この部屋から東京タワーは永遠に見えない の商品レビュー
この文章はこの人にしか書けない。そしてこの人しかない視点だ。この中にある吾輩はココちゃんである。に心を打たれた。「天才」で片付けたくない。それ程に焦がれる文章だった。
Posted by
現代の若者もすなるTwitter文学といふものを読んでみる。なんだか自分が急に年寄りになってしまったような気がする…
Posted by
いわゆるタワマン文学という、新たな領域を開拓した著者のデビュー作。港区界隈に棲息する、上昇志向がありつつも孤独や空虚な暮らしを送る人々の日常を描いた群像劇という印象のエッセイ集である。 各章は独立し、それぞれの主人公はだいたい早稲田か慶応の出身者かその彼氏と付き合っている(た)...
いわゆるタワマン文学という、新たな領域を開拓した著者のデビュー作。港区界隈に棲息する、上昇志向がありつつも孤独や空虚な暮らしを送る人々の日常を描いた群像劇という印象のエッセイ集である。 各章は独立し、それぞれの主人公はだいたい早稲田か慶応の出身者かその彼氏と付き合っている(た)港区女子たちである。舞台となるのはタワマンを中心とした消費社会で、そこにSNS的な虚栄心と承認欲求が絡んでいく。 その辺の解像度はさすがであるが、もうちょっと上の子育て世代やさらに上の成金社長といったレイヤーへの理解が足りていないのが惜しいところ。恐らくは港区的な階層構造では労働者階級にしかアプローチできていない時点で、悲哀が同居するのは当然なのだろう。
Posted by
【麻布競馬場 のアカウント名の意味がわかった。麻布の馬たちの話だね。 -"虚無と諦念のショートストーリー集(裏表紙より)"-】 #Twitter文学 #タワマン文学 #令和文学 #港区#孤独#東京 まじめな本読んでたんだけど、これイオンで買ってすぐ読み始...
【麻布競馬場 のアカウント名の意味がわかった。麻布の馬たちの話だね。 -"虚無と諦念のショートストーリー集(裏表紙より)"-】 #Twitter文学 #タワマン文学 #令和文学 #港区#孤独#東京 まじめな本読んでたんだけど、これイオンで買ってすぐ読み始めたら最後まで全部おもしろくて先に完読してしまった。 虚無と諦念すぎて、得るものがないのに、こんなに中毒性があるのは魔のカオスの東京だからよね。 ブラックホール。
Posted by
