を泳ぐようなゆったりとした、重くやさしい物語だった。 スパイものというより、心の健康をゆっくり取り戻していく物語だったなあ チェロに救われながらも、それによってゆ...

読むメンタルクリニック スパイという設定上、もっとスリリングでハラハラドキドキさせられるものかと思ったら、まさに深海を泳ぐようなゆったりとした、重くやさしい物語だった。 スパイものというより、心の健康をゆっくり取り戻していく物語だったなあ チェロに救われながらも、それによってゆっくりと首を絞められていくような感覚になりながら、どうかみんなが良い方に向かいますようにと願わずにいられない。 私もアナザーコミュニティほしい

Posted byブクログ

2025/11/11

良かったです。心にキズを抱える主人公がチェロ教室を通じていい感じに上向いところにスパイがバレてハラハラしたけど、最後にまた戻ってこれてホッとしました。学生時代に楽器をやっていたので、またやりたいなと思ってしまった〜

Posted byブクログ

2025/11/09

癒されるお話でした。スパイ×音楽という設定が珍しくて良かった。ラブカって何だろうと思ってたので知れて良かったです。

Posted byブクログ

2025/11/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

とてもおもしろかった。美しい物語だった。ぜひとも映像化してほしい!!!観たい!!! この物語を色で表すと真っ暗闇の漆黒ではなく、深海のような黒に近が深い群青色をベースにしたイメージがあった。  主人公の橘樹は一言では表すのが難しい。会社とミカサ音楽教室、過去と現在を揺蕩っているような輪郭のない、触れそうで触れられない人間という印象。 しかし、物語後半の橘は自分のために自分の意思で会社に立ち向かう。ここで初めて橘という人間の輪郭が見えた。 私は深海で必死に静かにもがきながら、光に向かって手を伸ばす橘樹という主人公が好きだ。 浅葉先生やヴィヴァーチェの仲間たち、音楽を奏でる瞬間は深海に差す一筋の光のよう。 雨の演出や深海と塔、遠くの小さな小窓など。読者に想像力を掻き起こさせる仕掛けが散りばめられており、おもしろかった。 私の印象に残ったシーンは、普段自分の話をしない橘が今も続く子どもの頃のトラウマを話した場面だ。 それは深海からの決死の救難信号。 その話に対して講師の浅葉の言葉が印象に残った。 「橘くんは、もう大人だ。(略)自分のチェロを背負っても、ちゃんと家に帰れるよ」 橘にとって必要なもの。それは安心できる自分の居場所ではないかと思った。 浅葉は大丈夫だよとは言わないが、今の君はあの頃の小さかった頃の君じゃない。″自分のチェロを背負っても、ちゃんと家に帰れるよ″と優しく語りかけた。 とても優しい言葉で私は好きだ。 ーどうか消えてしまわないで。 ーどうか壊れてしまわないで。 私はそう願いながらページを捲り続けた。 今日も橘が自分のチェロを背負っても、家に帰れますように。 エピローグ、文庫版スペシャルストーリー「音色と素性」もとても面白かった。 斉藤壮馬さんの解説は、私が思っていた物語の印象や物語を通して感じたものが似ていてなんだか嬉しかった。 次はAudible版で斉藤壮馬さんと伊東健人さんの声で物語を聴こうと思う。 何度も読み返したい本に出会えた。 本と著者にありがとうを伝えたい。 そして私もチェロをしてみたいと思った。 ちなみにチェロを聴きながらこの本を読むと物語を2倍楽しめます! この読み方はオススメです!

Posted byブクログ

2025/11/07

上司の指令により幼い頃に習っていたチェロを習いに行く男性の話。 主人公はとても真面目な人物なのだと思う。だからこその生きにくさが描かれていました。 チェロを習ってから出会う人たちの温かさにとても心が癒されます。 主人公が演奏した映画音楽を私も聴いてみたいと思いました。もし映画化さ...

上司の指令により幼い頃に習っていたチェロを習いに行く男性の話。 主人公はとても真面目な人物なのだと思う。だからこその生きにくさが描かれていました。 チェロを習ってから出会う人たちの温かさにとても心が癒されます。 主人公が演奏した映画音楽を私も聴いてみたいと思いました。もし映画化されたら、観に行きたいです。

Posted byブクログ