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リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

4.1

623件のお客様レビュー

  1. 5つ

    219

  2. 4つ

    253

  3. 3つ

    112

  4. 2つ

    11

  5. 1つ

    2

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2024/09/08

リカバリーしていく前向きな物語なんだろうけど 前半がしんどくて同調しちゃうのがモヤモヤ まぁ頑張って読む事にする 青山さんの紡ぎ出す言葉はきっと癒しになると思うから 褒められたくて頑張っているんじゃない 自分が決めた事ならそれでオッケーかも 目標を褒められる事にしてしまうと...

リカバリーしていく前向きな物語なんだろうけど 前半がしんどくて同調しちゃうのがモヤモヤ まぁ頑張って読む事にする 青山さんの紡ぎ出す言葉はきっと癒しになると思うから 褒められたくて頑張っているんじゃない 自分が決めた事ならそれでオッケーかも 目標を褒められる事にしてしまうと 褒められないとくじけてしまう 他者基準は良くないな そうでなくても懸命に生きている事がいいはず

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2024/08/30

違う世代の悩み弱みを公園のアニマルライドに呟いたり語ってみてリカバリーして行く姿に自分もしなけゃなと思ってしまいます。 その町や人との繋がりに和めました。

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2024/08/30

題名が良い。リカバリー・カバヒコ!声に出して言いたくなる。 風雨に晒されながら長年みんなの事を見守って来たん だなと思うと無機物なのにも関わらず、健気で可愛く思えてくる。 青山さんの作品は息抜きに読むのに丁度いい。

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2024/08/30

リカバリーカバヒコは 自分の痛いところなどを触ると 治してくれるという 伝説のアニマルライド アレって「アニマルライド」っていうんだ! (そこ!) 神社仏閣にもよくあるやつで 大概顔とかツルツルになってる 目とか頭とか腰とか足とか みんな治したいんだよね そういう私も老眼…...

リカバリーカバヒコは 自分の痛いところなどを触ると 治してくれるという 伝説のアニマルライド アレって「アニマルライド」っていうんだ! (そこ!) 神社仏閣にもよくあるやつで 大概顔とかツルツルになってる 目とか頭とか腰とか足とか みんな治したいんだよね そういう私も老眼… というわけで最後のお話が一番 身につまされたんだけど ありふれた人間の悩み 若者も初老もみんな抱えてる 普遍的な悩み だから今作は人気なんだろう ただ マンションじゃなくて 団地のイメージだったな

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2024/08/29

やっと初青山先生。予約しても一生回ってこないですよね。大人気…ようやく手に届きました。 読書スキルを問わず楽しめて、老若男女、誰でもスルスル入り込める読みやすさでした。 短編をカバヒコでひとくくりにしてますが、どの話も短編とは思えないようなそれぞれの人生の厚みを感じます。 どこと...

やっと初青山先生。予約しても一生回ってこないですよね。大人気…ようやく手に届きました。 読書スキルを問わず楽しめて、老若男女、誰でもスルスル入り込める読みやすさでした。 短編をカバヒコでひとくくりにしてますが、どの話も短編とは思えないようなそれぞれの人生の厚みを感じます。 どことなく瀬尾先生を彷彿とさせる雰囲気。 カバヒコかわいい。

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2024/08/26

カバヒコに触れて、リカバリー!? 驕らず、身の丈にあう振る舞いで 自分を見つめ直す。 癒し、優しい気持ちになれる作品でした!

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2024/08/25

辛いけどカバヒコに元気をもらうそれぞれの温かい話。 「ちはるの耳」が印象に残った。耳管開放症と診断され休職して実家にこもっているとき、こんな日は世界中がみんな外の美しさを謳歌しているような気持ちになるというのが共感できた。 一番好きなのは「和彦の目」だった。相棒みたいなカバヒコい...

辛いけどカバヒコに元気をもらうそれぞれの温かい話。 「ちはるの耳」が印象に残った。耳管開放症と診断され休職して実家にこもっているとき、こんな日は世界中がみんな外の美しさを謳歌しているような気持ちになるというのが共感できた。 一番好きなのは「和彦の目」だった。相棒みたいなカバヒコいいな(*´-`)

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2024/08/24

優しい気持ちになれる本。 アニマルライドのカバヒコが、登場人物たちの不安や悩みに寄り添い、そっと背中を押してくれるような存在。 気に入った話は「勇哉の足」。 クラスメイトのスグルくんの素直で真っ直ぐな言葉や行動に癒される。 少し疲れてる時に読むと、元気がもらえます。

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2024/08/24

青山さんの最新作ということで 楽しみに読んだ。 カバヒコという公園のアニマルライドを中心に展開されていく物語。 自分的お気に入りポイントだった所は、 最後にカバヒコのジンクスの本当の意味(?)が明かされることと、 どの登場人物の背景もリアルで共感しやすいところ。 今回も癒しの...

青山さんの最新作ということで 楽しみに読んだ。 カバヒコという公園のアニマルライドを中心に展開されていく物語。 自分的お気に入りポイントだった所は、 最後にカバヒコのジンクスの本当の意味(?)が明かされることと、 どの登場人物の背景もリアルで共感しやすいところ。 今回も癒しの読書体験ができました。

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2024/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

それぞれ身体の悩みを抱えたアドヴァンス・ヒルの住人たちが、日の出公園のアニマルライド、カバヒコに思いを打ち明け、触ることで自分の内面を整理し、それぞれの道に確信を持って進んでいく、心温かくなる短編集が5話入っている。 青山さんの本は木曜日にはココアを、と赤と青とエスキースに続いて3作目で、短編集の各話に次のお話の登場人物が出てきたり、後日の姿が描かれたりする繋ぎ方が特徴的で、とっても優しさと温もりを感じるストーリーが特徴。悪い人が1人もいなくて、人の優しさの琴線に触れる笑顔が溢れるようなお話。青山さんがオーストラリアに深い思い入れのある方なのは知っていたけど、今作は完全なフィクションでオーストラリアではなく舞台は日本の都内、アドヴァンス・ヒルの住人たち。初めてオーストラリア抜きの作品を読んで、それでも温かさに心が包まれた。 1番共感を持てたのは2話、紗和の口。 ファッションアドバイザーとして全国大会で受賞するほど接客の仕事が好きだった紗和は、娘みずほの出産を機に仕事を辞め、専業主婦になる。新しくアドヴァンス・ヒルに引っ越したことで幼稚園も変わり、新たなママ友たちの関係に違和感を覚えつつも自分の意見を言うに踏み出せず、曖昧な日々に悶々し、ついに恐れていた事態、ママ友たちに省かれることになる。彼女はカバヒコに、ママ友たちの関係の修復と、自分が思うように喋れる口にリカバリー欲しいと願った。 結局彼女は自分のペースを貫く絹川さんと知り合い、何話か後にはブティックのパートタイムに勤務することになって、彼女のペースを掴みながら幸せな生活を送っている。 この話を読んで、自分のペースを守るためには他人に嫌われることも必要なんだな、と思った。全員に好かれることなんてもちろんできないけど、大事にしたいものの優先順位を曲げず、みずほからもらったバッジに誇りを持ち、自分の生き甲斐であった接客の仕事に戻っていきいきしてた紗和の姿はかっこいいし、みんなで馴れ合っていた頃と比べて自分の理想に近い気がした。 私も今、かつての紗和のように人目を気にしがちで、自分のやりたいことを周囲に伝えられずにいるけど、カバヒコのにんまりした大きな口に助けられたいなと思った。変われるかな。変わりたいな、自分。

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