禁忌の子 の商品レビュー
タイトル回収が気持ちよかった。禁忌の子ってそっちか..... 医療ミステリーがテーマですが、ミステリー要素は薄めかも? トリック自体は想定の範囲内で特に驚きはなかった。が、そこに至る過程は新鮮でした。 医師として働いてこられた著者の知見・経験が存分に発揮されていて、医療業界のリア...
タイトル回収が気持ちよかった。禁忌の子ってそっちか..... 医療ミステリーがテーマですが、ミステリー要素は薄めかも? トリック自体は想定の範囲内で特に驚きはなかった。が、そこに至る過程は新鮮でした。 医師として働いてこられた著者の知見・経験が存分に発揮されていて、医療業界のリアルを体感できた気がします。 「生みの親より育ての親」という言葉がありますが、まさにその通りだと思いますし、もし自分が同じような状況に立たされた時は、遺伝子的な繋がりを超えて最大限愛情を注ぎたい。
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本作を通じて「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション(遺伝的性的惹かれ合い)」という心理学の用語を初めて学ぶきっかけになり、「なるほど、そういうメカニズムがあるのか」と深く納得させられた。 しかし、物語の展開自体はとにかく衝撃的であり、完全に想定外。率直に言って、読後感と...
本作を通じて「ジェネティック・セクシュアル・アトラクション(遺伝的性的惹かれ合い)」という心理学の用語を初めて学ぶきっかけになり、「なるほど、そういうメカニズムがあるのか」と深く納得させられた。 しかし、物語の展開自体はとにかく衝撃的であり、完全に想定外。率直に言って、読後感としては「やや気持ち悪い」という感覚すら残る。 それでも、これほどまでにダークで倫理観を揺さぶる強烈な作品が、大衆的な「本屋大賞」にノミネートされたという事実が非常に興味深い。 人間の奥底にあるタブーを見せつけられた気分だ。やはり小説って、面白い。
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本作を読んで最も考えさせられたのは、アイデンティティの在り方です。「禁忌」とされる背景を持って生まれた事実は、本人の努力ではどうにもできない、抗いようのない運命として描かれています。 もし自分のルーツが、到底受け入れがたい罪や悲劇の上に成り立っていたとしたら、今の自分を愛すること...
本作を読んで最も考えさせられたのは、アイデンティティの在り方です。「禁忌」とされる背景を持って生まれた事実は、本人の努力ではどうにもできない、抗いようのない運命として描かれています。 もし自分のルーツが、到底受け入れがたい罪や悲劇の上に成り立っていたとしたら、今の自分を愛することができるだろうか。主人公が真実を追い求め、傷つき、絶望の淵に立たされる姿は、読む側にとっても他人事ではありませんでした。阿部暁子さんの繊細な筆致が、彼らの痛みをリアルに伝え、読者の胸に「血のつながりは、人格をも支配するのか」という重い課題を突きつけてきます。
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テンポよく、ミステリとしても良い。読者に苦労をかけないストーリーの進め方もとても上手い。ミステリに詳しくないため的外れかもしれないが、情景や人の描写が少なく、あまり引き込まれはしなかった。趣味の問題だろう。申し訳ない。ただ、とても面白かったのは事実だ。
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※このレビューにはネタバレを含みます
城崎のキャラ立ちすぎてて、なんかシリーズ化しそうな感じ ぎりぎりまでわからなかったなー 幼少期エピソードが胸糞すぎた あの子も優秀な遺伝子だったんだろうと思うと悲しい 人が死んでるとこみたとき救急医は蘇生を試みてて、たしかにそうするべきだなとはっとした(笑)警察と医者のベクトルがちがうように、ここもちがうねーと
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最後に次々とピースが埋まり真相や登場人物の思いが明らかになる展開がミステリーとして面白かった。 城崎が「僕は医者なんです。話し合いながら正解のない問題を考えてベターを探るしかない仕事だ」と言って、法の下に裁くことより人を救うことを優先した部分が芯から医者の考えという感じで好きだった。 現実に医者がどうか考えるかは分かりませんが。
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文章がしっかりしてて読みやすくて、ストーリーのテンポも良くて、よくよく考えたら結構ハチャメチャなこと起きてるけどそれを気づかせずに楽しく読めた
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うん、面白かった!! 読みやすいし、起承転結も綺麗で! 城崎のキャラがたっててすごくよし! それでもすごい確率の話やなぁ 自分のルーツをしれない、わからない苦しみはその人にしかわからんのやろうね 子供はみんな幸せであれ
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「不幸になりたくなければ、不幸な境遇の家庭に生まれてはならない」とかつての研究者は語りました。生まれと育ちが将来の幸福を決定する最も大きな要因だからだそうです。 子どもは自分の意思で生まれてくる訳ではありません。親を選択する権利がないのです。だからこそ「社会が子どもを幸福に導...
「不幸になりたくなければ、不幸な境遇の家庭に生まれてはならない」とかつての研究者は語りました。生まれと育ちが将来の幸福を決定する最も大きな要因だからだそうです。 子どもは自分の意思で生まれてくる訳ではありません。親を選択する権利がないのです。だからこそ「社会が子どもを幸福に導く」役割を果たさなければなりません。 どんな境遇からのスタートであっても幸せな人生を送れる環境を整えていたいです。21世紀が”誰一人取り残さない”世界になることを期待しています。
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『自分と瓜二つの人間が目の前に__』 あらすじを見て、読まずにはいられないと一目惚れした1冊 ヒヤヒヤドキドキ、謎が明かされてく時もドキドキ 医療系読みたい方に特におすすめ 読み応えと満足感がある本でした! 色々考えさせられます 個人的に… 苦手なジャンルの話だったの...
『自分と瓜二つの人間が目の前に__』 あらすじを見て、読まずにはいられないと一目惚れした1冊 ヒヤヒヤドキドキ、謎が明かされてく時もドキドキ 医療系読みたい方に特におすすめ 読み応えと満足感がある本でした! 色々考えさせられます 個人的に… 苦手なジャンルの話だったので、面白いだけにスッキリしなくて悔しい(泣)
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