俺ではない炎上 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
それなりに面白く読めたけど、終盤種明かしのあたりで時間軸をズラして話が展開されるのでわかりづらかった あと辻褄が合わない?繋がらないようなところもあったような 現在の場面で小学生の娘がいるとか娘が塾っていうのも引っかかる 「このままだと小さい子供の手によって殺されてしまう」も結局犯人子供じゃないよねと思ったり 3人目の被害者についても全く触れられずなんだかなぁとなるし、どこかスッキリしないミステリでした トリックがよかっただけに少し残念
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自分も文庫化されたため、即購入。 浅倉さんの本は、ノワールレヴナント、六人の大学生を読んだが、そちらも十分に面白かったが、こちらもめちゃくちゃ面白かった。 ただ炎上しちゃって大変だという話ではなく、ミステリであり、叙述トリックもあり、至極な一冊であった。ちと最後のほうは思うところ...
自分も文庫化されたため、即購入。 浅倉さんの本は、ノワールレヴナント、六人の大学生を読んだが、そちらも十分に面白かったが、こちらもめちゃくちゃ面白かった。 ただ炎上しちゃって大変だという話ではなく、ミステリであり、叙述トリックもあり、至極な一冊であった。ちと最後のほうは思うところもあるが、ミステリファンにオススメ。 このかたの作品は人間の優しさ、みたいな気づきも含まれるてるなあと毎回感心している。
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文庫化されて、即購入。 同氏の『六人の嘘つきな大学生』は 前後編で主に二人の視点から語られているが、 今作は四人の視点で物語が進んでいくため、 より重層的な味わいがあった。 そして、この "2" ではない多数視点というのは、 この作品が扱っているテーマを考...
文庫化されて、即購入。 同氏の『六人の嘘つきな大学生』は 前後編で主に二人の視点から語られているが、 今作は四人の視点で物語が進んでいくため、 より重層的な味わいがあった。 そして、この "2" ではない多数視点というのは、 この作品が扱っているテーマを考えると、 至極妥当なものに思える。 物語の真実は一つであっても、 一人一人が見る世界は一様ではなく、 誰もが自分の見ている世界が真実であると 思っている。 それは人が自分を保つための正当な本能であるため 仕方のないものに思える。 その事実を踏まえたうえで、 私達がこの情報化社会でどのように たち振る舞っていくべきなのか? そんなことを考えさせられる作品でもあった。 自分も窮地に立たされたとき、 果たしてピンバッジを投げ捨てられるだろうか? 今回もしっかり騙された!
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2024.6.16 疾走感溢れるストーリーと、考え抜かれた構成に思わず拍手を送りたくなる作品。 「ネット社会」の恐ろしい部分を浮き彫りにしつつ、人間の本質を問う内容、冒険的なパートもあり、思わずのめり込んで読み終えた。 読者にも推理させながら読ませる部分も私好みで、誰なのか考え...
2024.6.16 疾走感溢れるストーリーと、考え抜かれた構成に思わず拍手を送りたくなる作品。 「ネット社会」の恐ろしい部分を浮き彫りにしつつ、人間の本質を問う内容、冒険的なパートもあり、思わずのめり込んで読み終えた。 読者にも推理させながら読ませる部分も私好みで、誰なのか考えながら読み進めるのもワクワクした。 これはそのうち映像化されそうだなと思わざるを得ない小説。
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とても期待して手に取った一冊。この★★★の評価は、一重に自分自身の読解力のなさからであって、だからこそ非常に悔しい。読み終えた後、何となくはわかるけど、でも???という状態で、恥ずかしながらネットの感想を読んでようやくわかった。浅倉さんが伝えたかったこともわからず、残念。もう一度...
とても期待して手に取った一冊。この★★★の評価は、一重に自分自身の読解力のなさからであって、だからこそ非常に悔しい。読み終えた後、何となくはわかるけど、でも???という状態で、恥ずかしながらネットの感想を読んでようやくわかった。浅倉さんが伝えたかったこともわからず、残念。もう一度読み返したいという気持ちにもならず、また再読したい気持ちになればまたしっかりと読もうと思う。
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文庫化するのを待っていました。 主人公の泰介が逃亡し始めてから、追われる感覚が読み手にも伝わり、とても恐ろしくハラハラしながら読みました。 泰介が逃亡する中で、自分に対して周りが抱いていた印象との違いに気付かされ、自分自身を見つめ直していくところが良かったです。 登場人物を通して...
文庫化するのを待っていました。 主人公の泰介が逃亡し始めてから、追われる感覚が読み手にも伝わり、とても恐ろしくハラハラしながら読みました。 泰介が逃亡する中で、自分に対して周りが抱いていた印象との違いに気付かされ、自分自身を見つめ直していくところが良かったです。 登場人物を通して、『自分は悪くない。自分の価値観だけが正しい』という考えが無意識に根付いていていることに気付かされ、恐ろしく感じました。 ラストの展開に、おっ!っと驚きもあり、仕掛けも面白かったです。
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めちゃくちゃ面白かったです。 登場人物の視点がテンポよく切り替わり、 徐々に全容が明らかになるので先が気になって仕方なく 一気に読み終えてしまいました。 なるほど、もう一度読み直そうと思いました
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6人の嘘つきな大学生が素晴らしすぎて読むのを楽しみにしていた一冊。 ある日Twitterの炎上案件で殺人犯に仕立て上げられた主人公、その真相とは? 最後までほぼ一気読み。結末は見事にしてやられました。気づいた時にもう一度読み返したくなる。 でも、読後の爽快感は前作のが上かな....
6人の嘘つきな大学生が素晴らしすぎて読むのを楽しみにしていた一冊。 ある日Twitterの炎上案件で殺人犯に仕立て上げられた主人公、その真相とは? 最後までほぼ一気読み。結末は見事にしてやられました。気づいた時にもう一度読み返したくなる。 でも、読後の爽快感は前作のが上かな...?
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一気読みでした。 読んだ人と語り合いたい。 そう思わせる本でした。 まず、主人公。 ネット上にあんな投稿がされたら 他に犯人がいるなんて 誰も思わない。 また、ネットを見た人達の SNSやリアルでの反応も 現実にあり得そうで怖い。 キーは、夏実。 浅倉秋成さん、上手すぎ...
一気読みでした。 読んだ人と語り合いたい。 そう思わせる本でした。 まず、主人公。 ネット上にあんな投稿がされたら 他に犯人がいるなんて 誰も思わない。 また、ネットを見た人達の SNSやリアルでの反応も 現実にあり得そうで怖い。 キーは、夏実。 浅倉秋成さん、上手すぎです。 SNSの虚実混じった中に 偶然真実もあったり。 本作には関係ありませんが 「ショーハショーテン!」も 楽しみにしてますし、 ジャンボも応援してます。 ※わかる人だけ
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