リカバリー・カバヒコ の商品レビュー

青山美智子(著者)

2024/09/08

ハートウォーミングな連作なんだけど、個人的にはあまりハマらずサラッと読了。なんというか……うまいこと！例えましたよ！！という感じがグイグイ来る。

2024/09/08

自分が子どもの頃、木登りをした木に沢山話しかけていた事を想い出しました。大人になっても何かしら悩みはあり、話の内容が自然と自分に投影され涙が出てきました。カバヒコがいたらどこから撫でようかな、、、沢山あり過ぎる。

2024/09/07

めちゃくちゃ良かった。短編で読みやすいのと、各回の主人公がその後他の住人と繋がるのも良かったし、最後の話は特に泣けた

2024/09/07

自分を見直す時は、肯定も否定もなく
問いかけが一番いいのかも。
話しかける存在がカバヒコだった。
カバヒコ的な存在がそばにいてくれると安心だよね。

2024/09/07

あまり考えずに読める。急展開とか、予想外の展開もなくほのぼの進んでいく話。
とある新築マンションに暮らす人たちは、それぞれが抱えているものがあってそれを受容していく。
抱えている本心に気づく、変わるきっかけにあるのはリカバリーカバヒコ！
ただのカバの遊具！苦しさがあるから、藁にも縋りたい思いを藁ではなくカバにすがって本心に気づく、受け止める。何でもいいから何かしらのきっかけが必要なんだと思った。
主人公？が変わって物語は進んでいくが、他の話では元気そうに、何ともないようにみえる人たちが実はいろんな思いを抱えている。実は自分の周りの人達もその人たちのいろんな物語や背景があるんだろうなとしみじみ。
一見、快活で何の悩みとなさそうなクリーニング屋さんのおばあちゃんにも実は抱えていることがあった。表面上じゃわからないなー。

2024/09/06

私が読んだ中では久しぶりに平和な物語。

読みやすいし、難しい言葉も出てこないので
中高生にもオススメできる本かなと思いました。
(読書感想文推薦図書みたいな雰囲気)

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サンライズ・クリーニングのおばあちゃんが広めた日の出公園のアニマルライド(カバ)の話。

近くに住むマンションの住人がカバヒコとクリーニング店をきっかけに少しずつ交差しながら、
それぞれの悩みごとに短編小説のようになっている。

一つひとつの話は短いので、寝る前の読書にも最適でした。

2024/09/04

相変わらず優しいお話です。
カバヒコにすがってくる人にきっかけをくれて、自らが気づき好転してゆく。身体の不調は、心と繋がっていることをあらためて気づきます。

2024/09/02

本当に青山さんの本って借りるじゃ満足できなくて、ちゃんと買って宝物みたいに本棚に置いておきたくなる。

2024/09/01

目は見たいと思うものを映し出すし、自分自身をを騙し続けることもできない。自分が大切だと思うことを信じて、正直に真っ直ぐ生きることは難しいけど…小さな気づきや小さな一歩を踏み出す勇気を、そっとそばで見守ってくれる、人と人を繋げてくれているって、ちょっと古くて色ハゲもして涙目に見えるカバヒコの存在がとても素敵だと思った。

2024/08/31

世代の違う登場人物たちの様々な悩み、不思議とどの悩みにも共感出来ました。それぞれが前に進んで行く様子に、そういう考え方があったのか、と気付きを得ることも出来ました。
心がほっこりする素敵な作品。