ユニクロ の商品レビュー
読みながら自然と涙が出てきた。魂が震える感覚があった。世界を目指すとはどういう事か、どんな覚悟が必要か。単なるビジネス本ではなく、世界を目指す人間に求められる姿勢と経営哲学が記されている。自らを奮い立たせたい時に繰り返し読みたい本の一冊となった。
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宇部市 銀天街 メンズショップ小郡商事 生きていく上での使命感、自分は何者なのか? 200万円を父に出してもらい世界一人旅 スペインで妻になる照代と出会う 早大卒業後、ジャスコ(現イオン)にコネ入社するが9カ月で辞める 結婚とともに実家に戻る 専務になるが浦一人を残し社員...
宇部市 銀天街 メンズショップ小郡商事 生きていく上での使命感、自分は何者なのか? 200万円を父に出してもらい世界一人旅 スペインで妻になる照代と出会う 早大卒業後、ジャスコ(現イオン)にコネ入社するが9カ月で辞める 結婚とともに実家に戻る 専務になるが浦一人を残し社員が辞める 正義漢と客観視 口下手からマニュアル化 商売の見える化 家業から企業へ 科学的経営の確立 紳士服のトータル専門店チェーン展開 「現実の延長線上に目標を置いてはならない」(ハロルド ジェニーン) →アホじゃないかと思われるような非常識な目標が イノベーションの元になる 「同じことをしていてはダメだ」(マクドナルド創業者 レイ クロック) →いつでもだれでも好きな服を選べる巨大な倉庫 アメリカの大学生協のような店 1984年 広島うらぶくろ、ユニクロ一号店 小郡商事社長に 1985年 郊外店へ 1987年 SPA製造小売業への転換 GAPが先行 日本上陸の前に 香港ジョルダーノ 創業者ジミー ライ、ウィンタイ 華僑とのネットワーク 経営理念 1条「顧客の要望にこたえ、顧客を創造する経営」 組織図=経営戦略、会計思考=収益とキャッシュフロー(安本隆春) 1991年 ファーストリテイリングへ システムとしての小売業 3年後100店舗 宇部から東京に 30年、海外 3年 日本一への計画と準備 →8億円の融資 本を読むときは初めから終わりへ ビジネス経営は終わりから初める 1998年 ABC改革 オールベターチェンジ 売れるものをつくる ユニクロの服とは? ファストファッションとは逆、みんなが着られる服、長く着られる服 1998年 フリースで勝負 原宿店開店 2年後売上高4倍の4185億円 2001年 ロンドン出店 赤字で閉店 国内もブームが終わり売り上げ激減 2002年 澤田副社長退任、2005年 玉塚社長就任 実務リーダー:玉塚とイメージリーダー:柳井 (平尾誠二) 上海失敗、2005年 香港 日本のユニクロを再現 日本より高い価格=クオリティ 部品、道具、日本発 でニューヨークを立て直し GU ユニクロの7割の価格で失敗 トレンドのど真ん中のファストファッションへ 情報製造小売り業 有明倉庫=世界最大の店 リレーからサッカー チームプレーへ こんな服が欲しいというゴールへ全社連動して動く プラットフォームは自分たちで作る
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柳井さんだけでなく、ユニクロを支えた数々の功績者の話。 特に、「ユニクロ」風になって失敗したロンドン・上海・ニューヨークの話は非常に興味深い。ローカライズすべき部分はあれど、ブランドとして戦うということにこだわりを持ち続けることが大事だと思った。 また、柳井さんの任せ方や信頼...
柳井さんだけでなく、ユニクロを支えた数々の功績者の話。 特に、「ユニクロ」風になって失敗したロンドン・上海・ニューヨークの話は非常に興味深い。ローカライズすべき部分はあれど、ブランドとして戦うということにこだわりを持ち続けることが大事だと思った。 また、柳井さんの任せ方や信頼の仕方というのは1兆円企業の社長然としていた。 徹底した現場主義・業界構造を変えるSPA発想・LIFE WEARなど数々の戦略が常にアップデートしながら成長する企業の証を学ぶことができた。
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柳井正さんの半世記として読むとめちゃくちゃ面白い。途中でぶった斬られている章が多いけど、臨場感のある内容で「なんか良かったな〜」という印象はとても強く残る。
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ビジネス本として役にたつかわからないけど、ユニクロ物語として面白かった!! 若かりし頃、少しの間、本社勤務していた経験があるので、あの頃20代の末端平社員だった私にはわからなかったけど、幹部たちはこんな風に動いていたのか…とあの頃の自分に教えてあげたいw 何も理解してなかったな...
ビジネス本として役にたつかわからないけど、ユニクロ物語として面白かった!! 若かりし頃、少しの間、本社勤務していた経験があるので、あの頃20代の末端平社員だった私にはわからなかったけど、幹部たちはこんな風に動いていたのか…とあの頃の自分に教えてあげたいw 何も理解してなかったなーユニクロのこと。 玉塚さん、澤田さんををユニクロに呼び入れ、フリースの快進撃の道を辿っていくあたり、結果は知ってるけど、読んでいてワクワクした。 柚木治が野菜で失敗したのちも、失敗したからこそとGUの担当を任され、トレンドをより意識してユニクロとの差別化を図り、GUブランドを確立してGUの社長に就任。柚木さんも、野菜の失敗から、よく耐えたなって、精神的に耐えられる人だと柳井さんはわかってたのかな。 泳げない者は沈めばいい 小郡商店から柳井宅に住み込みで働いていた浦さんが、大きくなったユニクロの経営についていけず退職する時も、口数の少ない柳井さんはそっけないような態度をとるけど、感謝状と花火で伝えたシーン。ちょっと泣ける。 柳井さんて、敬語で怒る感じも怖いし、世界屈指のやり手の経営者で冷酷なイメージもあるけれど、こうやって本で読んでいると、温かい心を持っていて、人を見る目があるからこその偉大な人なんだろうなと。 ユニクロ、もう一度働きたいなぁw
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仕事をきっかけに読み始めましたが、単純に面白かった。すっかりUNIQLOのファンになってしまった。ただ、有明で働きたいとは思わないけど。笑
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丁寧な取材と共にユニクロという企業理解、そして、何よりも未来の経営者達に勇気を与えてくれる本。小分けにして読んだが、ストーリーが丁寧に描写されているので、記憶に残っており、すっとまた没入できる。経営を志す人には一読を激しく勧めたい。
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読みやすく、面白かった。 「ユニクロとは何なのか?」という重要課題が繰り返し問い返され続けて(頻繁に停滞、撤退を繰り返しながらも)発展してきた、というストーリー。 労務問題のところ期待していたのだけれどあまり詳しくは書いていなかった。
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読み応えがあり面白かった。ユニクロの過去の話には懐かしさと驚きがあり、柳井氏の経営手腕や、元社員を含めた社員たちの話が印象的だった。ユニクロとは何か?を問い続けて、多くの失敗を重ね、たし算とひき算を繰り返して成長してきたことに勇気をもらえた。また、ユニクロを賛美するのではなく、客...
読み応えがあり面白かった。ユニクロの過去の話には懐かしさと驚きがあり、柳井氏の経営手腕や、元社員を含めた社員たちの話が印象的だった。ユニクロとは何か?を問い続けて、多くの失敗を重ね、たし算とひき算を繰り返して成長してきたことに勇気をもらえた。また、ユニクロを賛美するのではなく、客観的な視点で書かれている点も良かった。
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ユニクロ創業者の柳井正の一代記でもありユニクロの歴史。失敗を成功に繋げて志高く突き進んでいく、ワンマンだからこそ成し得た成功者の物語。何より人を見ぬく目には脱帽です。
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