白鳥とコウモリ(下) の商品レビュー
下巻を読み、上巻で投げかけられた時効というテーマについて改めて考えさせられました。加害者の息子と被害者の娘が供述に違和感を覚え、それぞれの立場から真相に近づこうとする展開が印象的でした。加害者か被害者かという立場や事件の背景によって、正しさの見え方は大きく変わるのだと感じます。人...
下巻を読み、上巻で投げかけられた時効というテーマについて改めて考えさせられました。加害者の息子と被害者の娘が供述に違和感を覚え、それぞれの立場から真相に近づこうとする展開が印象的でした。加害者か被害者かという立場や事件の背景によって、正しさの見え方は大きく変わるのだと感じます。人の気持ちや命が関わる出来事に対して、量刑を決めることの難しさも強く考えさせられました。異なる立場にある者同士が向き合っていく過程に引き込まれ、最後まで目が離せませんでした。タイトルに込められた意味が見えてくる展開も印象的でした。下巻はテンポよく物語が展開していくのもあり、とても面白かったです。
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久しぶりに一気読み!この謎はどうなる?真相は?とワクワクしながら追う気持ちを止められなくて…。特に下巻入ってからは、落ち着くかなと思ったところで新しい閃きや真相に近づくような動きがあり、飽きませんでした。 五代に感情移入していたのですが、この人がいちばんフラットな立ち位置で考え...
久しぶりに一気読み!この謎はどうなる?真相は?とワクワクしながら追う気持ちを止められなくて…。特に下巻入ってからは、落ち着くかなと思ったところで新しい閃きや真相に近づくような動きがあり、飽きませんでした。 五代に感情移入していたのですが、この人がいちばんフラットな立ち位置で考え方も行動もカッコイイなと思ったり。美令の和真に対する態度もかっこよかった。
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相変わらず特殊なバディもので読み応えがあった 初めは刑事視点の物語かと思ったが途中からは加害者の息子と被害者の娘のバディで真実へと向かっていき、下巻の中盤まで全容の見えないストーリーが一気に繋がり真実がわかる頃には爽快感があった
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上巻ではなかなか引き込まれる事がなく、ページが進まなくて苦戦しましたが、下巻ではどんどん事件の真相が明らかになってきて、とても面白かったです。 少し恋愛要素も入って、美令と和真で話が進んだのも、わたしには良かったのかもしれません。
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大どんでん返し。もうまさにこの言葉がふさわしい内容です。 初めて読んだ本で本当に嬉しいよかったです。 読書にハマるきっかけとなった本でした! 東野圭吾の作品をたくさん読みます!
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前半は抑揚がなく、少しずつしか読み進めることができなかったが、後半は止まることが難しいくらいのめり込んだ。
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登場人物は悪徳金融業者以外は基本的に善人ばかり…そして事件は起きた。しかし、善人ばかりであるが故にお互いを庇い合い、子供・孫の世代にまで繋がる悲劇に発展していってしまった。多くの人間が複雑に絡み合う物語だった。 よくこれだけの登場人物達をうまく絡み合わせ伏線回収(ちょっと強...
登場人物は悪徳金融業者以外は基本的に善人ばかり…そして事件は起きた。しかし、善人ばかりであるが故にお互いを庇い合い、子供・孫の世代にまで繋がる悲劇に発展していってしまった。多くの人間が複雑に絡み合う物語だった。 よくこれだけの登場人物達をうまく絡み合わせ伏線回収(ちょっと強引な所もあるけど)できたものだと思う。弁護士殺人の真犯人の動機…そこまでやるか?と思ったけど…今風な感じ(?)にしたか。 その父親に『容疑者Xの献身』の主人公が被ってみえたものの、今直ぐではないが未来に希望がみえる終わり方が良い。
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すごくよかった。想像していたどの結末よりもいい感じだった。ネタバレせずにのあらすじ解説は無理なので、とりあえず被疑者だった倉木さんが末期癌どったことくらいしか書くことがない。 白鳥とコウモリかぁと思った。
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東野圭吾の本では、真実を突き止めるのが是が否かと考えさせられることが多いが、この場合は是なのだろう。結局隠すとシワ寄せが来る。誰も悪人でないのに人が死ぬのは切なくなる。
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2026/1/3(土) 『白鳥とコウモリ』東野圭吾・著 【あらすじ】 弁護士の白石健介が遺体で発見された。関係者の聴取が進む中、倉木達郎という男が犯行を自白する。さらに、その男は30年以上前に起こった「竹井殺害事件」の真犯人であることも自白する。しかし、被害者の娘と加害者の息子...
2026/1/3(土) 『白鳥とコウモリ』東野圭吾・著 【あらすじ】 弁護士の白石健介が遺体で発見された。関係者の聴取が進む中、倉木達郎という男が犯行を自白する。さらに、その男は30年以上前に起こった「竹井殺害事件」の真犯人であることも自白する。しかし、被害者の娘と加害者の息子が、それぞれの立場から真実を求めて共に時を歩み、真実を明らかにしていく物語。 【感想】 読了後は何とも言えない気分になる。自らの親が犯した罪、それによって周囲の人々の人生を狂わせてしまった事実に心が震える。『手紙』を思い出した。犯人の内面を追う物語ではなく、被害者の娘や加害者の息子に焦点を当てているのが素晴らしい。東野ワールドの集大成のような作品だと感じる。単なるミステリーに留まらず、読後も深く考えさせられる一冊。現在は独立に向けた準備の真っ最中だが、仕事で多忙を極めたとしても、時間を忘れて読み耽ってしまった。今後も、東野作品を心待ちに読み続けていきたい。
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