地雷グリコ の商品レビュー

青崎有吾(著者)

2024/02/15

いやはや青崎有吾に外れなし。裏染シリーズにつづくシリーズに発展するやも。人生で一度はプレイするゲームに一捻りをすることで、ここまで本格的なミステリーに仕上げるとは。ただ、評者はぶっちゃけトリックそのものよりも、主人公が最後にどうひっくり返すのか、裏を読みながら読んでいたりします。他面で、青春小説としても上手く機能していて、いやはや後半から巻置く能わずでした。

2024/02/14

各ゲームのルールを理解するのが少々面倒だけど、それを我慢すれば面白かった。強いて言えば2話目は微妙だし、最終話は何でもアリだなおい、と思わなくもない。結局表題作が一番スマートだったと思う。

2024/02/13

個人的に大好きな内容だった。
短編集で高校での頭脳戦を繰り広げるもの。
主人公がゲーム開始前から相手を誘導していたことが最高にワクワクした。
ストーリーも軽いため終始楽しむことができた。
しばらく時間をおいて改めて読みたい。

2024/02/12

面白かったー！！
地雷グリコを連鎖させるのはなんとなく読めたけど、
ジャンケンを出す腕を変えるのは予想出来なかった！
だるまさんが数えたも一気に40で勝つのかと思いきや斜め上過ぎる勝ち方で笑ってしまった。
実際見てたら相当シュールだったにちがい無いw

エピローグも続き仄めかす感じで良き。

2024/02/11

こういうタイプのゲーム的な謎解きって私は苦手な系統で、主人公と云える真兎も最初は勘弁してよって思ったんだけど、だんだん面白くなった。青崎さんの著作はいつも驚きに満ちてるなあ～

2024/02/11

誰もが知ってる遊びが少し新しいルールを足すだけでここまで難解で奥が深くなるとは。
地雷グリコは爽快感すらありました。
後半はもう脳がついていけず訳がわからん状態になりましたが笑

2024/02/11

「グリコ」も「坊主めくり」も「じゃんけん」etc…も、どれもシチュエーションと追加ルールさえあれば、こんなにもエキサイティングになる！目から鱗の作品でした‼️
登場人物達が瞬時に判断していることが、私は3回くらい読み直さないと理解できませんでした…。しくしく。

2024/02/10

子供の頃遊んだゲームの数々が、こんな複雑な心理戦になるなんて！
でも読んでいて難しいという事はなく、楽しめました(*^^*)
タイトル作の『地雷グリコ』がお気に入りです(* ॑꒳ ॑*)

2024/02/07

これは完全にタイトルを
『地雷グリコ』にした段階で勝ち確。
絶対おもしろそうやもん。

内容は緻密な心理戦を中心とするゲーム実況。
「地雷グリコ」はチュートリアル的。「坊主衰弱」はノーカンで、「だるまさんがかぞえた」ならなんとか主人公の作戦に並行できる。その後は複雑過ぎて無理。

アイデア勝負で圧勝の1巻。

2024/02/07

2024.2.7読了。
誰もが知ってる「グリコ」や「じゃんけん」をアレンジした頭脳ゲームがメイン。
ルールが分かりやすく登場人物も魅力的で、非常に面白い作品でした。
福本作品や噓食い、ジョジョが好きな人なら間違いなく楽しめるでしょう。
ゲームを考えるのはすごく大変だと思いますが、続編も楽しみに待ってます。