サピエンス全史(上) の商品レビュー
ホモサピエンスとはなんなのか、どういう成り立ちなのかが非常によくわかる良著。 宗教とはなんなのか、なぜ人は噂話が好きなのか、なぜ組織は大きくなると崩壊しやすいのか、、、 世の中でなんでだろう?と思われる一般的な疑問が7万年前から説明してくれるので思わず頷くしかありません。 ま...
ホモサピエンスとはなんなのか、どういう成り立ちなのかが非常によくわかる良著。 宗教とはなんなのか、なぜ人は噂話が好きなのか、なぜ組織は大きくなると崩壊しやすいのか、、、 世の中でなんでだろう?と思われる一般的な疑問が7万年前から説明してくれるので思わず頷くしかありません。 また、何万年、何十万年という長い年月の中で進化を続けるホモサピエンスですが、個人が生きていけるのはわずか100年。 その間に個人の意思で種に何かをもたらすことは不可能だと悟り、自分の好きなことを自分勝手にやっていこうという気楽な気持ちにもなれました笑
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虚構の上に成り立ってきた人間社会 私たちが善悪判断してきたものが一瞬にして曖昧な感覚だとわからせる 私たちの感覚は昔の人々の感覚に対して私たちが違和感を覚えるように、絶対的なものではない それを知らずに生きているのが私たちなのかも 帝国によって取り込まれた文化たち、僕もアメリカに...
虚構の上に成り立ってきた人間社会 私たちが善悪判断してきたものが一瞬にして曖昧な感覚だとわからせる 私たちの感覚は昔の人々の感覚に対して私たちが違和感を覚えるように、絶対的なものではない それを知らずに生きているのが私たちなのかも 帝国によって取り込まれた文化たち、僕もアメリカに行く目標があるが、私自身のアイデンティティはどのように受け継がれていき変わっていくのだろうか
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狩猟採集民族であったことについて学べたの良かった〜 すごい俯瞰的な視点で人類について知れて、確かに世界への見方が変わった気がする 「想像上の秩序」の話が特に面白かった、 あとveganの気持ちも少しわかったのと、宗教、帝国の歴史など、人間至上主義じゃない視点で書かれていることが面...
狩猟採集民族であったことについて学べたの良かった〜 すごい俯瞰的な視点で人類について知れて、確かに世界への見方が変わった気がする 「想像上の秩序」の話が特に面白かった、 あとveganの気持ちも少しわかったのと、宗教、帝国の歴史など、人間至上主義じゃない視点で書かれていることが面白かったし腑に落ちた。
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これ書いた人の頭ん中どーなってんの??ってくらい面白い!!! こんな視点から見ることもできるんだ、そんな解釈もあるのねと新しい発見がたくさんあって、ワクワクが止まらず一気に読んでしまいました! 1/3読んだところで下巻を買いに走りましたw 人間って愚かだなー、全然学ばないなーっ...
これ書いた人の頭ん中どーなってんの??ってくらい面白い!!! こんな視点から見ることもできるんだ、そんな解釈もあるのねと新しい発見がたくさんあって、ワクワクが止まらず一気に読んでしまいました! 1/3読んだところで下巻を買いに走りましたw 人間って愚かだなー、全然学ばないなーってがっかりもするけれど、、、
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社会という絶対も実体もないものを作り上げ 宗教や階級など虚構のストーリーを生み出し 区別し認知や認識をしていきながら後付け理論をしていく。約20万年前に誕生したとされてる原生人類ホモ・サピエンス、彼らは私たちである、そして辿ってきた道は今と何ら変わらないサイクルなのではないのか、...
社会という絶対も実体もないものを作り上げ 宗教や階級など虚構のストーリーを生み出し 区別し認知や認識をしていきながら後付け理論をしていく。約20万年前に誕生したとされてる原生人類ホモ・サピエンス、彼らは私たちである、そして辿ってきた道は今と何ら変わらないサイクルなのではないのか、とさえ読んでいて思った
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人間として生まれたからには、人間の歴史や役割、自分よ生きる目的・役割を考えさせられる名著。 難しい話も多いが、この本を読まなければ考えないであろう、人間の見つめ方を学び考える契機となった。
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文書は難しいがゆっくり読み進めれば面白くて気づきが溢れている本。 目から鱗で、教養の幅がかなり広がった。
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歴史書なのに小説のようにワクワクする! 歴史が好きだし、歴史の新たな視点を見せてくれる文書が大好きだから読んでいて楽しかった。 気になったのは、著者が人々はホモサピエンスが唯一の人類であることを望んでいるような書き振りだったこと。私からすると、ホモサピエンスの血の中に他の人類種...
歴史書なのに小説のようにワクワクする! 歴史が好きだし、歴史の新たな視点を見せてくれる文書が大好きだから読んでいて楽しかった。 気になったのは、著者が人々はホモサピエンスが唯一の人類であることを望んでいるような書き振りだったこと。私からすると、ホモサピエンスの血の中に他の人類種が混ざっているとしたら妙に納得がいくような気がするし、人種間の肌の色などの違いも説明できるような気がしてとてもロマンを感じてしまうのだけれど、、。ホモサピエンスが唯一無二の存在でありたいと願うのは西洋的なのかなと勝手に思った。 あとは「虚構」の言葉のチョイスが気になった。嘘のニュアンスが強い気がして、空想とか神話とかの方がしっくり来る気がした。(どうでもいいかもしれないけれど笑)
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文章のレトリックが素晴らしい。読みながらメモすることが多すぎて、いい意味で全然読み進められない。学びの多い本である。 カトリック司教のことを「カトリックのアルファオス」と呼ぶのは面白い表現だと思った。性行為という感ではチンパンジーのアルファオスと対照的な存在であることがわかりや...
文章のレトリックが素晴らしい。読みながらメモすることが多すぎて、いい意味で全然読み進められない。学びの多い本である。 カトリック司教のことを「カトリックのアルファオス」と呼ぶのは面白い表現だと思った。性行為という感ではチンパンジーのアルファオスと対照的な存在であることがわかりやすいからである。 様々な学説が紹介されるが、それに対する反論として持ってくる例が上手すぎる。例えば、「男は女よりも力があり、力仕事をしてきたから権力を持っている」という説に対しては、「ではなぜ男が体力がいらない聖職者になって、女ばかりが畑作業のような労働作業をさせられることが多いのか」といった例え話を持ってくる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
思った以上に衝撃をうけた。ただの歴史書、説明文かと思ったら、ある意味哲学書だな、これ。 結構今までの価値観を覆された項も多かった。 サピエンスの誕生から狩猟ー農耕ー文明までの流れは知識として知的好奇心をくすぐられる内容であり、推察の部分についても納得感ある流れ。 虚構という概念については本当に衝撃的。 宗教なんて全て虚構、人種差別も虚構だし、逆にそれが平等で人権を尊重すべきという考え方も虚構、金も会社も帝国も全部虚構。 虚構があるからサピエンスは覇権をとれた。 なるほどねぇ。そういう風にも考えられるのかと、納得した反面、半分モヤモヤ。 下巻が楽しみです。
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