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白鳥とコウモリ(下) の商品レビュー

4.4

252件のお客様レビュー

  1. 5つ

    114

  2. 4つ

    108

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    3

  5. 1つ

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2024/11/13
  • ネタバレ

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p327「何とも言えない気分です。人間というのは、そこまでできるんでしょうかね」 白鳥とコウモリは手を繋いで同じ空を飛べるのか。 わたしは誰も恨みたくなくて、ただ1人憎いとしたら灰原だ。灰原がもっと早く警察に逮捕されていればこんな悲しくて切ない事件は起きなかったのにとさえ思う。倉木さんは無罪の罪を償いながら生きてきて最後は癌で亡くなる。幸せだったのだろうか。和真という子供がいたことで幸せだった時期もあったことを願いたい。 真犯人が未成年であるが裁きを受けることの出来る年齢であってよかった。

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2024/11/07
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上巻のスローペースから一転、下巻のスピード感。 誰かを庇ってるのは序盤からわかりましたが、予想外の人物でした。 とても良かったです。 続編の架空犯も続けて読む予定

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2024/11/06

東野圭吾の作品はもう10年以上読んでて流れはなんとなくわかるし、正直トリックというか事件のオチも薄々分かって、そうだよね、となるのでそういう点ではやっぱり綾辻行人が私は好きなのですが、、 何よりその犯行動機、ハウダニット?ではなく、ワイダニット??の点の描写や構成が素晴らしく、...

東野圭吾の作品はもう10年以上読んでて流れはなんとなくわかるし、正直トリックというか事件のオチも薄々分かって、そうだよね、となるのでそういう点ではやっぱり綾辻行人が私は好きなのですが、、 何よりその犯行動機、ハウダニット?ではなく、ワイダニット??の点の描写や構成が素晴らしく、下巻ラストは涙が止まりませんでした。 電車の中でラスト読んだのは本当に後悔です、、 後半からは自宅等でじっくり読むのがオススメです!

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2024/11/05

下巻読了。 やっぱ東野圭吾さんの作品が好きだ!と思いました。 被害者の娘と加害者の息子。相容れないはずの二人にも気持ちは存在する。白鳥とコウモリは一緒に空を飛べるのか。感情が揺さぶられっぱなしの深い上下巻でした。

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2024/11/04
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下巻は展開が早いので一気読みでした。 誰かを庇ってるというのは、ある程度は想像できたけどそこまでは、読めなかったなぁ。脇役だと勝手に思ってたからなぁ。 途中まで、白鳥とコウモリというタイトルの意味が分からなかったけど、途中で分かって、最後に逆転するというところまで含めてのタイトルでしたか。 白鳥とコウモリの元凶は灰谷というのもまた意味深。 とても面白かったですが、敢えて言うなら、事件解決が結局刑事側主導で白鳥&コウモリの活躍?が解決に直結しなかった展開と、達郎にしても和馬にしてももう少し幸せな終わり方でも良かったのにという部分かな。

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2024/11/04
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手を繋いだあたりで白鳥とコウモリが入れ替わるんだよなぁ。細かいこと言うと倉木父は贖罪のために息子犠牲にしたりとわりとヤバ目なところもあるけど、ストーリーとしては綺麗?かな。 倉木父と白石弁護士はどこかで知り合ってるんだろうと思ったが、白石弁護士と灰谷との関係性はちょっと無理矢理感あった。まぁしゃーない。

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2024/11/04

真実はやはりその当事者にしかわからない、その当事者たちにしか分からない真実を少しでも明らかにするのが裁判、被疑者、被害者、双方の家族。検察、弁護士、そして警察。 玉ねぎの皮を上から順番に剥いでいく、玉ねぎの核心には一体何があるのか、剥けば剥くほどさらにそれを剥いてみたくなる、そん...

真実はやはりその当事者にしかわからない、その当事者たちにしか分からない真実を少しでも明らかにするのが裁判、被疑者、被害者、双方の家族。検察、弁護士、そして警察。 玉ねぎの皮を上から順番に剥いでいく、玉ねぎの核心には一体何があるのか、剥けば剥くほどさらにそれを剥いてみたくなる、そんな読者の心をくすぐる小説でした。

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2024/11/03

登場人物が最初の関係性とは全く異なるものとなってて、つらいけど、2人にはお互いがいるからきっと大丈夫だろうと思える。続きが気になりすぎて上下巻一気読みした。

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2024/10/31
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新刊の『架空犯』が『白鳥とコウモリ』のシリーズとのことで、新刊発売前に再読。 ストーリーはぼんやりと覚えていたが、それでも引き込まれる展開だった。 加害者の息子と被害者の娘という、反対の立場であるはずの二人が同じ目的のもと手を組み真相に迫っていくという設定が斬新で面白い。 ただ、思慮深く理性的な人間が多く登場するせいか、最後に明かされる真犯人の軽薄さには不快感を抱いた。 皆が守り抜いたものが踏み躙られた気がして。 でもそれも含めて「罪と罰」の重みを考えさせられたというところか。 最初に読んだときは五代刑事はあくまでサブキャラだと思っていたが、シリーズ化されるという目で読むと、なるほど五代と中町も良いコンビだった。 迷宮に迷い込んだのでは…と感じつつ一旦手を引くところから真実に辿り着くまで、読み応えたっぷりだった。 新作が楽しみ。 (幻冬舎単行本読了)

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2024/10/27

先の展開が気になって止まらない。 通勤時間を使い、数日で読み切ってしまった。 加害者家族と被害者家族、 立場が違うようで真実を追い求める気持ちは同じ。 面白かったです。映画化しそうだけど、どうかな。

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