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墓じまいラプソディ の商品レビュー

4.1

92件のお客様レビュー

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2024/05/14

さすが、女性を軸にした社会問題を書かせるなら垣谷さん! 主人公と同世代の為、 しみじみと考えさせられた。 火葬は法律で決められているが、 関西と関東で、骨壺の大きさが違うなんて、びっくり。 葬儀屋のパンフレットで、たくさんのランクがあり、 ○○焼きだの、お金をかければいいとい...

さすが、女性を軸にした社会問題を書かせるなら垣谷さん! 主人公と同世代の為、 しみじみと考えさせられた。 火葬は法律で決められているが、 関西と関東で、骨壺の大きさが違うなんて、びっくり。 葬儀屋のパンフレットで、たくさんのランクがあり、 ○○焼きだの、お金をかければいいという問題でもない。 そもそも、葬式自体、必要に思わない。 戒名もいらないし、お墓もいらない。 今では粉骨サービスがあり、コンパクトに保管できるし、山や海に散骨もできる。 以前は樹木葬を望んでいたが、年数が過ぎると合祀になるなら、最初から合祀で土に帰るのだっていい。 永代供養も決められた年数で、永久ではない。 骨はただのカルシウム。 ただ、ご先祖様や亡くなった両親、我が子にいつもそばにいて守られている感覚があり、朝晩手を合わせることは忘れていない。 自分が亡くなっても、ふと思い出してくれればそれでいい。 子供達に余計な負担はかけたくない。 そして、○○家としてでなく、○○子、個人として葬ってほしい。 死後離婚、いいかも。 夫婦別姓、 名前を変えるほうは、ほんとに、それまでの人生をまるっきり変更させられるような、大変な作業。 その辛さをたいがいは女性が味合わなければならなかった。 国は夫婦に子供という標準の物差しで制度を作っている。 一人一人、考え方、働き方、生き方が違う。 時代に全然追いついてない。 国や自治体の方に、この本をぜひ、参考にしてほしい。 早くに両親を亡くし、DVがもとで辛い思いをした五月が、明るくたくましくて、元気をもらえた。 しきたりや常識にとらわれない、それでいて、きちんと人を見、人情も深く、とてもよかった。

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2024/05/13

これからも生きていく人の気持ちが1番大事。 全ての人が次の世代のことを考えることができれば、上の世代から思いやりが連鎖して、みんな幸せになれるのにな。

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2024/05/07

ブクログの新刊ニュースで出てきた本。垣谷さんの新刊。やっぱり目の付け所がいい! たくさんの章立てになっているが、それぞれの立場にたった言い分でよくわかった。身につまされる思いがした。今の時代に目を背けられない現実。自分なりの正義にのっとってやったことでも、家族に理解してもらえな...

ブクログの新刊ニュースで出てきた本。垣谷さんの新刊。やっぱり目の付け所がいい! たくさんの章立てになっているが、それぞれの立場にたった言い分でよくわかった。身につまされる思いがした。今の時代に目を背けられない現実。自分なりの正義にのっとってやったことでも、家族に理解してもらえないことは往々にしてあるようだ。まだ、今、存命のうちにわかってよかったか、はたまた松尾家の母のように遺言として伝えるがよかったか。

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2024/05/06

言いたいことを全部言ってくれた!感。一気に読んでしまった。 結婚問題にからめて、墓守りや跡取り問題に右往左往する松尾家と中林家の物語。発端は松尾家の高齢の母親が、「お父さんと一緒のお墓には、絶対入れないで」と遺言したこと。ここで、「気持ちわかるわー」となった60代以上(女性)は多...

言いたいことを全部言ってくれた!感。一気に読んでしまった。 結婚問題にからめて、墓守りや跡取り問題に右往左往する松尾家と中林家の物語。発端は松尾家の高齢の母親が、「お父さんと一緒のお墓には、絶対入れないで」と遺言したこと。ここで、「気持ちわかるわー」となった60代以上(女性)は多いはず。 これから、お墓や仏壇の問題は大きくなってくると思うし、核家族化(今やもっと小さな単位になっているが、、、)したことで、避けられない問題だった。今や、お寺の存続にも、、、、。 故人を偲ぶ気持ちはあるし、先祖あっての自分との思いもあるので、粗末にする気はないが、生きてる人が1番大事。無理してお墓を守ったり仏壇を構えたりするのには賛成できない派。 若い庵主さんが言った「変わらないものはない」は、全くその通りだと思う。自由でいい、お墓も姓も。時代が変われば常識だって変わっていくのだから。

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2024/05/02

ベストセラー”老後の資金がありません”の著者の老後の先の物語。 登場人物を通して、墓じまい・夫婦別姓婚についての物語が展開されていく。10名以上登場人物がいるが、全員がお墓の問題を抱えてる事に驚き。冷静に考えるとなるほとと思わされる。自称フェミニストだが、本当は別姓になるのを死ぬ...

ベストセラー”老後の資金がありません”の著者の老後の先の物語。 登場人物を通して、墓じまい・夫婦別姓婚についての物語が展開されていく。10名以上登場人物がいるが、全員がお墓の問題を抱えてる事に驚き。冷静に考えるとなるほとと思わされる。自称フェミニストだが、本当は別姓になるのを死ぬほど嫌がる男とそれで熱が冷めて、結婚を破断にした女性など。95%が男性性を名乗るデータが有る現在の結婚の形態にも変化が出て来る事は容易に想像出来る。

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2024/04/27

「もう別れてもいいですか」が面白かったので最新作を購入。期待を裏切らず面白い!誰もがいつかは経験するお墓問題。見たくない、知りたくない、関わりたくない、大切な事ほど面倒くさい。登場人物それぞれ周りにいそうでまたまた共感。終わり方もスッキリよい。勉強にもなった!

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2024/04/23

田舎に実家がある自分にとって、お墓の問題は他人事ではないため、興味深く読ませてもらった。 テンポの良さやストーリーの面白さはさすがの垣谷美雨さんだと思った。

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2024/04/20

墓じまいがテーマだけれど、そこに繋がる選択的夫婦別姓の話や、男尊女卑のような根深い課題が取り上げられている。分かりやすく読みやすい作品。 少子化が進み、地元を出ていく人が増え、墓守の役割を担えなくなる人はこれからどんどん増えていく一方。お寺さんも後継者不足、資金不足で大変。この問...

墓じまいがテーマだけれど、そこに繋がる選択的夫婦別姓の話や、男尊女卑のような根深い課題が取り上げられている。分かりやすく読みやすい作品。 少子化が進み、地元を出ていく人が増え、墓守の役割を担えなくなる人はこれからどんどん増えていく一方。お寺さんも後継者不足、資金不足で大変。この問題、リアルな日本ではどう解決していくのだろう?

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2024/04/19

核家族、少子化、都市部一極集中で地方の衰退、夫婦別姓、等々さまざまな問題が交錯し、最終的には墓じまい問題へと繋がっていく。 墓についての考えもそれぞれで、死んで骨になったら魚の骨と同じでカルシウムだ、という考えに賛成した。 日本に墓石が出来て何年たつのだろう? 長い人類の歴史のな...

核家族、少子化、都市部一極集中で地方の衰退、夫婦別姓、等々さまざまな問題が交錯し、最終的には墓じまい問題へと繋がっていく。 墓についての考えもそれぞれで、死んで骨になったら魚の骨と同じでカルシウムだ、という考えに賛成した。 日本に墓石が出来て何年たつのだろう? 長い人類の歴史のなかでつい最近ではないか? 死は皆平等に訪れる。形あるものは、未来永劫などあり得ない。ただ、それだけのこと。

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2024/04/12

とても読みやすい。 アップデートできる人とアップデートできない人もいる。 諸行無常、色即是空を心に留めてアップデートして残りの人生を穏やかに過ごしたい。

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