白鳥とコウモリ(上) の商品レビュー
東京で善良な弁護士、白石健介が殺害される。 容疑者の倉木達郎が自供して逮捕される。1984年に愛知県で起こった殺人事件が背景にある、ということなのだが、加害者の息子、和真も、被害者の娘、美令も、それぞれに達郎の自供内容を疑問に思い……というお話。 上巻は和真と美令が出会ったところ...
東京で善良な弁護士、白石健介が殺害される。 容疑者の倉木達郎が自供して逮捕される。1984年に愛知県で起こった殺人事件が背景にある、ということなのだが、加害者の息子、和真も、被害者の娘、美令も、それぞれに達郎の自供内容を疑問に思い……というお話。 上巻は和真と美令が出会ったところで終わり。 昔は、東野圭吾の文章は味気なさ過ぎる、小説と言うより説明文みたいだと思っていた。でもなぜか面白い。なんでだろう、と考えながら読んだ。 読者の興味が向く方向と物語の流れがぴたりと一致していて、文章が控えめでそれを邪魔しない。 なるほどーこれが熟練の技かあ。ためになったなあ。 1984年の事件で冤罪のために自殺してしまった男の妻子、浅羽母子がなんとなく『容疑者Xの献身』を彷彿とさせるので疑ってしまうのだが、さてさて真相やいかに。
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上下巻合わせて 少しずつ読む予定が、一気読みでした 上巻100ページほどで犯人が自供してしまう展開に、東野圭吾はこの後どうするのか?という期待を持ったが、予想以上でした 事件に何かを感じる五代刑事と中町刑事 犯人の自供内容に不審を持った、被害者の娘と、加害者の息子は供述内容...
上下巻合わせて 少しずつ読む予定が、一気読みでした 上巻100ページほどで犯人が自供してしまう展開に、東野圭吾はこの後どうするのか?という期待を持ったが、予想以上でした 事件に何かを感じる五代刑事と中町刑事 犯人の自供内容に不審を持った、被害者の娘と、加害者の息子は供述内容から事件の真相に近づいていく 何を書いてもネタバレに繋がりそうだが、初めに誤った手立てをすると、負の連鎖は止まらない そして『白鳥とコウモリ』の意味が秀逸 五代刑事と中町刑事コンビでシリーズ化してほしい
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物語の視点がそれぞれ変わっていくのに戸惑う事なくすんなり読める。さすがと思いながらストーリーにどんどん引き込まれました。 つづきが気になるー
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上下巻なのでなかなか手が出なかったけど読んでみたらあっという間に読了。 複雑に見える事件もさすがの東野圭吾でとてもスラスラ読めました。 ストーリー、テンポともにやっぱり東野圭吾好きだなと思える作品でした。
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とある殺人事件の捜査上に浮かんだ男は、あっけなく自供し逮捕される。しかしその息子と被害者の娘は、男の自供に違和感を持ち、真相を突き止めようと行動に起こす。 事件のあらましや犯人とされる男の自供を詳しく書いた、いわば前座の話だが既に面白く一気読み必至。
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意図的で不自然な言動、疑われるべくして浮上した容疑者は、犯行を自供。早い段階で犯人は捕まるも、なかなかその“全容”を掴むことができない。 そんな中、それぞれの“父の不可解な言動”に疑問を抱いた子どもたちの邂逅で、上巻は閉じる。 刑事、容疑者の息子、そして被害者遺族の視点から、そ...
意図的で不自然な言動、疑われるべくして浮上した容疑者は、犯行を自供。早い段階で犯人は捕まるも、なかなかその“全容”を掴むことができない。 そんな中、それぞれの“父の不可解な言動”に疑問を抱いた子どもたちの邂逅で、上巻は閉じる。 刑事、容疑者の息子、そして被害者遺族の視点から、それぞれの思いが絶妙にクロスし、さらに過去の事件とその遺族の思惑も絡み合う。 不可解な言動の意味が判明したとき、白日の下に晒される真実とは、何なのか。 非常に後に惹かれる展開。下巻も早速、読書開始。
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初、東野圭吾さんの作品を読んだ。ミステリーはとっつきにくい印象で苦手意識を持っていたがすらすら読み進めることができた。 上巻なので長いあらすじを読んでいるかのようだったが下巻でどのような展開になっていくのか楽しみ。 上巻に伏線が散りばめられているのだろうが、事件の真相はさっぱり分...
初、東野圭吾さんの作品を読んだ。ミステリーはとっつきにくい印象で苦手意識を持っていたがすらすら読み進めることができた。 上巻なので長いあらすじを読んでいるかのようだったが下巻でどのような展開になっていくのか楽しみ。 上巻に伏線が散りばめられているのだろうが、事件の真相はさっぱり分からないので早く下巻を読んで確かめたい。 被害者、加害者家族、事件関係者全員に悪印象をもたらした週刊誌の記者はある意味すごい。
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とにかく面白い! 文章が読みやすくまるで映像をみているようでした。 きっとたくさんの伏線が張ってあるんだろうな。 下巻がたのしみ。
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3.5 これからの物語の状況把握の前半。下で真実がわかると言う構成。単純な話をこれからどう展開させていくのか楽しみ。
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あらすじ、前置きを読んでいるようでこれといった展開はなかった。これが下でどのように驚かせてくれるのか期待。登場人物が多い割にその人物についての説明、人物目線の物語があるため、「この人、誰だったっけ……?」となることがない。話が伸びるのが嫌いな方には好まれないかもしれないが、読んで...
あらすじ、前置きを読んでいるようでこれといった展開はなかった。これが下でどのように驚かせてくれるのか期待。登場人物が多い割にその人物についての説明、人物目線の物語があるため、「この人、誰だったっけ……?」となることがない。話が伸びるのが嫌いな方には好まれないかもしれないが、読んでいて苦痛ではない。これが万人受けする所以だと感じる。
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