白鳥とコウモリ(下) の商品レビュー
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犯人については最初から違和感があったので、やっぱりねーって思ったけど、じゃあ本当の犯人は?ってところが分からなかったので、真相が判明した時は驚いた。30年前の事件についても同様で、後半は先が早く知りたくて若干寝不足気味。それくらい物語にのめり込む事が出来て大満足!いくら癌で余命幾許もないとは言え、また贖罪のためとはいえ、他人の罪を被る事が出来るだろうか。登場人物たちそれぞれの覚悟がたくさん詰まった物語でした。
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複雑な人間関係に途中何度も、読み返しをしながらも、読み応えのあった作品だった。 ただ、主人公の過去の事件に対する自らの行動に対しての贖罪から、自らしてもいない罪を被ってしまったのだが、それによって、今度は自分の息子が世間から厳しい立場に立たされてしまった。 それについての親としての心情があまり書かれてなく、モヤモヤとする部分もあった。
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白鳥とコウモリほどに真逆の存在であるはずの被害者家族と加害者家族。しかし向けられる世間の目は一様に好奇と偏見に満ちていて、立ち位置の境界はどこまでも曖昧、反転することさえ容易い。
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まだ何かありました。映画にするなら被害者の家族のお嬢さんと加害者の家族の息子さんは美男美女の俳優さんでぜひお願いしたいです。
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面白かった。 殺人の動機にしっくりこないことが多いけど、今回は真犯人の殺人の動機がリアルだったのが印象的だった。 誰が悪いということもないけど、どこかが歪んで負の連鎖が起きてしまう。 売る
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刑事の謎解きより、犯人や被害者側のストーリーに重きがおかれています。 被害者と加害者双方の立場が詳細に語られ、またそれらの弁護がどのように展開されるのか興味深かったです。 双方の弁護士の論理的な会話もよかった。
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1人の詐欺師の人間により、多数の人間の人生を狂わせてしまった。 誠実な人を狂わせてしまう世の中にならないよう、願う。
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警察、加害者の息子、被害者の娘、過去の事件との繋がり、くるくる状況が動いていく下巻は続きが気になってスラスラ読めた。 色々な立場からの視点が興味深く、東野圭吾作品はそれを読みやすくて面白くしてくれているので好き。 真犯人の動機や存在が、わりとサラッとしている感じがした。
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面白くてサクサク読めた 倉木さんがいろんな人達を守るために自分が犠牲になったことはすごい正義感だとは思うけど、それによって自分の息子が辛い思いをするっていうのはどうなのかなと思った。息子が辛い思いをすることが自分にとって1番辛いことだからそれこそが自分への贖罪的なこと書いてあったけどあまり納得できなかった。結局それって自分の子供がどうこうより罪を償いたいっていう自己満のためなのでは?と思ってしまった。 真犯人の少年がニヤッとしたところに関しては殺人への興味だけではなく、過去に冤罪を見破れなかった警察への挑戦状?的な意味も込められているのかと思った。
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