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ラブカは静かに弓を持つ の商品レビュー

4.3

196件のお客様レビュー

  1. 5つ

    90

  2. 4つ

    75

  3. 3つ

    19

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    1

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2025/11/20

自己成長のストーリー

トラウマを抱え生きづらい毎日を送っていた主人公が、様々な人との関わりを通して、喜怒哀楽をひとつひとつ噛み締めるように体験し、トラウマを克服していく物語。まるで映画を観ているかのように情景が浮かび、とても読みやすかった。

まるまる

2025/11/20

自己成長のストーリー

トラウマを抱え生きづらい毎日を送っていた主人公が、様々な人との関わりを通して、喜怒哀楽をひとつひとつ噛み締めるように体験し、トラウマを克服していく物語。まるで映画を観ているかのように情景が浮かび、とても読みやすかった。

まるまる

2026/04/13

主人公の橘は、音楽著作権を巡る調査のため、全著連からスパイとして「ミカサ音楽教室」への潜入を命じられます。生徒を装い、チェリストの講師・浅葉のもとで指導を受けることになった橘。 実は彼は少年時代、チェロ教室の帰りに誘拐未遂事件に遭遇して以来、他人が信じられなくなり、「深海の悪夢」...

主人公の橘は、音楽著作権を巡る調査のため、全著連からスパイとして「ミカサ音楽教室」への潜入を命じられます。生徒を装い、チェリストの講師・浅葉のもとで指導を受けることになった橘。 実は彼は少年時代、チェロ教室の帰りに誘拐未遂事件に遭遇して以来、他人が信じられなくなり、「深海の悪夢」に苛まれていました。 しかし、浅葉の人間味溢れる裏表のない性格や、教室で出会った仲間たちと心を通わせるうちに、次第に悪夢は見なくなっていきます。ところが、スパイであることが浅葉に露見し、築き上げた師弟関係は崩壊。再び深い闇へと突き落とされます。 追い詰められた橘が、自らの闇と苦悩を乗り越えるために下した決断とは――。 作中の随所にクラシックの名曲が散りばめられており、読んでいると思わず音楽を聴きたくなる一冊です。

Posted byブクログ

2026/04/13

読んでる途中、読み終わった後もチェロの深い音色が響くような本。 読了後なんて綺麗な表紙と題名だろうと思った。 "スパイ×音楽"小説、全く想像が付かなかったけれど読み始めてすぐに納得する。 記憶にもまだ新しい音楽教室と著作権の話題をテーマにした本。 ニュースで...

読んでる途中、読み終わった後もチェロの深い音色が響くような本。 読了後なんて綺麗な表紙と題名だろうと思った。 "スパイ×音楽"小説、全く想像が付かなかったけれど読み始めてすぐに納得する。 記憶にもまだ新しい音楽教室と著作権の話題をテーマにした本。 ニュースでは音楽教室側の立場で考えることが多かったので、著作権管理側から読むことがまず新鮮。 読んでいると主人公の著作権側の立場にも納得しつつ音楽教室側の意見もわかるので複雑な気持ちを擬似的に抱えながら読める。 暖かくて切なくてやるせない、とてもいい小説だった。

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2026/04/10

さすが本屋大賞2位作品。 私は一気読み。 登場人物のキャラ設定等がわかりやすく、綺麗なところも汚いところも、人の心情をチェロを通して表現しているもの。 世界に取り込まれた。

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2026/04/10

面白かった。 スパイ✖︎音楽という見たことない融合。主人公の心の居場所を登場人物たちの心でときほぐし見つけていく物語。テンポも良く読みやすく、何より浅羽先生のキャラが立っててすごく好きだなぁ。エンタメなのに、深海のような暗さもあって全体のトーンが深くて好きだった。心に染み入る素敵...

面白かった。 スパイ✖︎音楽という見たことない融合。主人公の心の居場所を登場人物たちの心でときほぐし見つけていく物語。テンポも良く読みやすく、何より浅羽先生のキャラが立っててすごく好きだなぁ。エンタメなのに、深海のような暗さもあって全体のトーンが深くて好きだった。心に染み入る素敵な物語でした。

Posted byブクログ

2026/04/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

★4.5です。おまけで★5 最初は「弓を持つ」なんていうタイトルから戦争もの?部族?なんて弓矢の方を思い浮かべてなかなか触手が伸びなかったのですが、読んで正解でした。 ラブカって誰?外国人?っていう想像も大外れ。 タイトルにかなり踊らされて随分めぐり逢いが遅れました。 新ジャンルのスパイ小説。 人も死なないし、拳銃も出てこないけど、いつバレるか分からない日常のドキドキが含まれていた小説。 そして、たまたまかもしれないですが、「ナイトフラワー」という映画をちょうど見てて、少女が引くバイオリンの凄さに感動し、この小説を見えていたので、音楽っていいな、クラシックっていいなという思いで読みました。 また、浅葉先生のセリフがいちいち響く。一般的な音楽家や価値観を否定してくれることの爽快さが非常に良かったです。 派手さ、大どんでん返し、驚きと納得などはちょっと弱めだったため★4.5です。 是非読んでみて下さい。

Posted byブクログ

2026/04/04

めちゃくちゃ良かった 第一楽章を読むのに止まらなかったから、生活に支障が出たら困ると思い、第二楽章を読む前に一旦休憩してた 今日緊張しながら第二楽章を読み始めたけど、案の定休日の夜の時間が潰れた

Posted byブクログ

2026/04/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『正しいことが正しいとは言えない』 正にこれだよね。 世の中って結構こういうことで溢れていると思う。 どっちも悪いことしてないのにね。 そりゃやりたい音楽、馴染みのあるものを教えようとするだろうし、習いたいし、見たいし聞きたいし。なんであかんねん。 でも『ルール』って言われたらねえ。 「私は悪いことをした?」 三船さんのこの言葉がこの不条理をよく表していると思う。 『正しい』ことのために心を許した人たちを騙して、傷つけて…。 誰が『何が』救われたんだろう? この場合は著作権を持つ人たちのわけだけど。 その著作権を持つ人達は、登場人物、主人公達の『守りたい人』『大切な人』なんだろうか? 他者に対して心を固く閉ざしていた橘。 再びチェロと向き合い浅葉達と関わり心がほぐれ始めていく様子に、しかしその内には彼らを騙しているという罪悪感を抱きながら関わっていく姿に、読んでいるこちらも胸が痛かった。 カミングアウトして決別して。それでも橘を迎えてくれた仲間達。 そして再びチェロを手にして、浅葉に正面から対峙した橘。 この勇気と覚悟に、橘がこの仲間達からどれだけのものが与えられていたかが窺える。 嘘→裏切り→信頼の再構築。 乗り越えた先に、橘と浅葉二人には友人よりも家族よりも強い師弟の絆が築かれているだろうことを期待したい。

Posted byブクログ

2026/03/29

子どもの頃のトラウマから、人と距離をおいていた主人公が、上司に命じられた潜入捜査から、再びチェロを通して、世界が広がっていくと同時に、演奏曲のラブカのように深い暗闇に潜っていく。 主人公の心と音楽が絶妙に響き合いながら、物語が進む様子が美しくもあり、苦しみも伴うものでした。 先生...

子どもの頃のトラウマから、人と距離をおいていた主人公が、上司に命じられた潜入捜査から、再びチェロを通して、世界が広がっていくと同時に、演奏曲のラブカのように深い暗闇に潜っていく。 主人公の心と音楽が絶妙に響き合いながら、物語が進む様子が美しくもあり、苦しみも伴うものでした。 先生を筆頭に登場人物も魅力的でした。

Posted byブクログ