地雷グリコ の商品レビュー
面白かった~ このままTVドラマに出来るじゃないかな~ 全6回シリーズで、最終話だけ2回分。 真兎は誰がいいだろう? 今、「ふてほど」で売り出し中の河合優実あたりか!
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いわゆる“本格ミステリー”から殺人などの犯罪要素を抜いてトリックだけを残し、そこに独自ルールを加えた既存のゲームを被せる。さらには登場人物にラノベやマンガに出てくるような特徴的なキャラを配し、彼らをそのゲームで戦わせる。青崎さんが仕掛けたのはそういうことかな。 エピローグを除く5...
いわゆる“本格ミステリー”から殺人などの犯罪要素を抜いてトリックだけを残し、そこに独自ルールを加えた既存のゲームを被せる。さらには登場人物にラノベやマンガに出てくるような特徴的なキャラを配し、彼らをそのゲームで戦わせる。青崎さんが仕掛けたのはそういうことかな。 エピローグを除く5篇に登場するのはグリコ・坊主めくり・じゃんけん・だるまさんがころんだ・ポーカーの5種。ちょっと強引な気もするが、誰もが知っているゲームを元にした思考実験と思えばおもしろかった。
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女子高生が挑む頭脳バトル。意表つく仕掛,窮地に追込まれてからの大逆転が爽快。 生徒会戦:地雷グリコ(秀逸)・自由律ジャンケン カルタカフェ戦:坊主衰弱 星越高戦:だるまさん・ポーカー因縁決着
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以前からこの作者が好きだったので、本屋大賞ノミネートをきっかけに、購入、読んでみた。さすが、面白かった。 よくあるゲームにイレギュラー要素を追加して、互いの戦略を探り合う勝負を描く。五つの短編で、五つのゲームと五人の対戦相手が登場し、飽きさせない。 ぜひ、続編を書いてほしい。
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これは面白かった! 高校が舞台の学園もの。米澤穂積の古典部シリーズのような空気感がありつつ、ライアーゲームや嘘喰いのようなシビアさもある。のに、学園ものの範囲内でゲームが行われている。 最初の方は、短編なのに長い…と思っていたが、一つ一つのゲームが奇想天外でスリリングで、なん...
これは面白かった! 高校が舞台の学園もの。米澤穂積の古典部シリーズのような空気感がありつつ、ライアーゲームや嘘喰いのようなシビアさもある。のに、学園ものの範囲内でゲームが行われている。 最初の方は、短編なのに長い…と思っていたが、一つ一つのゲームが奇想天外でスリリングで、なんやかんや一気読み。 続編がある…のかな。あって欲しい! 久しぶりに面白いと思える作品に出会えてうれしい。
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2024-027 真兎の活躍がめっちゃよかった。なんかライアーゲームとよく似てるし、ライアーゲームが好きな人にはおすすめかも。最後のまとめ方だと続編も期待していいのかな?
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高校を舞台に学生たちが『カイジ』『ライアーゲーム』『嘘喰い』のような頭脳戦・心理戦を繰り広げる学園小説。アトロクの推薦を聞いた時点でこれ絶対好きな小説と思っていたけれど、期待通りめちゃくちゃ面白く一気読みした。小説では意外となかった気がするこのジャンル。 グリコに踏んだら10段...
高校を舞台に学生たちが『カイジ』『ライアーゲーム』『嘘喰い』のような頭脳戦・心理戦を繰り広げる学園小説。アトロクの推薦を聞いた時点でこれ絶対好きな小説と思っていたけれど、期待通りめちゃくちゃ面白く一気読みした。小説では意外となかった気がするこのジャンル。 グリコに踏んだら10段下がる地雷ルールを追加した「地雷グリコ」、坊主めくりと神経衰弱を組み合わせた「坊主衰弱」、オリジナルの手を追加できる「自由律ジャンケン」など、既存の遊びに一捻り加えて頭を使うゲームに昇華させているのが毎回楽しい。 カイジだと『限定ジャンケン』が1番好きということもあるけれど、『ジャンケットバンク』みたいにオリジナルゲームだとルール理解するのが面倒になるし、『賭ケグルイ』みたいに心理戦100で勝利するのも好みじゃないから、既存ゲームの改変かつ勝利のロジックがしっかりしてるのが良かった。 命までは賭けたりしない学園ミステリのような程よいライトさも好き。こういう小説が読みたかった。
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凄く面白い内容で読みやすくて、直ぐ読んでしまいました。 女子高校生が5つの勝負に挑む話しで、良く練られたルールにはもう圧巻です。 また違う切り口の本で読んでいて新鮮でしたし、もう色々と騙されますよ。
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究極の頭脳戦! めっちゃ面白かった〜〜!! 子供の頃に遊んだ定番の遊び、「グリコ」や「だるまさんがころんだ」などに特殊なルールを追加して行われる5つの対戦ゲーム。 騙し合い、探り合いのバトル♪ こういうの好きなんだよな〜。 「ライアーゲーム」とか「賭ケグルイ」みたいな感じ...
究極の頭脳戦! めっちゃ面白かった〜〜!! 子供の頃に遊んだ定番の遊び、「グリコ」や「だるまさんがころんだ」などに特殊なルールを追加して行われる5つの対戦ゲーム。 騙し合い、探り合いのバトル♪ こういうの好きなんだよな〜。 「ライアーゲーム」とか「賭ケグルイ」みたいな感じ。 ただこちらは命かかってない分、明るくライトな印象だった。 面白かった〜って言いながら、5つ全部が簡単に理解出来たわけではなくて。 難解で、どういうこと?ってなりながら読み返したり考えたり、なかなか手こずりはしたけど、これはそういう過程もまた面白い! まあひと言で言うと、スゲえ〜〜!です。 これを書いてる青崎さん自体がスゴい! よくこんなん考えつくな〜と感嘆の嵐! 1番好きだったのは表題作の「地雷グリコ」。 主人公の真兎ちゃんや、椚先輩とかのキャラもとても良く楽しめた◎
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連作短編5篇 ジャンケンやだるまさんが転んだなどの簡単なゲームが少しルールを変えるだけで複雑極まりない頭脳戦になる。主人公の一見ゆるキャラ脱力系の考察力戦術に驚きつつ、憎めない愛嬌が魅力的だ。
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