墓じまいラプソディ の商品レビュー
アルアルの話。興味津々で最後まで一気読み。面白かった。新潟の庵主さんが素敵で、鹿児島の住職が酷くて笑ってしまった。自分も、今後どうするかなぁと身につまされて、読後考えさせられた。
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お墓に対する意識の問題。世代間で隔たりもあり、生きているも者の負担にならないように考えるのが主流になりつつあるようです。夫婦別姓とかについても語ってましたがそれとは切り離して考えた方が良く思えましたし、作品では2組の家族をサンプルにいろんな世代の立場で語っていたけど、無宗教な考え...
お墓に対する意識の問題。世代間で隔たりもあり、生きているも者の負担にならないように考えるのが主流になりつつあるようです。夫婦別姓とかについても語ってましたがそれとは切り離して考えた方が良く思えましたし、作品では2組の家族をサンプルにいろんな世代の立場で語っていたけど、無宗教な考え方が浸透していて、死んだら無に帰ってお仕舞いだからって発想が一方的すぎる気がしました。 死後の世界はあるとゆう立場の考え方の中にも墓じまいを推奨する意見とか聴きたかったと思いました。
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垣谷ワールド、堪能しました! 毎度読みながら「そうだそうだー」「よく言った!」などと、独り言合いの手が止まらない。 今回のテーマは「墓じまい」。 今では眉をひそめられるような昭和の女性観だったり、現代にそぐわない戦後のままの法令について、田舎ならではの風習やしがらみについて絡め...
垣谷ワールド、堪能しました! 毎度読みながら「そうだそうだー」「よく言った!」などと、独り言合いの手が止まらない。 今回のテーマは「墓じまい」。 今では眉をひそめられるような昭和の女性観だったり、現代にそぐわない戦後のままの法令について、田舎ならではの風習やしがらみについて絡めながら描かれていました。 世間体とか見栄はった皺寄せで、将来自分の首を絞めるとか「しょーもな!」って感じ。 我が家も遠からず向き合うお墓問題。勉強になりました。 垣谷さんにはいつも楽しく学ばせてもらって、良い感じにガス抜きもさせてもらってる気がする。 垣谷さんならではのこの味わい、クセにります! 心の声を誰かが代弁してくれると爽快な気分。 何だかんだありつつラストは上手くまとまっていて、さすがでした。
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みんなそれぞれ思っていることが、よくわかって面白かった。私はどこのお墓にも入らず、自然の中に散骨してもらい、自由にしていたい
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2024/7/3 良かった!!! お墓問題だけかと思ったら、夫婦別姓問題も含んでいた。 わたしも旧姓のままでいたかったなぁ。 死んだ後、骨をどうするか問題。 調べたところ、火葬場で有料で引き取ってもらう、という選択肢があることを知った。 そーしよ。
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墓じまいにこんな手間がかかるのか? それにしてもお寺の維持も大変なんですね。 自分が立派な墓を作っても、祖先がそれを維持してくれるかわからないこの時代。様々な選択肢から自分の場所をどう選ぶか考えさせられる。
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読み終わってスッキリしました。現実は単純ではないですが、今まで自分にもつまらないこだわりがあったことを痛感しています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
すごく面白かった。60代で遠方に親のお墓がある私にとって、お墓をどうするのかは近々決心が必要だ。ストーリーと、中に出てくるお墓やお寺に関する現在の情報が、今後の決心に向かう背中を押してくれると思う。
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墓じまいのみならず夫婦別姓、少子高齢化など日本が直面する問題に関するストーリーで興味深く読んだ。 人間の骨なんて所詮は魚のカルシウムと同じ、人間は地球上の熱循環の一部にしかすぎないなどのコメントもなるほどと思った。 ページ最初に綴じこんである家系図を参照し各人物の立ち位置を確認し...
墓じまいのみならず夫婦別姓、少子高齢化など日本が直面する問題に関するストーリーで興味深く読んだ。 人間の骨なんて所詮は魚のカルシウムと同じ、人間は地球上の熱循環の一部にしかすぎないなどのコメントもなるほどと思った。 ページ最初に綴じこんである家系図を参照し各人物の立ち位置を確認しながら読んだ。 ストーリーに引き込まれるかというとそうでもなかったので★2つにした。
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ああ、面白かった! 墓や葬儀については、私は五月とまったくの同意見。 私も若い時に母が急死し、それ以降苦労の連続だった。 当時考えていたことは五月と一緒で、亡くなった人より生きている人が大事、生きている人は嫌でも生きていかないといけない。 それゆえに、墓や葬儀に大金を使うなんて...
ああ、面白かった! 墓や葬儀については、私は五月とまったくの同意見。 私も若い時に母が急死し、それ以降苦労の連続だった。 当時考えていたことは五月と一緒で、亡くなった人より生きている人が大事、生きている人は嫌でも生きていかないといけない。 それゆえに、墓や葬儀に大金を使うなんて本末転倒。 今もその気持ちは変わっていない。 私の骨、どうしよう。 一人息子にそんな心配かけたくない。 生きているうちに道筋を付けておかないとね。 五月同様に、骨はただのカルシウム!ゴミと一緒に捨ててくれていいんだけどね。 それではなんなのでやっぱり共同墓地かなあ。
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