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三体 の商品レビュー

4.2

74件のお客様レビュー

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2024/06/26

重厚〜!!!!! とにかくまずはその一言に尽きる。 文革から現代、そして宇宙との交信。なんとも想像力豊かな作品だった。SFってあんまり読んだことなかったけど、すごい。架空のものをこんなに現実味を帯びて書けるって、相当すごい………。 文系にとっては、後半なかなか辛い部分もあったけど...

重厚〜!!!!! とにかくまずはその一言に尽きる。 文革から現代、そして宇宙との交信。なんとも想像力豊かな作品だった。SFってあんまり読んだことなかったけど、すごい。架空のものをこんなに現実味を帯びて書けるって、相当すごい………。 文系にとっては、後半なかなか辛い部分もあったけど、なんとか食らいついた。 ワンミャオ、イェウンジェ! 何度も読み方を忘れながらも、人物表と相対しながら格闘した。

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2024/06/19

SF好きにはたまらない。不可思議な事象が少しづつインターステラーのようなリアリティをもとにSF化して来て徐々に本当にあるのではないかという風に思わせてくる。 コンタクトやシュタゲ、あらゆるSF好きに刺さるのではないか。深すぎるし、面白すぎる。 しかもこれが序章に過ぎないこと。続き...

SF好きにはたまらない。不可思議な事象が少しづつインターステラーのようなリアリティをもとにSF化して来て徐々に本当にあるのではないかという風に思わせてくる。 コンタクトやシュタゲ、あらゆるSF好きに刺さるのではないか。深すぎるし、面白すぎる。 しかもこれが序章に過ぎないこと。続きが楽しみ過ぎる。

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2024/06/16

最初は中国の人名に慣れずに読みにくさを感じていたが、慣れてからは全く先の読めない展開と、世界観に引き込まれた ナノマテリアルや量子力学をベースにしたSF的な要素だけでなく、文革を始めとした人間の弱い部分がうまく扱われている。(特に26章は印象的だった 続きがとても気になる作品

Posted byブクログ

2024/06/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あらすじは、鴨が概要を紹介するまでもないと思いますので、省略。 鴨はこちらの原作を読む前に、テンセント版ドラマを30話まで鑑賞済みです。SF者としてこの作品の世界的な反響の大きさと大体の内容は事前に理解しており、ある程度の基礎知識を持った状態でテンセント版ドラマを鑑賞し、その上で原作を読んだ感想であること、まずはご了承ください。 思った以上に、ゴリゴリ正統派のハードSFでした。 しかし、それ以上に印象に残ったのは、一人の女性の絶望。狂気と紙一重の、絶望。 テンセント版ドラマでの描写も十分「ハードSF」と呼べる水準ではあります。が、科学的な裏付けをドラマ中では詳細に説明しないので(正直、かなりストーリー展開が冗長でしたので、あえて説明をカットしてイメージで伝える戦略を取ったのだろうとは思います)、SFの重要な要素である「科学的にうまく嘘をつく」その嘘のつき方の上手さがドラマだけではよく理解できず、原作を読んで「なるほど、こういうことだったのか・・・!」と膝を打つこと多々。”智子”の開発過程は、ドラマ版では割愛されていますが、これ映像化したら最高にエキサイティングだろうな〜と思ってしまう、SFとして「絵になる」描写が原作には満載です。 と、SFとしてのレベルの高さはもちろんのこと、やはりこの作品の特徴として挙げるべきは、中国の近現代史と容赦なく密接に絡み合わせた、登場人物の内面描写。 冒頭の文化大革命の激しい描写は、これよく中国で出版できたな、と思うレベル(中国出版バージョンは、順番が変えられているとのこと)。この冒頭シーンと、中盤の印象的なシーン・・・社会復帰した葉文潔が、父を撲殺した元紅衛兵の3人を呼び出して謝罪を求めるが、3人は謝罪する余裕もないぐらい貧困に喘ぐ「ただの人」だという事実に直面するシーン。どちらもドラマ版では描かれていません(というか、「描けなかった」というのが本当のところでしょう)が、このシーンを読んで、鴨は初めて、葉文潔の真の思い、人類社会に対する底なしの絶望と破壊による昇華への思いを理解できたような気がしました。 自分が始めた活動が、どんどん当初の思いとは異なる方向に暴走していく現実を目の当たりにしても、葉文潔が止めようとしなかったその無力感も、何となくわかるような気がします。 さて、そんな心に染みる第1作ではあるのですが、これは長大な物語の第一部に過ぎず、すべてのきっかけを作った葉文潔は、実質的にこの作品で姿を消します。 第二部以降は、さらに直球王道どストライクの侵略ハードSFになることは、火を見るよりも明らか。SFを初めて読んだ子供の頃に戻って、ワクワクと読み進めたいと思います!

Posted byブクログ

2024/06/16

面白かった。時間かかったが読みごたえある。人物名に必ず開いたページの始めにルビをふっているのは良かった、ドラマを足がかりに一気に読めた。三体Ⅱ、三体Ⅲがあるようだが、まだ余韻を味わってから挑戦しよう。2006年から連載された作品らしい。

Posted byブクログ

2024/06/10

理系知識が足りなさすぎて半分も理解できてないのでは…という感覚。ストーリー自体は面白そうなんだけど、楽しみきれてない気持ちになる。終盤急に星新一みたいになって面食らった笑

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2024/06/08

SF久々に読んだけど、世界観の作り込みが物凄く緻密。異星人の襲来するまでの経緯を双方の視点から三体問題やら文革の時代背景やらを絡めて細かく描かれていて夢中でページをめくった。 次章からは星間戦争が本格化してくのかな?楽しみ、、、

Posted byブクログ

2024/06/08

内容、よくここまで考えられるな、、、可能性が限りなくあるしドキドキが止まらない、これぞ読書でしか得れない体験だ!!となる本。読もうと思ったのはアメトークでオススメされてて手に取ったのがきっかけです。 ★4の理由はちょい難しい小話や論理説明的なのがあること。SFならではなので幾分仕...

内容、よくここまで考えられるな、、、可能性が限りなくあるしドキドキが止まらない、これぞ読書でしか得れない体験だ!!となる本。読もうと思ったのはアメトークでオススメされてて手に取ったのがきっかけです。 ★4の理由はちょい難しい小話や論理説明的なのがあること。SFならではなので幾分仕方ないと思いつつ、、、理数に疎い私からすると手が止まってしまう〜〜(´;ω;`) ミクロだマクロだ理数の世界の話になると理解するのに時間を使って何度も読み返したりでスイスイ読書することが出来なくなる、、。それがマイナスポイントです。 ただ、内容はとても面白く続きも気になるので次の巻も買う予定!(いつになることやら、、、)

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2024/06/05

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01428937

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2024/06/04

ディテールが難しい。あらゆる科学、数学、中国の近代史についての知識がないとさらさらとは読み進められない。 だが読める。細かい部分は読み飛ばしても話の筋は理解できる。SFだが、つまりこれは最後には人類の希望を描く。挑み続けること、それのみが人類の希望たり得る、と描く。 でも正直、...

ディテールが難しい。あらゆる科学、数学、中国の近代史についての知識がないとさらさらとは読み進められない。 だが読める。細かい部分は読み飛ばしても話の筋は理解できる。SFだが、つまりこれは最後には人類の希望を描く。挑み続けること、それのみが人類の希望たり得る、と描く。 でも正直、続編はいいかな、と思っている。

Posted byブクログ