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サピエンス全史(上) の商品レビュー

4.3

70件のお客様レビュー

  1. 5つ

    29

  2. 4つ

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2024/08/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

数年前に アメトーーク にてカズレーザーが絶賛していた本。 (こういう本の感想を書こうとする度に、自分の文才の無さを痛感する…) まさしくサピエンス“全史”。 有史以前から現在までを股にかけ、生物学的側面だけでなく考古学的にも宗教的にも科学的にも何層にも渡って人類のこれまでを語ってくれる。 この壮大な文章から何を学んだかを整理して語れる程の学が無いのがもどかしく、終始「ふむふむ、なるほど、凄いなぁ」と幼稚な感想を抱きつつ、かつ夢中になって読み進めた。 そんな中の素朴な感想(?) ・筆者さんの例え話がとてもとても分かりやすく面白い。 ・筆者さん、かなりの皮肉家だね(笑)。 ・筆者さん、なんと同い年!!! ………特別な才をもつ人って、凡人とは全く違う構造の脳を持っているのだろうな…と、時々思う。 ★4つ、9ポイント。 2024.08.21.新

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2024/08/18

まず、このタイトル‼️ 書けますか!?ホモサピエンスの全史! この人書けちゃうんです。 そして、知識の繋がりの快楽‼️ たまらない本でした

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2024/08/17

人間が他の動物に勝てるようになったのは、武器や医療のおかげだと、そしてそれはものごとを正しく理解して応用できるからだと、その程度のイメージで止まっていた。  しかしこの本は、人の力の根本的な要因は、現実に存在しない虚構を集団で信じられることだ、という。集団で想像に浸ることなんて、...

人間が他の動物に勝てるようになったのは、武器や医療のおかげだと、そしてそれはものごとを正しく理解して応用できるからだと、その程度のイメージで止まっていた。  しかしこの本は、人の力の根本的な要因は、現実に存在しない虚構を集団で信じられることだ、という。集団で想像に浸ることなんて、逆に力を損なう印象すらあった。でも結局は納得させられてしまった。サピエンスより脳の大きいネアンデルタール人との生存競争の証拠にも、ハンムラビ法典とアメリカ独立宣言がともに神話に依存しているという例にも、深く頷かされた。  ただ、虚構の共有がいかに強力だとしても、それがカースト制度やレイシズムをも生み出したこともきちんと指摘されている。著者も似たようなことを言っていたかもしれないが、誰かを傷つけるような秩序を批判的に見直して変えていくのにも、その秩序が想像上のものに過ぎないという認識は一役買うと思う。その意味で、単なる驚き以上の価値をもった仮説なのではと感じた。  新作が待ち遠しい...

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2024/08/09

人間とは何なのか。一度は考えたことがあるけど実際どうなのかは知らなかったのがわかったので面白い。分厚めで後半は歴史っぽくなったので少し退屈してしまった。

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2024/08/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

歴史は繰り返す…この言葉をここまで壮大なスケールで物語る本に初めて出会った。 『銃・病原菌・鉄』の冒頭に近しい始まり方で、最初はそうだったよなーとか、科学アプローチのあった方が面白いなーとか思っていたが、とりわけ帝国主義と文化に関する章で一気に引き戻された。 途中にある「人類は一つの集団にまとまろうとしている。それを繰り返している」という趣旨の前振りを鮮やかに回収。何事も白黒ハッキリさせようとする短絡的思考へのアンチテーゼも感じる。著者の知見の広さに感服…

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2024/08/08

確実に筆者の意図していないところだと思うが、この本を読んで、人間社会が生きやすくなると思う。 今まで人間の社会こそがすべてで、確実なものだと思っていた。だが人間の社会というものは、長きにわたる地球の歴史で、ぽっと出の1生命体の想像だった。それを知ることで、一生懸命に生きなくても大...

確実に筆者の意図していないところだと思うが、この本を読んで、人間社会が生きやすくなると思う。 今まで人間の社会こそがすべてで、確実なものだと思っていた。だが人間の社会というものは、長きにわたる地球の歴史で、ぽっと出の1生命体の想像だった。それを知ることで、一生懸命に生きなくても大丈夫だと思えてくる。 この本を読んでから、人間と人間社会を俯瞰して見られるようになった。

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2024/07/25

現在の人間の価値観がどのように変遷してきたかの壮大な思考を辿る本。情報が多量、多岐に及ぶので読み進めるのに体力がいる。今の世界の分断や自由、平等についての問題がなくならないのもわかる気がする。

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2024/07/11

上巻までで満足した。 原始時代から現代に至るベースは何であったか。 答えは、自らが所属する部族間以上の規模で協力することだ。 そのためのツールとして、様々なものが生み出されてきた。 確かに、そう考えると諸問題を理解しやすい。

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2024/07/03

確かに世界というか、歴史の見方を劇的の変えてくれた書であったと思う。 しかし、すぐに寝落ちして、読了には1ヶ月近くかかってしまった。 下巻を読むのは、就寝前はやめることにする。

Posted byブクログ

2024/06/29

想像上の秩序は人間が効率的に協力するための唯一の方法と説く本。 貨幣は最も普遍的で、最も効率的な相互信頼の制度。

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