ユニクロ の商品レビュー
面白かった フリース、ヒートテック、原宿店とリアルタイムで知っていた出来事にこのような舞台裏があったのか、と驚いた。 言い尽くされた言葉だけれど、やはり人と人との出会いによって運命は変わるのだと思った。 この後ユニクロはきっとどんどん変わっていくんだろう。どうなっていくのか楽しみ...
面白かった フリース、ヒートテック、原宿店とリアルタイムで知っていた出来事にこのような舞台裏があったのか、と驚いた。 言い尽くされた言葉だけれど、やはり人と人との出会いによって運命は変わるのだと思った。 この後ユニクロはきっとどんどん変わっていくんだろう。どうなっていくのか楽しみです。
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ユニクロ 著:杉本 貴司 ユニクロは世界中に店舗を展開する、日本が生んだ一大アパレルチェーンだ。今では欧州のZARAやH&Mと肩を並べ、世界一の座をうかがう勢いを見せる。バブル崩壊から「失われた30年」と言われる衰退の時代のなかで、日本から飛び出した数少ない世界的な企業である。...
ユニクロ 著:杉本 貴司 ユニクロは世界中に店舗を展開する、日本が生んだ一大アパレルチェーンだ。今では欧州のZARAやH&Mと肩を並べ、世界一の座をうかがう勢いを見せる。バブル崩壊から「失われた30年」と言われる衰退の時代のなかで、日本から飛び出した数少ない世界的な企業である。 その出発点は、時代の波に取り残された地方のシャッター街にあった。ユニクロはどうやってここから生まれたのか。地方のさびれた商店街の紳士服店は、なぜ世界的なアパレル企業になりえたのか。本書では、その謎をひもといていくことを目的としている。 構成は以下の11章から成る。 ①寝太郎 ②暗黒時代 ③鉱脈 ④衝突 ⑤飛躍 ⑥挫折 ⑦逆風 ⑧突破口 ⑨矛盾 ⑩再起 ⑪進化 わたしの体はユニクロでできている。 川島なお美さんがおっしゃられたワインのように、私や私の家族を含め、日本の人、そして世界の人にもその言葉が当たり前になりつつあるのかもしれない。 暑い夏には、エアリズムの下着とステテコ、寒い冬には、ヒートテックやウルトラライトダウン、暑い、寒いから身を守るのみならず、お気に入りのTシャツをユニTで購入し、時折、有名デザイナーとコラボした服で喜びに浸る。 マイナスから身を守るのではなく、プラスをもたらせてくれる私達の生活の一部分となっているライフウェアー。 ユニクロを認識し出したのは、本書にもあるような、フリーズブーム時代からである。そして、つかず離れずのような距離感で気づけば、私達の生活の必需品となっている。 ユニクロという企業が産声を上げてから今までに至る数々のストーリー。色々な見方はあるものの、主観と客観を用いた本書からは、生々しくもありのままのユニクロの生き様を垣間見れることになる。 ひとつ言えることは、ユニクロという企業は偶然出来たものではない。外部環境の流れからではなく、一人の経営者「柳井氏」の強い想いが全ての根源である。そして、寝太郎と揶揄された時代を経験されている柳井氏から学べることは誰しもが世界を動かせる可能性はゼロではないと思わせてくれる。
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期待以上に面白かった。最初は分厚さに圧倒されたけど、小説のような物語性があり、とても読みやすかった。昔はプー太郎だった柳井正に親近感が湧いた。今のユニクロに育つまでの苦労と経験がすごく刺激があって面白い。柳井正が参考にしてたビジネス書も手にとってみたくなったし勉強になった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
上司に借りて読みました。 今でこそ世界中にあるユニクロですが、こんなにも様々な歴史があることを知りませんでした。 読んでいると現代のことのように感じられず、さながら歴史書を読んでいるようなに感覚になるのですが、その主人公である柳井正は今も実際にユニクロで働いているわけで、読み進めるごとにその凄みや深みから抜け出せなくなりました。 また、登場人物が全員偉大。 個人的には玉塚元一氏が好きでした。 不信が続くユニクロを3年かけて建て直したわけですが、その手段は徹底した現場主義でした。 顧客の声を聞き直し、不満を解消して行く。 至極当たり前のことですが、それを実直にこなす凄さ。 私はそんな玉塚元一氏に憧れのようなものを感じました。(私が読んでいるタイミングでちょうどビズリーチのcmに出ていたというのも印象に残った一因だと思います笑) この本を読むまではユニクロ=手頃なアパレル屋さんというイメージでしたが、それが覆ったというのが読んだ後の率直な感想です。 一つ一つの事象が面白く、ユニクロの印象を変えてくれる素敵なドキュメンタリーだと思います。 おすすめです。
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ユニクロ柳井正のサクセスストーリー。かと思いきや、多くの挫折や失敗を経験して今のユニクロを一代で築き上げた経緯が詳細に記述されており、興味深い。視野の広さと諦めない心がすごい。
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学ぶことの多さもさることながら、純粋に一青年と地方の会社のサクセスストーリーとしても面白く読み応えがあった。 引き込まれる要因は色々あるだろうが、まずは柳井さんが昔からの天才ではなくパッとしない子供〜大学生だったこと。内面にふつふつとなにか持っている人のエネルギーは他の人には見...
学ぶことの多さもさることながら、純粋に一青年と地方の会社のサクセスストーリーとしても面白く読み応えがあった。 引き込まれる要因は色々あるだろうが、まずは柳井さんが昔からの天才ではなくパッとしない子供〜大学生だったこと。内面にふつふつとなにか持っている人のエネルギーは他の人には見えないけど何かのきっかけで化ける可能性もある。 あとはやはり本からたくさん学んで常に自分を変えていっている姿勢が本好きの自分としては嬉しかったし、読むだけではなく思考や行動を変えなくてはいけないと思った。 当然ビジネスマンが読めばビジネス面でもためになることがたくさん書かれているし、読む人それぞれで共感できたり刺激を受けるところは違うのではないだろうか。 人に薦めたくなる本だった。
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ユニクロ(ファーストリテイリング)の創世から現在までをドラマチックにまとめた一冊。 柳井社長の父親がファーストリテイリングの前身である小郡商店を立ち上げたところから話が始まる。時代は戦後で、最初は朝ドラを見ているようだった。 柳井正青年が親の会社を引き継ぎ、今のユニクロをどのよ...
ユニクロ(ファーストリテイリング)の創世から現在までをドラマチックにまとめた一冊。 柳井社長の父親がファーストリテイリングの前身である小郡商店を立ち上げたところから話が始まる。時代は戦後で、最初は朝ドラを見ているようだった。 柳井正青年が親の会社を引き継ぎ、今のユニクロをどのように作り上げたのか、というのが前半の流れで、そのまま柳井社長の話が現代まで続くのかと思ったら、後半はユニクロの岐路ごとに主人公が変わり、それぞれユニクロ社内のキーマン主点で話が進む。 そのあたりはTBSの日曜ドラマを見ているようであった。 全てが実在する人物なのに、ドラマチックすぎてフィクションを読んでいる気持ちになった。 柳井社長の話だけではないので、タイトルが「ユニクロ」なのか、と納得。 それにしてもこの本に出てくる人は皆、働き方や仕事に対する姿勢、考え方が私とは全然違う。なるほど、大きな会社でトップになる人たちはこうなんだな、と思った。 そして、この本には女性が全然出てこない。 柳井さんの奥様は何度か出てくるが、ファーストリテイリングの社員としての女性は1人もいない。 だから悪いとかそういうんじゃなくて、「いないんだな」と、純粋に思った。 500P程のボリュームの本だけれど読みやすくて一気に読んでしまった。 それにしても、柳井社長が引退されたり、亡くなられたりしたらユニクロはどうなってしまうんだろう。 スティーブ・ジョブス亡き後のApple製品を見た人が「ジョブスが生きていたらこの商品は発売されなかったんじゃないか」と言っているの聞いたことがあるが、それと同じで柳井社長が亡くなった後のユニクロも「なんか違う。柳井さんが生きていたらこんなの許さなかったんじゃないか」ってものが店頭に並ぶようになるのだろうか。
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ユニクロって、ずっと成功してる企業だと思ってた。 この本を読むと、まず柳井さんのイメージが変わる。大学生時代はやる気のない男だったらしく、印象的だったのが友人のコメント。 「なにかと言うと柳井が口にしたのが、『それになんの意味があるんね』でした。いつもそうだから会話が続かないん...
ユニクロって、ずっと成功してる企業だと思ってた。 この本を読むと、まず柳井さんのイメージが変わる。大学生時代はやる気のない男だったらしく、印象的だったのが友人のコメント。 「なにかと言うと柳井が口にしたのが、『それになんの意味があるんね』でした。いつもそうだから会話が続かないんですよ。だからといって変に合理主義者というわけでもなく、一緒にいて肩がこるようなタイプでもない。ケンカになるネタもないというか。私にとってはまるで空気のような男でした」 そんな人だったの…?と、親近感のようなものを覚える。笑 また、意外だったのが 2店舗目の失敗から反省し、最初の頃は郊外店戦略をとったこと(わざわざ車で来る=目的客が効率よく取り込めるのでターゲットにした)。東京に進出するまでなかなか時間かかったんだなあ。 本書では、失敗がたくさん語られる。成功話より失敗話が残る。 野菜事業で失敗したことからGUの柚木さんが得た3つの教訓は大事だと心に刻む。 「顧客を知る努力は永遠に続けなければならない」 「新しいことを始める時は、今ある常識を誰よりも勉勉強しなければならない」 「社内外を味方に付けて、その力を使い尽くさなければならない」 柳井さんは本をたくさん読み、海外にたくさん行って外から智慧を借りた。 最近久しぶりに行った海外や国内の旅行で見知ったことがこの本を読むための理解力にもプラスになっていることを感じ、もっとたくさん読みたいし見に行きたいと思った。
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企業本を初めて読んだが面白かった。文章も読みやすくてサクサク進んだ。終始、柳井さんの信念、軸が貫かれていて、ユニクロの今までを辿る物語の中に明確なテーマがわかる。常に外の世界見てら取り入れていく姿は、会社だけでじゃなくて働く個人個人にも大切なマインドだと思った。面白い!
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日本が世界に誇るユニクロがどうやって大きくなってきたのか、その紆余曲折がよくわかる生々しいストーリー。仕事へのヒントがいっぱい
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