サピエンス全史(上) の商品レビュー
人類史の読み解き方が違って、今まで習ってきた歴史のパーツが新しい形で結びつく感覚だった。 狩猟民族から農耕民族への転換がもたらした生きづらさを人類は稲や小麦などの植物に支配されたと表現しているのも面白い。 一神教は多くの人を統一して従わせる方法であり、さらに金銭は言語も文化も...
人類史の読み解き方が違って、今まで習ってきた歴史のパーツが新しい形で結びつく感覚だった。 狩猟民族から農耕民族への転換がもたらした生きづらさを人類は稲や小麦などの植物に支配されたと表現しているのも面白い。 一神教は多くの人を統一して従わせる方法であり、さらに金銭は言語も文化も違う人々を統一して従わせたホモサピエンスの虚構だと表現していた。 我々は、確かに価値を想像できる。想像したものを信用して生活や仕事ができる。それが他の生物明らかに違うところだと理解した。ただ、進化はより良い方向にだけ進む訳ではないことも同時に頭に入れておきたいところである。
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ヒトに関する歴史を俯瞰的に捉え、いくつかの「革命」を経て今の姿になっていることを解説してくれている。 シンプルに知識の幅とそれを統一的に説明する力がすごい。また、虚構と表現していることからも概念などの形ないものについて、今の自分たちにとって有効なものはあったとしても正しいものはな...
ヒトに関する歴史を俯瞰的に捉え、いくつかの「革命」を経て今の姿になっていることを解説してくれている。 シンプルに知識の幅とそれを統一的に説明する力がすごい。また、虚構と表現していることからも概念などの形ないものについて、今の自分たちにとって有効なものはあったとしても正しいものはないんだ、という前提で書いている様子がおもしろい。下巻も楽しみ。
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「オスとメス」は生物学的分類であるが「男性と女性」は文化的な分類であり「男性らしく」や「女性らしく」や「異性同士で恋愛すべき」などは文化的な産物である。という意味の文を読みました。LGBTQなどダイバーシティの時代になりつつありますが、それでもまだその文化的産物にとらわれている人が私含め多いんだなと思いました。 最後の方の100ページが難しく読む手が止まってしまいました…。
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友人や先輩が読んでいて、興味が湧いて購入。 久々のまともな読書だったが、とても読み応えがあった。 人類がいかにして発展を遂げてきたかを時代の流れに沿って述べられている。 農耕を始めて人類は弱体化したというのは驚きだったが、不作だった時に飢えてしまうというのは納得。一方で縄張りという家ができるという側面もあり、発展は良い面悪い面があると感じた。
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高校ん時からの積読書やっと解消 ICUの授業の集大成ですって感じ 衝撃は特になし、むしろ世界中が 絶賛する教養ってこの程度なのか 結局全て虚構で人間の創造的創物 絶対的価値は存在しないし夢見る ことこそ私人類が生存し進化する 必要不可欠要素なのかもしれない デカルトはやっぱ偉大下...
高校ん時からの積読書やっと解消 ICUの授業の集大成ですって感じ 衝撃は特になし、むしろ世界中が 絶賛する教養ってこの程度なのか 結局全て虚構で人間の創造的創物 絶対的価値は存在しないし夢見る ことこそ私人類が生存し進化する 必要不可欠要素なのかもしれない デカルトはやっぱ偉大下巻に期待
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進化の過程からの人間研究は 納得できることが多い。 進化とは不適合者の排除の結果であり 気の遠くなるほどの年月が必要である。 今の人間を知って、受け入れるしかない、 ということを知ることが大事である。 テクノロジーの進化と同時に 人間も進化していると思っている人は 進化という...
進化の過程からの人間研究は 納得できることが多い。 進化とは不適合者の排除の結果であり 気の遠くなるほどの年月が必要である。 今の人間を知って、受け入れるしかない、 ということを知ることが大事である。 テクノロジーの進化と同時に 人間も進化していると思っている人は 進化というものを理解できていない。 人間は簡単には変われないのである。
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狩猟民族の時は平均寿命が60歳くらいで、 農耕民族になってから40歳くらいになった 狩猟民族の時は、 色々な木の実や肉を食べていたから インドネシアに暮らしていた人類の話が出てきて、 海面上昇により食料が限られると、 体の大きな人ほど食料がたくさん必要だから先に亡くなったって...
狩猟民族の時は平均寿命が60歳くらいで、 農耕民族になってから40歳くらいになった 狩猟民族の時は、 色々な木の実や肉を食べていたから インドネシアに暮らしていた人類の話が出てきて、 海面上昇により食料が限られると、 体の大きな人ほど食料がたくさん必要だから先に亡くなったって書いてあって、 だから、温かい国は 小柄な人が多いのかな?と思った 人類は、脳を発達させた代償として、 妊婦が大変な目にあった 赤ん坊の頭が未発達で、小さいうちに 産むようになったから、 哺乳類の中でも未熟なまま生まれてくる珍しい種。 ライオンやトラが獲物を捉え、 ハイエナが残りカスを食べたのを見計らって、 恐る恐る獲物に近づき、骨のずいを食べたのが人類。 それだけ弱かったのに、 一気に生態系の頂点に立った。 すごいスピードで頂点に踊りたったから、 周りの生物も人間自体も、それに適応しきれていない。 大きい脳と長い腸だと、 消費エネルギーが著しいから 火の発達→調理が可能→消化が早い→短い腸でよくなった。 人は、一種類だけじゃなく、何種類もいて、 それらを滅ぼして、今のホモサピエンスだけが 生き残った! サピエンスが滅ぼした種族に、 ネヤンデルタール人という 道具を使っていて、 二足歩行で、言語を操る人たちがいた その人たちの脳みその大きさもあまり変わらないくらい大きかった なぜ、サピエンスが生き残ったのか? →認知革命!!!! その後、農業革命と科学革命で人類が最強に。 認知革命とは… 虚構(フィクション)をつくることができたこと (なぜそれがわかったのか?→ライオンの頭で、人の体の絵がその時代に描かれていた) →それにより、 家族単位のつながりだけでなく、他人と連携できるようになった 「あそこの山の精霊に守られている私たちは協力すべき」 「精霊が、人を殺すなと言っていた」など そしたら150人規模で動けたり、作戦が通じたり。 フィクション①貨幣 フィクション②国家 フィクション③宗教 人間は小麦の奴隷 火を使う前から小麦を練って食べていた 火を使ったあと、さらに小麦は繁栄して、今もなお世界の大きい土地を占める しかも、フィクションをアプデして変えられる!!それが凄い!! 王権神授説→共和国になったり 鳥の羽は、飛ぶために作られたのではなく、 日光をより吸収し、温かくいられるように、 軽い毛布がわりだったが、 それが偶然にも、飛ぶことができたって、凄い!
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2017年から読みたい読みたいと思っていてようやく。小、中、高と歴史を学んでも、無味乾燥の数字文字としか思えなかったのに、広大なストーリーで興味深く読めました。歴史にはその時代その時代の考え方や発明があり積み重ねられていて、今もそれを積み重ねている途中なのだと感じた。読むのにとて...
2017年から読みたい読みたいと思っていてようやく。小、中、高と歴史を学んでも、無味乾燥の数字文字としか思えなかったのに、広大なストーリーで興味深く読めました。歴史にはその時代その時代の考え方や発明があり積み重ねられていて、今もそれを積み重ねている途中なのだと感じた。読むのにとても時間がかかるが、下巻も今年のうちには読みたい。
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虚構の中に生きるホモサピエンスの性を知り、知的好奇心揺さぶりまくられる。 あらゆるものが虚構の中で、今後人類はどのような虚構を生み出すのか、自分は生み出すのか?
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ホモサピエンスの鍵は... "想像"できること なのかな? 架空の物を定義して、信じて、それで今の世の中は成り立ってると思うとすごいなぁと、、、 先がどんどん気になるような物ではないから時間かかったけど、興味深い内容です。
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